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妊娠中のカフェイン摂りすぎが子供の体脂肪を増やす?

提供元:ケアネット

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公開日:2016/04/07

 

 妊娠中のカフェイン摂取と低体重児出産との関連性は以前から指摘されており、出生時の低体重は、後の体脂肪分布とインスリン抵抗性に悪影響を与えることが示唆されている。これを踏まえ、オランダ・エラスムス医療センターのEllis Voerman氏らは、母親の妊娠中のカフェイン摂取と、その子供の初期生育、就学年齢時の体脂肪分布との関連性を調査した。その結果、妊娠中のカフェイン多量摂取は、子供の成長パターンや後の体脂肪分布へ悪影響を及ぼす可能性が示唆されたという。Obesity (Silver Spring)誌オンライン版2016年3月26日号掲載の報告。

 本研究は人口ベースの出生コホートで、7,857人の母親とその子供が対象となった。母親の妊娠中のカフェイン摂取量については、アンケート調査によって評価を行った。また、子供の出生時からの成長特性、6歳時点での体脂肪とインスリン値を測定した。

 結果は以下のとおり。

・妊娠中の1日当たりのカフェイン摂取量が2単位未満(1単位=コーヒー1杯に含まれるカフェイン量90mgに相当)の母親の子供に比べて、6単位以上の母親の子供では、出生時の体重が低く、出生時から6歳までの体重増加が大きく、6ヵ月から6歳までのBMIが高い傾向にあった。
・(妊娠中の1日当たりのカフェイン摂取量が)4~5.9単位および6単位以上の母親の子供は共に、幼児期のBMIと総体脂肪量がより高い傾向にあった。
・(妊娠中の1日当たりのカフェイン摂取量が)6単位以上の母親の子供は、アンドロイド/ガイノイド脂肪量比がより高かった。

(ケアネット 河野 祐子)