15の診断名・11の内服薬―この薬は本当に必要? 最終更新:2024/09/24 こんなときどうする?高齢者診療 90歳男性。15の診断名と11の内服薬を伴って初診外来にやってきました。11種類もの薬は本当に必要なのか?薬剤の副作用と老年症候群を見分ける方法、ポリファーマシーへの介入を解説します。
サバで一度だけ皮疹、特異的IgE検査は適切? 最終更新:2024/09/23 日常診療アップグレード 食物アレルギーの検査を希望して32歳男性が来院。3年前にサバを食べて皮疹が出たことがあるものの、その後はサバを食べても皮疹が出ることはないとのこと。特異的IgE検査は実施すべきでしょうか?
呼吸困難で鎮静、どの薬剤をどう使う? 最終更新:2024/09/20 非専門医のための緩和ケアTips 「緩和的鎮静」とは、ほかの手段での苦痛緩和が難しく、意識レベルを低下させることでしか症状を和らげることができない場合に検討されるものです。実施する際には、何に注意すればよいのでしょうか?
研修医のプレゼンを熱血指導!スライドで指摘されるポイントは? 最終更新:2024/09/19 Dr.中島の新・徒然草 自身が経験した症例を、スライドを使って5分間でプレゼンする研修医。上級医たちから熱血指導を受けることに。内容よりもスライドの体裁について、1時間近く指摘されました。上級医が目を付けるポイントは?
アスピリン発見の歴史、発見者に人違いも!? 最終更新:2024/09/18 臨床力に差がつく 医薬トリビア クイズ形式で学ぶ、臨床現場で発生するふとした疑問への答えや豆知識。今回はアスピリン発見の歴史について。柳の樹皮に鎮痛効果があることを発見した人物は、誤植により間違った名前で後世に功績が伝えられました。
雨の日に悪化する頭痛、漢方を処方するなら? 最終更新:2024/09/17 漢方カンファレンス 雨が降る前に頭痛が増悪する傾向にある患者さんが来院。現代医学的には一次性頭痛を片頭痛、筋緊張性頭痛、群発頭痛に分類しますが、漢方医学でも頭痛の要因はさまざまです。漢方医の診療をみていきましょう。
馬刺しに食中毒の危険はない? 最終更新:2024/09/16 一目でわかる診療ビフォーアフター 鳥刺しやユッケなどの摂食による腸管感染症の危険性は周知されていますが、生で食べることのできる馬刺しには腸管感染症はないのでしょうか?
患者さんに聞かれてわからないことがあったら? 最終更新:2024/09/11 もったいない患者対応 患者さんの口から聞いたことのない薬の名前や治療法が登場し、思わず面食らってしまう場面はないでしょうか。このようなとき、どのように対応されますか?
バーベキューから数日後の腹痛・下痢、診察と治療のポイント 最終更新:2024/09/09 日常診療アップグレード 来院の7日前に友人とバーベキューを実施し、2日前から頭痛と38.5℃の発熱、1日前から腹痛があるとのこと。来院日は水様便となっています。何を疑い、どのように診察・治療を行うべきでしょうか?
エリスロシン錠争奪戦 最終更新:2024/09/05 現場から木曜日 マクロライド系抗菌薬のエリスロシン錠の供給が不足しています。呼吸器内科では長期投与する患者さんが多く、代替としてクラリスロマイシンがまれに提示されることも。しかし、マクロライド耐性を助長するため注意が必要です。
めまいが強くて開眼が困難…まずすべき対応は? 最終更新:2024/09/04 救急処置おさらい帳 前回は良性発作性頭位めまい症(BPPV)の患者さんの対応を紹介しました。今回は、BPPV以外のめまいの対応を紹介します。頭位変換でめまいが誘発されず、継続して眼振がある場合、どのような対応が必要でしょうか?
芍薬甘草湯が効かないこむら返りには? 最終更新:2024/09/03 漢方カンファレンス こむら返りには芍薬甘草湯が有名ですが、芍薬甘草湯が無効の場合もあります。漢方医の問診とカンファレンスをもとに、代替の漢方薬を考えてみましょう。
暑い時期に増える魚によるアレルギー様の食中毒 最終更新:2024/09/02 一目でわかる診療ビフォーアフター 鮮度の落ちた魚を食べてから1~2時間で下痢、顔面紅潮、皮疹などの症状が生じるアレルギー様の食中毒があります。この食中毒は夏に増えるといわれますが、その原因として考えられるものとは?
医療従事者の熱中症リスク、アンケートでみえてきたこと 最終更新:2024/08/30 バズった金曜日 高齢者の熱中症リスクはたびたび報道されますが、実は高齢者の診察や介護にあたる医療従事者にもリスクが伴うことが、介護職を対象としたアンケート調査から明らかに。さて、熱中症経験者はどのくらいいるでしょう。
脾腫を診るとき、気を付けるべき感染症は? 最終更新:2024/08/30 1分間で学べる感染症 脾腫を来した患者を診る場合には、前回学んだ語呂合わせの「CHINA」の疾患に加え、感染症の多様な鑑別診断を念頭に置いて、精査やリスクに応じた治療をすることが重要です。
ジャガイモ料理を食べて嘔吐・下痢、対処法は? 最終更新:2024/08/29 これって「食」中毒? 身近に潜む危険な動植物にフォーカスし、中毒学の第一人者である上條吉人氏が鑑別診断や対処法を解説します。今回はジャガイモ料理を食べて体調を崩した事例での問診時の注意点や対処法について。
孤独な高齢患者さんを前向きにするには?まずはアポ取りから 最終更新:2024/08/29 Dr.中島の新・徒然草 総診外来に3ヵ月ごとに通院する高齢男性。開口一番言ったことは「気がついたら首を吊っていて…」。独居で人と喋る機会がなく、行為に至ったとのこと。中島氏は、まずは自分でケースワーカーに連絡することから勧めます。
書籍紹介『ポケジェリ―AGS高齢者診療マニュアル』 最終更新:2024/08/29 医学のしおり 米国老年医学会が刊行する、“Geriatrics At Your Fingertips”の翻訳版。全面的な薬剤監修も実施し、丁寧な日本化を試みました。実践で使いこなしながら学べる1冊になっています。
「どのくらいで治る?」と聞かれたら? 最終更新:2024/08/28 もったいない患者対応 手術後に患者さんから治癒までの期間を問われ、抜糸までの期間を伝えました。しかし、創部感染により治療が長引き、職場復帰が遅れた患者さんは憤慨してしまいました。どのように説明すべきだったのでしょうか?
急性期の血液凝固異常、実施すべき検査と治療方針は? 最終更新:2024/08/26 日常診療アップグレード 左下肢の急な腫れと痛みで33歳男性が来院。下肢エコー検査を行って、左大腿静脈に血栓があることを確認しました。とくに既往歴がない場合、血液凝固異常の原因を探る検査として、何を測定すべきでしょうか?