Johnson & Johnson(日本における医療用医薬品事業の法人名:ヤンセンファーマ)は2026年9月16日、EGFRおよびMETを標的とする二重特異性抗体アミバンタマブの皮下注製剤「リブロファズ配合皮下注」について、ラゼルチニブとの併用時に4週に1回投与する用法・用量の追加承認を取得したことを発表した。あわせて、アミバンタマブ3,520mgを含有する「リブロファズ配合皮下注22mL」の製造販売承認も取得した(従来は1,600mg、10mL)。
今回追加された4週に1回投与の対象は、EGFR遺伝子変異(exon20挿入変異を除く)陽性の切除不能な進行・再発非小細胞肺がん(NSCLC)。ラゼルチニブと併用するB法では、4週間を1サイクルとして、1サイクル目は週1回投与し、2サイクル目以降は従来の2週に1回に加え、4週に1回の投与が選択可能となった。4週に1回の場合、2サイクル目以降のアミバンタマブ投与量は、体重80kg未満で3,520mg、80kg以上で4,640mgとなる。
4週に1回投与の根拠となった国際共同第II相PALOMA-2試験のコホート5では、化学療法歴のないEGFR遺伝子変異陽性(exon19欠失またはL858R)の進行・再発NSCLC患者77例(日本人10例を含む)を対象に、アミバンタマブ皮下注製剤+ラゼルチニブの有効性・安全性、薬物動態が検討された。
主要評価項目である治験担当医師判定に基づく奏効率は79.2%であった。主な副作用として、爪囲炎(71.4%)、発疹(63.6%)、低アルブミン血症(57.1%)、口内炎(45.5%)、ざ瘡様皮膚炎(40.3%)が報告された。
(ケアネット 佐藤 亮)