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CareNet.comでは、過日、会員医師の方々に金融資産に関するアンケートへのご協力をお願いしました。今回、その結果がまとまりましたので、3回に分けて報告いたします。2017年8月3日にCareNet.comの会員医師を対象にインターネット上でアンケートを実施、回答者総数は324名でした。第1回は、先生の金融資産についての結果です。結果概要金融資産は安全な預貯金が主流設問1「金融資産合計(負債を含まない)について」の回答では、1,000万円未満:37%、1,000~3,000万円:26%、3,000~6,000万円:19%、6,000万円~1億円:8%、1~3億円:7%、3~5億円:1%、5億以上:2%という結果となり、金融資産が3,000万円以下という回答が全体の約6割を占めました。その一方で、10%の方が金融資産1億円以上を保有するという結果も得ました。■設問1 先生の金融資産合計(負債を含みません)についてご教示ください。1) 1,000万円未満2) 1,000万円~3,000万円3) 3,000万円~6,000万円4) 6,000万円~1億円5) 1億円~3億円6) 3億円~5億円7) 5億以上設問2「資産の内訳について、持っている資産の項目(複数回答)」では、円建て預貯金(258回答)が最も多く、次いで生命保険・個人年金(110回答)、株券(76回答)、不動産(73回答)、投資信託(54回答)、外貨建て預貯金(47回答)、国債・債権(27回答)、金などの実物資産(24回答)、その他(8回答)という順になりました。比較的安全な金融商品を選択し、銀行などへの預貯金や生命保険などが過半数を占めるなど、会員の方々の安全志向が見受けられました。■設問2 資産の内訳についてお持ちの資産の項目をすべてお選びください。(複数回答)1) 円建て預貯金2) 外貨建て預貯金3) 株券4) 国債/債権5) 投資信託6) 生命保険/個人年金7) 金などの実物資産8) 不動産9) その他資産形成への関心は低い傾向設問3の「資産形成で実践したいと思っている内容について(複数回答)」の質問では、「とくに何もない」が104回答で最も多く、次いで円建て預貯金(101回答)、株式投資(87回答)、外貨建て預貯金、投資信託が同数(各50回答)、不動産経営(32回答)、FX[外国為替証拠金取引](31回答)、生命保険、金などの実物資産への投資が同数(各27回答)、国債・債権投資(24回答)、ビットコインなどの仮想通貨への投資(12回答)という順番になりました。「とくに何もない」の回答が多いことから、資産形成にはあまり関心がないという傾向が読み取れる一方で、安全な預貯金のほかに株式投資への意欲もあり、比較的リスクの低い金融商品への関心もうかがえました。■設問3 先生が、資産形成で実践したいと思っている内容をご教示ください。(複数回答)1) 円建て預貯金2) 外貨建て預貯金3) FX4) 株式投資5) 国債/債権投資6) 投資信託 7) 生命保険 8) 金などの実物資産への投資 9) ビットコインなどの仮想通貨への投資10) 不動産経営11) とくに何もない12) 上記以外