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平本式 皮膚科虎の巻<上巻>

診療所でもできる皮膚疾患診療の流れを明快に解説 !ステロイド外用剤も正しく学べる !

シリーズ名
平本式 皮膚科虎の巻
診療科
皮膚科  内科 
収録内容
第1回「まずは、皮膚科診療の流れ」
第2回「ステロイド外用剤で“湿疹”成敗 !」
第3回「湿疹に擬する曲者を見破る ! その1」
第4回「湿疹に擬する曲者を見破る ! その2」
講師
平本 力
収録時間
126分
価格
8,250円(税込)
発行日
2004-07-01
商品コード
CND0002

第1回「まずは、皮膚科診療の流れ」


まずは、内科における皮膚科診療の流れを振り返ります。皮膚疾患の患者さんにまずどうやって対応するか? 放置観察か、紹介か、治療か ? …治療するならステロイドを使う ? まずは診療所でするべきこと、してはいけないことを確認してください。

第2回「ステロイド外用剤で“湿疹”成敗 !」
「よくわからないけど、たぶん湿疹だろう。とりあえずステロイドと抗生剤の合剤を出しておこう」… こんな診断・治療をした経験はありませんか? あるいは「なんとなくステロイドを処方することをためらってしまう」という先生も多いのでは?ステロイド外用剤によってかえって症状が悪くなる疾患もありますが、皮膚炎症の多くに対して有効な武器となるのがこの薬剤。「本当に処方してよかったのだろうか、どうも自信がない」、こんな不安は今日からなくなります。尚、ステロイド外用剤が禁忌となる疾患については第3、4回で詳しくご紹介します。

第3回「湿疹に擬する曲者を見破る! その1」 第4回「湿疹に擬する曲者を見破る! その2」
前回までのお話で、表皮の炎症である湿疹には、ステロイドの使い分けで、診療所でも十分に対応できることがお分かりいただけたと思います。しかし、皮膚疾患の中にはステロイドを塗ってしまっては症状を悪化させてしまう、湿疹と紛らわしい症例も沢山あります。そこで今回から2回に渡り、ステロイドを禁忌とする疾患の見分け方を詳しく解説していきます。第3回では「ウィルスと細菌による疾患の見分け方」、第4回では「ムシとカビ」について解説します。平本先生が数十年かけて培った、現場での臨床技術。ほかのどんな教科書にも載っていない秘伝の技術を是非ご覧下さい !

平本 力 ( ひらもと つとむ )氏 石岡・平本皮膚科医院 院長 自治医科大学 非常勤講師

1978年自治医科大学卒業。筑波大学で初期研修(内科・皮膚科)。いくつかの地方病院で内科・皮膚科に従事の後、自治医科大学大学院皮膚科を終了。茨城県立中央病院皮膚科医長を経て、1991年より現職。第一線の診療施設で医療を経験した立場から、皮膚疾患の一次診療が、楽しく正しく行なわれる方策を考えている。