多剤抵抗性骨髄腫に対する新規治療薬selinexor―NEJM;Oral Selinexor-Dexamethasone for Triple-Class Refractory Multiple Myelomaを読んで―解説:藤原 弘 氏)-1119

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2019/10/07

本記事のコメンテーター

藤原 弘( ふじわら ひろし ) 氏

三重大学大学院医学系研究科 個別化がん免疫治療学分野

三重大学複合的がん免疫療法研究センター

骨髄腫に対する新規治療薬の開発が進み、今では、プロテアソーム阻害剤(PIs)、免疫調節薬(iMIDs)、そして抗体薬をそれぞれ複数手にしている。そのうえで、より深い寛解を目指して自家移植を中心に、これら薬剤を組み合わせて、あるいは使い分けて、患者QOLを保ちながらOSを延ばすことに苦心している。その“How to”自体が1つの重要なclinical questionとなっている。さらには、シクロホスファミドをはじめ、CHOP療法のようなリ…

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