ノバルティス 国内ワクチンメーカーと日本における狂犬病ワクチンの開発・供給について契約締結 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2010/09/02 ノバルティス ファーマ株式会社は8月24日、スイス・ノバルティス社と一般財団法人化学及血清療法研究所(以下、化血研と略)が、同社が海外で販売している精製ニワトリ胚細胞培養狂犬病ワクチン(海外での製品名:Rabipur)について、日本における開発・供給および販売に関する契約を締結したと発表した。この契約締結により、化血研は、ノバルティスのドイツ・マルブルグ工場で製造される狂犬病ワクチンの日本での開発を行い、製造販売承認の取得を目指すという。製造販売承認の取得後、化血研は本製品を輸入し販売を行う予定で、ノバルティスも日本で本製品の販売を行うオプション権を有しているとのこと。狂犬病は、日本では1956年以降発症例はないが、狂犬病流行国で犬に咬まれ帰国後に発症した輸入感染事例が、1970年にネパールからの帰国者で1例、 2006年にフィリピンからの帰国者で2例報告されている。狂犬病は日本、英国、オーストラリア、ニュージーランドなどの一部の国々を除いて、全世界で発生しており、特に日本と交流の多い、アジア地域での死亡者が半数以上を占めているという。詳細はプレスリリースへhttp://www.novartis.co.jp/news/2010/pr20100824.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 再発を伴わない二次性進行型多発性硬化症、tolebrutinibが障害進行リスク抑制/NEJM(2025/04/25) 米国出生率、中絶禁止導入州で上昇/JAMA(2025/04/25) 症状のない亜鉛欠乏症に注意、亜鉛欠乏症の診療指針改訂(2025/04/25) サブタイプ別転移乳がん患者の脳転移発生率、HER2低発現の影響は(2025/04/25) 2年間のフレマネズマブ治療の有効性および継続性〜国内単一施設観察研究(2025/04/25) 遺伝性アルツハイマーへのgantenerumab、発症リスク低下に有効か(2025/04/25) tenecteplase、脳梗塞治療でアルテプラーゼと同等の効果(2025/04/25) 低ホスファターゼ症の新たな歯科症状が明らかに―全国歯科調査(2025/04/25)