第8回 「スマホ習慣」が脳を救う?意外な研究結果 最終更新:2025/04/24 便利なテクノロジーに依存することで頭を使わなくなり、認知症リスクが高まるのではないかという「デジタル認知症仮説」が提唱されています。しかし、その懸念を覆すかもしれない研究結果が報告されました。
第7回 コーヒーの淹れ方が心臓の健康を左右する?ディテールがモノを言うかもしれないという話 最終更新:2025/04/17 コーヒーに含まれるジテルペンは、LDLコレステロール値を上昇させる可能性があるとされています。最近のスウェーデンの研究で、コーヒーの淹れ方によって、ジテルペンの濃度がかなり異なることが報告されました。
第6回 アルツハイマー病遠隔診療の可能性と落とし穴 最終更新:2025/04/10 AD治療薬を販売するリリーが、AD患者を遠隔診療の医師につなぐ新たなプラットフォームを提供することが報じられました。遠隔で早期診断や治療を受けられる体制が注目される一方、利益相反などの問題が懸念されています。
第5回 あなたのDNA情報が売られる?―米23andMeの破綻と「遺伝情報」のリスク 最終更新:2025/04/03 唾液を送るだけで祖先のルーツや将来の病気リスクなどがわかる簡易な遺伝子検査サービスで、米国で人気を得ていた企業「23andMe」が破産。1,500万人以上の顧客の遺伝情報流出が懸念されています。
第4回 急拡大する「やせ薬」、新たなリスクにも警戒を 最終更新:2025/03/27 GLP-1製剤は肥満に効果がある一方、新たな研究で「NAION」という眼疾患リスク増加の可能性が示唆されました。安価な類似薬の普及や美容目的の不適切使用も懸念され、適正使用と消費者への注意喚起が必要です。
第3回 加速する高齢化と揺らぐ老年医療──迫り来る「専門医不足」の波 最終更新:2025/03/20 山田氏が専門とする老年医学ですが、米国でもこの分野の医師不足が懸念されています。若手の医師は、総合力が求められる老年医学よりも、より専門性が高く高収入が見込まれる分野に進む傾向があるようです。
第2回 鳥インフルエンザ:米国で高まる懸念、政府の対応は? 最終更新:2025/03/13 米国での鳥インフルエンザの影響が過去最大規模に。鳥だけでなく、乳牛にも感染が広がり、ヒトへの感染も不安視されています。しかし、前政権が決定したワクチン開発支援が、トランプ政権下で打ち切りになる可能性が。
第1回 FDAが承認した革新的「非オピオイド鎮痛薬」の衝撃、疼痛管理に新たな選択肢 最終更新:2025/03/06 ニューヨークで活躍する医師の山田悠史氏によるニュース批評がスタート!第1回は、FDAが承認した非オピオイド鎮痛薬「suzetrigine」について。米国で深刻化するオピオイド危機に、新たな希望となるでしょうか。