降圧薬の種類と心血管リスク、ARB vs.CCB vs.利尿薬vs.β遮断薬 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2025/08/13 血圧が良好にコントロールされている高齢高血圧患者において、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)およびカルシウム拮抗薬(CCB)の長期使用は、サイアザイド系利尿薬やβ遮断薬と比較して、心血管イベントの複合アウトカムに対してより大きなベネフィットをもたらす可能性が示唆された。中国・北京協和医学院のXinyi Peng氏らは、STEP試験の事後解析として、ARB、CCB、サイアザイド系利尿薬、β遮断薬という4つの降圧薬クラス… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 (ケアネット 遊佐 なつみ) 原著論文はこちら Peng X, et al. BMC Med. 2025;23:365. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 中国人でも積極的降圧の有用性を証明するも、論文としての粗さも目立つ~STEP試験(解説:桑島巖氏) CLEAR!ジャーナル四天王(2021/09/15) 60~80歳高血圧、強化治療が標準治療のベネフィットを上回る/NEJM ジャーナル四天王(2021/09/09) 降圧薬の心血管リスク低減効果、朝服用vs.就寝前服用/JAMA ジャーナル四天王(2025/05/22) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 免疫不全状態の皮膚扁平上皮がん患者、β-HPVが発がんに直接関与か/NEJM(2025/08/13) 冠動脈疾患への抗血栓療法、アウトカムに性差はあるか/BMJ(2025/08/13) ファイザー・ビオンテック、LP.8.1対応コロナワクチンの承認取得(2025/08/13) 乳児期の保湿剤使用でアトピー性皮膚炎の発症率低下、非高リスク集団ほど(2025/08/13) 錐体外路症状の早期発生は予後不良の予測因子か(2025/08/13) オランザピンの制吐薬としての普及率は?ガイドライン発刊後の状況を聞く(2025/08/13) [ あわせて読みたい ] 第50回日本骨髄腫学会学術集会:独占インタビュー(2025/04/18) ASCO2025 まとめ(2025/06/02) かかりつけ医のためのがん患者フォローアップ(2025/06/13) 医療・介護施設従事者のための転倒・転落事故へのアプローチ ~転倒・転落事故のメカニズム、予防、事故後フォローのすべて~(2025/02/27) 非機器的早期運動療法はDVT発生率を低減【論文から学ぶ看護の新常識】第1回(2025/02/05) トレンド・トーク『肺がん』(2024/06/11) 災害対策まとめページ(2024/02/05) Dr.大塚の人生相談(2024/02/26) IBD(炎症性腸疾患)特集(2023/09/01) 旬をグルメしながらCVIT誌のインパクトファクター獲得を祝福する【Dr.中川の「論文・見聞・いい気分」】第63回(2023/08/29)