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肥満手術の術後30日間の転帰

胃を小さく切除する肥満手術(バリアチック手術:bariatric surgery)の、術後30日間の転帰に関する報告が、米国ワシントン大学のDavid R. Flum氏らLongitudinal Assessment of Bariatric Surgery(LABS)研究チームにより発表された。肥満手術は最近、元大関・小錦(現タレント・KONISHIKI)が受けたことで日本でも広く知られるようになっている。NEJM誌2009年7月30日号の掲載より。全米10施設で2005~2007年に、初回肥満手術を受けた患者4,776例を調査LABS研究チームは、超肥満に対する治療法を適切に選択できるよう、肥満手術リスクを、さらに明らかにするため、同手術を受けた患者の術後30日間の転帰を、多施設共同前向き観察研究にて検討した。対象患者は、2005~2007年、全米10施設で初回肥満手術を受けた患者で、術後30日間の主要転帰の複合(死亡、静脈血栓塞栓症、経皮的・内視鏡的・外科的な再介入の発生、退院できなかった)を評価した。期間中、初回肥満手術を受けた患者は4,776例で、平均年齢44.5歳、男性が21.1%、非白人10.9%、BMI中央値46.5。半数以上が、2つ以上の共存症を有していた。このうち3,412例がルーワイ胃バイパス術(Roux-en-Y gastric bypass)を、1,198例が腹腔鏡下(途中で開腹に切替もあり得る)胃バンディング術を受けた。残り166例は、その他の手術を受け、解析からは除外された。術後30日の死亡率は0.3%解析対象となった患者(ルーワイ胃バイパス術群、腹腔鏡下胃バンディング術群)の術後30日の死亡率は0.3%だった。1つ以上の主要転帰が発生したのは、4.3%だった。複合エンドポイントのリスク増加と、深部静脈血栓症または肺塞栓の既往歴、閉塞性睡眠時無呼吸と診断されていること、および身体機能の低下とが、各々独立して関連していた。BMIが非常に高いことと、複合エンドポイントのリスク増加とも関連が見られた。しかし、年齢、性別、人種、民族、その他共存症については、関連が見られなかった。研究チームは、「肥満手術後の、死亡やその他の有害転帰の全体的なリスクは低く、また患者特性によってかなりの変化が見られた。患者が適切な治療を選択できるよう、肥満手術後の長期的な効果と、患者が太り過ぎていることによるリスクと同時に、術後短期の安全性についても考慮されなければならない」と結論した。(武藤まき:医療ライター)

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CSFバイオマーカーで初期アルツハイマー病を予測する?

 これまで、CSFバイオマーカーで、軽度認知障害(MCI)患者における初期アルツハイマー病(AD)を同定することは、小規模単一施設スタディでは可能であることが示されている。スウェーデンSahlgrenska大学病院臨床神経化学研究所のNiklas Mattsson氏らは、大規模な多施設治験を行い、CSFバイオマーカー[測定蛋白:amyloid1-42(A42)、total tau protein(T-tau)、tau phosphorylated(P-tau)]の診断精度を評価し、初期ADを予測できるかどうか評価を行った。JAMA誌2009年7月22・29日合併号より。軽度認知症患者のAD発症を予測できるか評価 本研究はヨーロッパとアメリカの12施設で1990~2007年の間に行われた各試験を対象とし、2段階構成で評価が行われた。まずカットオフポイントを同定するためのAD患者と健常者対照群が関与する断面調査が行われ、その後MCI患者が関与する前向きコホート研究で評価が行われた。MCI患者は総計750例、AD患者は529例、対照群は304例だった。 MCI患者は2年以上、あるいは臨床的に認知症へと症状が進行するまで追跡された。主要評価項目は、CSFバイオマーカー(A42、T-tau、P-tau)が初期ADだと特定できた感度、特異度、および尤度比とされた。感度83%、特異度72%、陽性予測値62%、陰性予測値88% 追跡期間中、MCI患者でADと診断されたのは271例、その他認知症と診断されたのは59例だった。 マーカー測定値では、特にA42に関して、かなりのバラつきが見られた。 追跡期間中に、MCI患者でADを発症した患者と、しなかった患者とではマーカーの各値に違いが見られた。A42は、発症した患者のほうが低かったが(中央値ng/L比較:356 vs. 579)、T-tau(同:582 vs. 294)、P-tau(81 vs. 53)は発症群のほうが高かった(P

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【医師限定記事】「脳死は人の死」に8割近くの医師が賛成

医師限定コミュニティ「Dr'sVoice」で行ったアンケート「「脳死は人の死」をどう評価する?」によると、8割近くの医師が賛成と回答。アンケートは2009/06/26から2009/07/26まで行われ、519名の医師が参加した。それによると、「脳死は人の死」に対して、「賛成」39%、「条件付きで賛成」37%、「反対」20%、「わからない・その他」4%だった。コメントを見ると、「脳死が人の死であることは医学的には正しい。臓器移植が,そこに哲学的,宗教的,感情的問題を絡めてくるので,ややこしくなっているだけのハナシである。」という声の一方で、「「脳死は人の死」というなら明らかに間違っていますので反対です。この議論はそもそも前提が間違っており、臓器移植のための、最も合理的な新たな死の定義は何かという議論のはずが、いつの間にか「人の死」の議論になってしまったのです。」といった声なども聞かれた。 ●アンケートの詳細結果はこちらhttp://www.carenet.com/click/voice/result.php?eid=90

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米国過去14年の院内CPRの退院時生存率は改善せず、特に黒人で高い死亡率

米国ワシントン大学のWilliam J. Ehlenbach氏らが、1992年から2005年にかけて、米国の病院内で院内心肺蘇生法(CPR)を行った65歳以上の人約43万4,000人について調査を行った結果、退院時生存率は改善していないことが明らかになった。なかでも、黒人は白人に比べ、院内CPR後の同生存率が23.6%も低率だった。院内CPR後の生存率の傾向についての研究結果は珍しいという。NEJM誌2009年7月1日号掲載より。CPR後の退院時生存率は18.3%、14年間で有意な変化なしEhlenbach氏らは、米国高齢者向け公的医療保険であるメディケア出来高払い制プランへの加入者データを元に、1992~2005年に院内CPRを行った43万3,985人について調べた。そのうち、生存して退院したのは18.3%(95%信頼区間:18.2~18.5)だった。この値は1992~2005年にかけて、有意な変化はしていなかった(p=0.57)。人種別で見ると、黒人の退院時生存率は白人よりも低く、退院時生存に関する補正後オッズ比は白人よりも23.6%(95%信頼区間:21.2~25.9)低かった。また、男性、高齢者、合併症の多い人、高度介護施設(skilled-nursing facility)に入所していて入院した人の同生存率が低かった。CPR実施率は、1,000入院患者当たり2.73件、人種別では黒人とその他の非白人の実施率が、白人よりも有意に高率だった。院内死亡に占める院内CPR後の死亡割合は37%増加また病院内で死亡した人のうち院内CPRを受けた人の割合は、1992年の3.8%から、2005年の5.2%へと、約37%増加していた(p

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新規2型糖尿病治療薬リラグルチド、欧州で承認

ノボ ノルディスク社は、欧州委員会から、欧州連合の27ヵ国すべてにおいて新規2型糖尿病治療薬リラグルチド(欧州での製品名:Victoza)の販売承認を得たことを、3日に発表した。リラグルチドは、世界初の1日1回投与のヒトGLP-1アナログ製剤で、2型糖尿病の治療薬として開発されたもの。承認された適応症は下記の通り。●メトホルミンまたはスルホニル尿素薬(SU薬)を単独で最高用量まで投与しても血糖コントロールが不十分な患者へのリラグルチドの追加投与(メトホルミンとリラグルチドの併用療法またはSU薬とリラグルチドの併用療法)●メトホルミンとSU薬との併用療法またはメトホルミンとチアゾリジン薬との併用療法で血糖コントロールが不十分な患者へのリラグルチドの追加投与(メトホルミン、SU薬、リラグルチドの3剤併用療法またはメトホルミン、チアゾリジン薬、リラグルチドの3剤併用療法)なお、同社は今夏、英国、ドイツ、デンマークでリラグルチドを上市し、欧州のその他の国では、2009年の下半期から2010年にかけて上市するとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_23.asp

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【医師限定記事】新型インフルエンザの機内検疫は賛否分かれる

一部のメディアで今回の機内検疫の是非が論議されたが、医師限定コミュニティ「Dr'sVoice」のアンケートでは賛否が分かれた。アンケートは2009/06/05から2009/07/05まで行われ、943名の医師が参加した。それによると、「今回の機内検疫を評価する」13%、「今回の機内検疫を一部評価する」38%、「今回の機内検疫を評価しない」48%、「どちらでもない・その他」2%という結果だった。掲示板のコメントでは評価しない意見が目立ったが、完全とはいえなくても一定の効果・役割があるとする書き込みも見られた。 ●アンケートの詳細結果はこちらhttp://www.carenet.com/click/voice/result.php?eid=75

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新型インフル流行前、2005年末から散見されていたトリプル再集合体ウイルス:CDC

すでに各メディアで報じられているので耳にしたことがあると思われるが、本論は、米国疾病管理予防センター(CDC)Vivek Shinde氏らがNEJM誌2009年5月7日号で発表した、新型ウイルスパンデミック前夜に散見されていた、トリ・ヒト・ブタのインフルエンザウイルスの遺伝子を有する「トリプル再集合体ブタインフルエンザA(H1)ウイルス」の感染症例に関する報告である。本誌では2009年6月18日号で収載された(データは、5月22日にアップデートされたものが掲載されている)。1990年代以降北米のブタで大流行し続けているトリプル再集合体ウイルストリプル再集合体ブタインフルエンザA(H1)ウイルス(以下、トリプル再集合体ウイルス)は、1990年代後半、北米においてブタに出現し、以後、同地域のブタの支配的な風土病となっているウイルスタイプである。本来同地域のブタ風土病は、古典的なタイプのブタインフルエンザA(H1N1)ウイルスによるもので、インフルエンザウイルスがブタおよびヒトで疾患原因として同定された1930年代以降、ほぼウイルスタイプが変化することなく、ブタの間で流行を繰り返してきていた。なお、A(H1N1)型のヒトへの感染については、過去35年間で50症例ほどが世界で報告されており、ブタに曝露する職業に就く人々では感染リスクが高いことが示唆されていたが、2009年4月まで、ヒト-ヒト感染については非常に限られた報告しかなかった。しかし今回、A(H1N1)型がヒト-ヒト感染に至っているばかりか、さらにその中から4例(カナダ2例、アメリカ2例)のトリプル再集合体ウイルスの感染例が報告された。米国内で2009年2月までに11例のヒトでの感染報告トリプル再集合体ウイルスのヒトへの感染を、CDCが初めて確認したのは2005年12月。以後、2009年2月までに11例の感染報告を受けている(そのうち8例は、2007年6月の動物由来のインフルエンザウイルスのヒトへの感染報告が義務付けられて以降のもの)。11例の年齢中央値は10歳(16ヵ月~48歳)。4例には基礎疾患があった。ブタ曝露が確認されたのは9例で、5例はブタに直接接触、4例はブタがいる場所には行ったが直接は接触していなかった。また、その他1例については曝露が確認できなかった、残り1例についてはヒト-ヒト感染が疑われた。直近の曝露から発症までの期間(潜伏期間)は、3~9日だった。症状は、10例で、「発熱」90%、「せき」100%、「頭痛」60%、またインフルエンザではまれな「下痢」30%などが見られた。CBC(全血球計算値)が入手できた4例から、白血球減少が2例で見られ、またリンパ球減少が1例で、血小板減少が1例で見られた。入院例は4例だった。そのうち2例が重度の下気道疾患に至り人工呼吸器による治療を受けた。また4例がオセルタミビル(商品名:タミフル)投与を受けた。全例が回復に至っている。(朝田哲明:医療ライター)

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「内科医のためのこころの診かた」 PIPC(Psychiatry in PrimaryCare) 東京セミナーのご案内

PIPC(Psychiatry in PrimaryCare)では、8月22、23日「ACP内科医のためのこころの診かた」刊行記念PIPC東京セミナー「ベーシック・コース」を開催します。 日時:2009年8月22日(土)・23日(日) 場所:ベルサール八重洲(東京駅八重洲北口徒歩3分)http://www.bellesalle.co.jp/bs_yaesu/index.htmlプログラム2009年8月22日(土) 18時00分~<前夜祭・プレセミナー>「プライマリケア医によるうつ病診療の実践(仮題)」三好町民病院第二内科部長・検診科部長 木村勝智先生「うつ病の現状と治療:プライマリケア医に期待されること(仮題)」藤田保健衛生大学精神医学・准教授 内藤 宏先生 20時00分~<懇親会&「「ACP内科医のためのこころの診かた」刊行祝賀パーティー>参加費7000円(要事前登録) 2009年8月23日(日)9時~16時<PIPC東京セミナー・「ベーシックコース」>ファシリテーター:井出広幸先生(信愛クリニック・院長)スーパーバイザー:内藤 宏先生(藤田保健衛生大学精神医学・准教授) 対象:心療に関心を持つ医師、医学生、その他の医療従事者参加費:3000円(昼食代を含む)定員:100名!(要事前登録) セミナー内容およびPIPC説明内科診療の中で精神科的・心療内科的・心理的な問題に直面したご経験は多いのではないでしょうか。内科医が内科医に内科診療の現場における精神科疾患の診かたを伝えるセミナーです。内科医が精神科医になるための訓練ではなく、自分の専門領域の中で精神科的対応を適切に行えるためのプログラムです。PIPCは、シュナイダーらによって米国内科学会(ACP)における教育プログラムとして開発されたものを、内科開業医である井出広幸氏が、日本の臨床医の実情を考慮してカスタマイズを行い、より実戦的な内容に進化させた、「内科医のための精神疾患の診かた」を修得するための学習体系です。PIPCベーシック・コースでは、一般の内科医/プライマリケア医/家庭医が心療(「こころを診る」こと)に取り組む際に感じる様々な障壁を乗り越えるための知識やスキルを提供いたします。内科医にとってなじみの薄い精神疾患群に関するエッセンスを、診断・治療のための診療ツールとしてまとめた「MAPSO」問診システムを使いこなせるように練習し、患者さんの話をコントロールする方法、自殺のブロック法、うつや不安の薬物治療の基本などを身につけます。 《関連URL》PIPC東京セミナー案内 http://pipc-jp.com/category/1290457.htmlPIPCホームページ http://pipc-jp.com/

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利尿剤の合剤「ブロプレス プラス」をヨーロッパで発売開始

 武田薬品工業株式会社は18日、ドイツにおいて、ブロプレス(一般名:カンデサルタン シレキセチル)と利尿剤(一般名:ヒドロクロロチアジド)との合剤である高血圧症治療剤「ブロプレス プラス」を発売した。新たに発売されたブロプレス プラスは、欧州における最高用量であるカンデサルタン32mgにヒドロクロロチアジド25mgまたは12.5mgを組み合わせた2つの新用量がある。ドイツ当局からの販売許可を受けてブロプレス プラスを欧州で初めて発売 ブロプレス プラスは、カンデサルタン32mgまたはヒドロクロロチアジド単剤で効果不十分な本態性高血圧症患者に適応するという。 ブロプレス プラスの審査は、欧州において分散承認審査方式により行われている。同社では、ドイツ当局からの販売許可を受け、ブロプレス プラスをヨーロッパにおいて初めて発売したが、これまでに、オーストリア、ポルトガル、スペインにおいても販売許可を取得しており、今後、欧州のその他主要国においても順次、販売許可を取得し、発売する予定とのこと。

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世界の非処方箋薬の使用動向 日本の消費者の4割が価格重視の傾向に

情報・メディア企業:ニールセン・カンパニー合同会社が11日に発表した「非処方箋薬の使用に関するグローバルオンライン消費者調査」によれば、世界の消費者の半数近くが、景気低迷の影響で非処方箋薬の使用を変更し、日本は消費者の40%が価格重視の傾向にあるという結果が報告された。この調査は、世界50市場(欧州、アジア太平洋域、南北アメリカ、中東)の25,000 人を超えるインターネットユーザーを対象に、2009年3月に実施されたもの。この調査から、セルフ・メディケーションと非処方箋薬に関する消費者行動や意向が、次のように明らかになった。●世界の消費者の12%が非処方箋薬の使用頻度が減ると回答●中国とラトビアの消費者は、伝統的治療法を最も使用●アメリカの消費者は、より安価な薬剤を購入する傾向●薬剤選択の上で、薬剤師の役割はヨーロッパ市場で成功するための重要な要素●日本は消費者の40%が「価格が重要である」と回答、他国と比較しても価格重視の傾向日本おいては価格重視(40%)の他に「安全性」や「自信が持てる製品」であることが重要性に挙げられたという。また「薬剤師からの助言」は欧州やその他の国々と比較して重要度は高くなかったとのこと。詳細はプレスリリースへ(PDF)http://www.jp.nielsen.com/site/documents/J_20090611_OTC_world_trend.pdf

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一般生活者向けWEBサイト「糖尿病ゼミナール」の新規開設

大日本住友製薬株式会社は5日、同社医療情報サイト内に一般生活者向けコンテンツ「糖尿病ゼミナール(http://kanja.ds-pharma.jp/health/diabetes/index.html)」を新規開設したと発表した。「糖尿病ゼミナール」は、医薬ジャーナル社から出版されている「やさしい糖尿病教室」(監修者:東京大学医学部附属病院 糖尿病・代謝内科教授 門脇 孝先生)の内容を元に構成。糖尿病の病態と治療から糖尿病患者のための具体的な食事内容に至るまで、5 回シリーズで更新する(毎月第2木曜日更新)。その他、糖尿病患者に役立つ素材を随時更新予定とのこと。詳細はプレスリリースへ(PDF)http://www.ds-pharma.co.jp/news/pdf/ne20090605.pdf

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Dr.東田の病態生理学 自由自在! [糖尿病編]

第1回「総論」第2回「診断と症状」第3回「治療」 [糖尿病編]病気の仕組みを理解し原因を解き明かす病態生理学。 「複雑で難しい・・・」と苦手意識がある人は多いでしょう。このDVDでは、患者ケアをする際に必要不可欠な病態生理について、わかりやすく、かつ楽しく、解説します。従来の病態生理学の教材にはない、病気の意外なエピソードから始まり、身近な物事や面白い例え話も交えた、まさに痒いところに手が届く、”究極”の講義!いつの間にか病気の本質や仕組みを面白いほど理解していて、丸暗記という苦痛から開放されているはずです。医師・看護師をはじめ,臨床現場に携わるすべての医療従事者にオススメします!第1回 総論・そもそも糖尿病とは何か (尿に糖が出る病気?)・三大栄養素 (エネルギー(ATP)になる3つの栄養素)・細胞の栄養摂取の仕組み ( グルコースが細胞に摂り込まれるまで)・糖尿病のメカニズム (「栄養が良い病気」ではない!)・細胞内に摂取された三大栄養素の分解 (いずれもクエン酸回路を介してATPに)・細胞のグルコース摂取とインスリン (重要な細胞から優先的にグルコース摂取)・血糖値(BS : Blood Sugar) について (糖尿病と血糖値の関係は?)・血糖値を調整するホルモン (血糖値を50?140 mg/dlに収めるために)・インスリンの合成・分泌 (膵臓の内分泌機能により生成)・尿糖が発生するメカニズム ( なぜ尿中に糖が排泄されるのか?)・【参考】尿検査について (尿に角砂糖を溶かせば糖尿病?)・糖尿病のメカニズム (「栄養が良い病気」ではない!)第2回 診断と症状・糖尿病の現状 (増えつづける糖尿病患者)・糖尿病の分類 (糖尿病は3種類に大別される)・“その他”に分類される糖尿病の原因 ( 他の症状に伴って発病するタイプ)・1型糖尿病 原因とメカニズム ( 自己免疫によって発症するタイプ)・2型糖尿病 原因とメカニズム (遺伝的素因+生活習慣によって発症)・糖尿病の診断 ①血糖値 (糖尿病の主たる診断基準は血糖値)・糖尿病の診断 ②補足的な検査 (診断におけるその他の検査)・1型糖尿病と2型糖尿病の鑑別診断 ( 治療法が異なるので、明確に区別すべき)・糖尿病の診断基準 ( 検査数値と症状)・糖尿病の合併症①口渇・多飲・多尿・体重減少 (糖尿病の古典的症状)・糖尿病の合併症②網膜症・腎症・神経障害 (糖尿病の三徴(三大合併症;Triopathy))・糖尿病の合併症③動脈硬化性病変・感染症など (その他の重篤な合併症)第3回 治療・細胞の栄養摂取 (グルコースが細胞に摂り込まれるまで)・糖尿病の諸症状の原因 (糖尿病治療の根幹は?)・1型糖尿病の治療法 (1型:自己免疫によりラ氏島B細胞が破壊)・2型糖尿病の治療法 (2型:生活習慣(過食)が関与する糖尿病)・食事療法の基本 (1型と2型で方針が異なる)・運動療法の基本 (激しい運動をするわけではない)・インスリンの投与方法 ( 頓服しても効きません・・・)・糖尿病の経口薬① (インスリン分泌促進薬)・糖尿病の経口薬② (インスリン抵抗性改善薬)・糖尿病の経口薬③ (ブドウ糖吸収阻害薬)

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Dr.東田の病態生理学 自由自在! [循環器編] 2

第4回 動脈硬化第5回 虚血性心疾患第6回 不整脈 [循環器編] 2 病気の仕組みを理解し原因を解き明かす病態生理学。 「複雑で難しい・・・」と苦手意識がある人は多いでしょう。このDVDでは、患者ケアをする際に必要不可欠な病態生理について、わかりやすく、かつ楽しく、解説します。従来の病態生理学の教材にはない、病気の意外なエピソードから始まり、身近な物事や面白い例え話も交えた、まさに痒いところに手が届く、”究極”の講義!いつの間にか病気の本質や仕組みを面白いほど理解していて、丸暗記という苦痛から開放されているはずです。医師・ナースをはじめ,臨床現場に携わるすべての医療従事者にオススメします!第4回 動脈硬化・日本人の死亡原因 (動脈硬化による死亡の割合は・・・)・動脈硬化とは何か? (ヒトは血管とともに老いる)・動脈硬化の分類 (3タイプの動脈硬化)・動脈硬化の原因 (様々な原因の中でも代表的なものは・・・・アテローム硬化の機序 (LDL・sdLDLが高いと高リスク)・動脈硬化の進行 (進行パターンには男女差あり)・動脈硬化の診断 ① (代表的な診断方法)・動脈硬化の診断 ② (その他の診断方法)・動脈硬化の治療 (いかにして血流を確保するか)・動脈硬化の予防と進行の阻止 (コレステロールをコントロール)第5回 虚血性心疾患・虚血性心疾患とは何か? (狭心症と心筋梗塞)・虚血性心疾患の分類 (狭心症と心筋梗塞)・狭心症の分類 (狭心痛発作の原因による分類)・心筋虚血の増悪過程 (動脈硬化から心筋梗塞まで)・狭心症の診断 (発作時でなければ心電図像は正常)・労作性狭心症の治療 (発作時と非発作時を分けて考える)・異型狭心症の治療 (発作時と非発作時を分けて考える)・心筋梗塞の発症機序 (狭心症と何が違ってくるか)・心筋梗塞の診断 (問診・心電図・血液検査が中心)・心筋梗塞の治療 (不整脈・ポンプ失調への対処と再開通療法)・虚血性心疾患のまとめ (狭心症と心筋梗塞の違い)第6回 不整脈・脈拍はどのように生じるか (刺激伝導系の大まかな流れ)・心電図の基礎 (心筋収縮の際の電気活動を見る)・不整脈の分類 (不整脈は心拍数から大別される)・徐拍型不整脈の分類 (脈拍が正常より遅い不整脈)・頻拍型不整脈の分類 (脈拍が正常より速い不整脈)・不整脈の危険度 (タイプによる危険度の高さに注意!)・不整脈の診断と治療 (不整脈は治療が重要)・不整脈の基礎となる疾患 (不整脈を誘発する疾患)・不整脈のまとめ (タイプによる危険度の高さに注意!)

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白内障手術前14日間のタムスロシン投与、術後合併症リスクを2倍超に増大

白内障の手術前14日間に、αアドレナリン受容体遮断薬のタムスロシン(商品名:ハルナールほか)を服用していた人は、術後合併症リスクが2倍以上に増大することが報告された。Institute for Clinical Evaluative Sciences(カナダ、トロント)のChaim M. Bell氏らが、オンタリオ州のヘルスケアデータを用いて行った後ろ向きコホート研究の結果明らかにしたもので、JAMA誌2009年5月20日号で発表した。タムスロシンは、白内障とともに、高齢男性に多い疾患である前立腺肥大の治療薬。同剤に関してはこれまで、白内障手術中に瞳孔拡大を阻害する可能性があることが明らかにされていた。約9万6,000人を調査、術後合併症発症率は0.3%調査は、2002~2007年に白内障手術を受けた66歳以上の男性、合わせて9万6,128人について行われた。白内障手術後14日以内の、網膜剥離、眼内レンズ喪失・損傷、眼内炎の記録の有無を調べ、タムスロシン、または他のαアドレナリン受容体遮断薬の服用の有無によってその発症率を比較した。調査対象コホートのうち、手術前14日以内にタムスロシンを服用していたのは3.7%(3,550人)、同期間にその他のαアドレナリン受容体遮断薬を服用していたのは7.7%(7,426人)だった。前述の術後合併症のいずれかを発症したのは、0.3%(284人)だった。タムスロシン14日以内服用で合併症発症率は2.33倍合併症を発症した280人と、年齢や執刀外科医とその経験年数などをマッチングした対照群1,102人について、分析を行った。その結果、タムスロシン14日以内群における合併症発症率は7.5%と、対照群の2.7%に比べ、有意に高率だった(補正後オッズ比:2.33、95%信頼区間:1.22~4.43)。加害必要数(NNH)は255だった。その他のαアドレナリン受容体遮断薬14日以内群の同発症率については、対照群との間に有意差はなかった(補正後オッズ比:0.91)。 一方、タムスロシン15~365日服用群の同発症率については、対照群との間に有意差はなかった(補正後オッズ比:0.94)。またその他のαアドレナリン受容体遮断薬15~365日服用群の同発症率も、対照群と同等だった(補正後オッズ比:1.08)。(當麻あづさ:医療ジャーナリスト)

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【医師限定記事】医師配置コントロールのための第三者機関には6割以上が反対

医師限定コミュニティ「Dr'sVoice」にて行ったアンケート「第三者機関による医師配置のコントロールは是か非か?」の結果によると、厚生労働省「医療における安心・希望確保のための専門医・家庭医のあり方に関する研究班」がまとめた骨子において記載された「医師を適正配置するための第三者機関創設」に対して6割以上の医師が反対と回答した。アンケートは2009/04/10から2009/05/10まで行われ、1015名の医師が参加した。それによると、第三者機関設置に関して、「賛成」5%、「条件付き賛成」26%、「反対」66%、「どちらでもない・その他」4%だった。反対コメントを見ると、行政による配置統制そのものに反対や行政が作る機関に反対などが見られた。 ●「第三者機関による医師配置のコントロールは是か非か?」の詳細結果はこちらhttp://www.carenet.com/click/voice/result.php?eid=45

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【医師限定記事】医師免許の更新制に賛否分かれる

医師限定コミュニティ「Dr'sVoice」で行ったアンケート「教員免許の更新制がスタート!医師免許の更新制はどう考える?」の結果によると、医師免許の更新制について賛否が分かれた。アンケートは2009/04/10から2009/05/10まで行われ、840名の医師が参加した。それによると、医師免許の更新制に「賛成」12%、「条件付き賛成」37%、「反対」48%、「どちらでもない・その他」3%だった。 ●「教員免許の更新制がスタート!医師免許の更新制はどう考える?」の詳細結果はこちらhttp://www.carenet.com/click/voice/result.php?eid=43

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札医大発のベンチャーが5月からリハビリ教室を本格展開

札幌医科大学と産業技術総合研究所の研究成果を生かすベンチャー企業「株式会社アフィオ afio」は、4月に運動機器の販売を始めたのに続き、理学療法士が指導し、ひざの痛みを解消する運動教室を5月から本格展開する。2009年1月より変形性膝関節症などによって日常生活は十分に自立しているものの膝関節に痛みや不安をかかえる人々を対象にしたひざイタ予防運動教室を開始、また4月からリハビリテーションデバイス「キネステージ Kinestage」の販売を開始している。さらに5月から開始するひざイタ予防運動教室の参加者を募集中で、その他にも随時さまざまなイベントを計画、健康増進、スポーツ医科学、リハビリテーション、ITを通して皆様の健康に関わる予防医学の普及に努めるための活動を展開していくという。発表はこちらhttp://web.sapmed.ac.jp/cgi-bin/WebObjects/WeblockCore.woa/wa/showReportItem?id=195

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ニコチン補充療法、禁煙したくない・できそうもない人にも効果

ニコチン補充療法は、禁煙したくない・できそうもないと考えている人にも、有効かつ安全に禁煙できる方法だという。英国バーミンガム大学Health and Population Sciences校のDavid Moore氏らが行ったシステマティックレビューのメタ解析の結果で、BMJ誌2009年4月11日号(オンライン版2009年4月2日号)で報告された。介入開始から6ヵ月時点での禁煙状況など評価Cochrane Library、Medlineなど6ソースで行われたシステマティックレビューは、発表・未発表を問わず、短期的に禁煙する意志はないことを断言した喫煙者も登録されており、ニコチン補充療法(動機付け支援あるなしにかかわらず)との比較が、プラセボ、未治療、その他薬物療法、あるいは動機付け支援のような心理的介入とで行われている無作為化試験で(現在進行中の試験、参照リストに登録されている試験、スポンサーが製薬会社のもの、臨床専門医のものいずれも含む)、喫煙率が報告されていることが適格条件とされた。解析の主要評価項目は、介入開始から6ヵ月時点での禁煙状況。また、追跡終了時点での禁煙状況もしくは減煙状況、および有害事象についても評価された。6ヵ月間禁煙できた割合は、プラセボ群の2倍適格条件を満たしたプラセボ対照無作為化試験は7試験(4試験はニコチンガム、2試験はニコチン吸入器、1試験はガム・吸入器・パッチから自由に選択)。いずれも禁煙については副次評価項目だった。被験者総計2,767例が、6~18ヵ月にわたり介入が行われ、12~26ヵ月間追跡されていた。6ヵ月間禁煙できていた人は、ニコチン置換療法群は6.75%で、プラセボ群3.28%の約2倍の達成率だった。また追跡終了時点で、禁煙できていた人(介入後6週目以降持続して)は、ニコチン置換療法群は1.6%、プラセボ群は0.4%。減煙できていた人は、ニコチン置換療法群は21.8%、プラセボ群は16.5%(持続的に減煙できていた人は、各6.3%、1.6%)。すべての評価項目で、ニコチン置換療法の有効性が認められた。有害事象に関しては、死亡(オッズ比:1.00)、重篤な有害事象(1.16)、有害事象による介入中断(1.25)について有意差はなかったが、悪心がニコチン置換療法群で有意に多かった(1.69)。これらからMoore氏は、ニコチン置換療法は効果的な介入であると結論したが、「今回得られたエビデンスは、定期的な行動支援とモニタリングが前提となっており、定期的支援がなくてもニコチン置換療法が効果的なものかどうかは不明である」とも述べている。

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【医師限定記事】医療費増が必要との指摘も原資は意見分かれる

医師限定コミュニティ「Dr'sVoice」で行ったアンケート「医療費抑制問題で意見分かれる!再配分か増税か?」の結果によると、医療費増には多くの医師が賛成するも、その原資に関しては意見が分かれた。アンケートは2009/03/19から2009/04/19まで行われ、777名の医師が参加した。それによると、「消費税UPも含めて医療費を増やす」が44%、「まずは他の予算から医療費に再配分する」43%、「まずは現状の医療費の中で見直しを行う」10%、「その他」3%だった。コメントを見ると、まずは医療費を増やすことで問題解決の一歩にすべきという声の一方で、安易な増税に反対する意見や、医療費を増やしても今のシステムや国民の意識などを変えない限り、医療状況は変わらないという意見があった。 ●「医療費抑制問題で意見分かれる!再配分か増税か?」の詳細結果はこちらhttp://www.carenet.com/click/voice/result.php?eid=35

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【医師限定記事】6割の医師が過去1年間に患者・家族からの迷惑行為を経験!

 医師限定コミュニティ「Dr'sVoice」にて行ったアンケート「広がるモンスターペイシェントの被害!」の結果によると、約6割の医師が過去1年間に患者・家族から迷惑行為を受けた経験があることがわかった。アンケートは2009/03/13から2009/04/13まで行われ、1550名の医師が参加。モンスター患者の話題は各メディアでも取り上げられることが増えたが、アンケート結果では「過去1年間に迷惑行為を受けたことがある」60%、「過去1年間に迷惑行為を受けたことがない」38%、「その他」2%だった。 コメントの書き込みでも様々なケースが報告されているが、患者側のモラル低下を指摘する声が多かった。それに加えて、マスコミの姿勢や病院の管理姿勢を問題視する意見も見られた。●「広がるモンスターペイシェントの被害!」の詳細結果はこちらhttp://www.carenet.com/click/voice/result.php?eid=20

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