一生のうちにがんと診断される確率、ご存じですか? がん検診に関する意識調査より 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/11/06 ソニー損害保険株式会社が30日、「がん検診に関する意識調査」の結果を発表した。調査では、「女性の3人に1人が、一生のうちにがんと診断される確率がある」ということを、女性の59.6%が「知らなかった」と回答していた。この調査は、同社が2009年10月19日~20日、15歳~49歳の男女で“がんになった経験がない人”に対し、インターネットリサーチで実施したもの。有効回答は1,000名で、男性、女性、各500名。「女性の3人に1人が、一生のうちにがんと診断される確率がある」ことを知らなかった女性は59.6%だったが、男性の場合、「男性の2人に1人が、一生のうちにがんと診断される確率がある」ことを知らなかった男性は76.6%であった。同社は、男性より女性のほうががんになるリスクを認知している一方、まだまだ多くの人ががんについて十分に理解していないのでは、という。がん検診の受診の有無については、「定期的に受けている」9.9%、「受けたことがある」14.0%、「受けたいと思っているが、受けたことがない」40.8%、「受けたいと思っておらず、受けたことがない」35.3%となり、8割近くの人が検診を受けたことがないと回答していた。男女別にみると、「受けたことがない」(「受けたいと思っているが、受けたことがない」と「受けたいと思っておらず、受けたことがない」の合計)と回答した女性は65.8%、男性は86.4%にのぼった。また、「受けたことがない」と回答した761名に、検診を受けない理由について聞いたところ(複数回答形式)、女性の1位は「検診を受けるタイミングがわからない」47.1%、男性の1位は「今のところ特に体に異常がみられない」40.0%となっており、男性と女性の違いが見られたという。詳細はこちらhttp://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2009/10/20091030_1.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] VTE後の抗凝固療法、90日以上継続で再発リスク大幅低下/BMJ(2025/12/10) 未治療および再発・難治性CLL/SLLへのピルトブルチニブ、イブルチニブと直接比較(BRUIN-CLL-314)/JCO(2025/12/10) 成人の肺炎球菌感染症予防の新時代、21価肺炎球菌結合型ワクチン「キャップバックス」の臨床的意義/MSD(2025/12/10) 日本におけるアルツハイマー病診断の時間短縮フロー〜東京大学(2025/12/10) アトピー性皮膚炎へのウパダシチニブ、増量および減量の有効性と安全性/BJD(2025/12/10) ヌシネルセンの高用量処方はSMA患者のQOLをさらに改善する/バイオジェン(2025/12/10) 飲酒が加齢性難聴リスクに影響~日本人1万4千人のデータ(2025/12/10)