尿路結石疑い、実施すべき検査は 最終更新:2025/04/24 救急診療の基礎知識 今回は、外来に受診にきた尿路結石の症例をお届けします。診断では、STONEスコアが使われますが、最近では別のスコアも使われます。どのような診断と検査を行い、確定診断をつけるか。救急医療のエキスパート、坂本壮氏がレクチャーします。
どうすれば「きついけれど、やりがいある」診療科に若手医師が集まるか? 最終更新:2025/04/22 Dr.中川の論文・見聞・いい気分 診療科偏在は、日本の医療が抱える構造的な課題です。「忙しく過酷で報われない」とされる診療科が敬遠され、より融通の利く科に人気が集まる傾向がみられます。医師自身も人生の喜びを犠牲にしない働き方が望まれています。
英語で「肺塞栓症」、患者さんには「肺の血栓」で言い換えてみよう 最終更新:2025/04/21 患者と医療者で!使い分け★英単語 「増悪」「熱発」…。医療者が日々使う言葉でも患者さんに使うと「?」となること、ありますよね。英語も同じ。「同じ意味の異なる表現」をまとめて覚えられる、“お得な”コラム。
ヤマアラシのトゲ外傷の1例 最終更新:2025/04/18 Dr.倉原の“おどろき”医学論文 顎関節窩にヤマアラシの針が刺さったという症例が、インドから報告されました。ヤマアラシの針は鋭い「かえし」があり、刺さるとなかなか抜けません。本症例では、左前腕と顔に8〜10本の針が刺さったそうです。
「DNRを救急車で運んだの?」治療中止ではないDNR 最終更新:2025/04/17 救急外来・当直で魅せる問題解決コンピテンシー 急変時DNRの方針となっている患者が救急搬送された場合に、「DNRを救急車で運んだの?」などと考えてはいけません。DNRは治療中止ではなく、心肺停止時に蘇生をしないことを意味しています。
ネギで導尿した1例 最終更新:2025/04/04 Dr.倉原の“おどろき”医学論文 排尿障害に見舞われ、尿が出ない。焦った患者さん、なんと「自分で導尿しよう」と思い立ち、手元にあった“あれ”を尿道に挿入。“あれ”とは……よりによってネギ!後世に語り継がれるべきカテーテルのエピソードです。
「ボツリヌス症」の語源は?原因となったあの食品! 最終更新:2025/03/28 病名のルーツはどこから?英語で学ぶ医学用語 「ボツリヌス症」は英語で“botulism”。この病名の語源はラテン語の“botulus”に由来し、これはなんと「ソーセージ」を意味する言葉です。病名に食品名とは奇妙な印象ですが、その由来とは…。
在宅患者が救急へやってきた、その後はどうする? 最終更新:2025/03/25 救急外来・当直で魅せる問題解決コンピテンシー 在宅医療を利用している患者が救急搬送されて来た場合、その後はどのように対応すべきでしょうか?外来に通院できない事情や、最期まで在宅生活を送れない事情などを考慮して対応を検討する必要があります。
英語で「気管挿管」、医療者or患者向けの2つの表現を解説 最終更新:2025/03/17 患者と医療者で!使い分け★英単語 「増悪」「熱発」…。医療者が日々使う言葉でも患者さんに使うと「?」となること、ありますよね。英語も同じ。「同じ意味の異なる表現」をまとめて覚えられる、“お得な”コラム。
子供の命より信仰が優先?宗教上の理由で輸血拒否 最終更新:2025/02/20 シネマセラピー 宗教上の理由で子供への輸血を親が拒んだら?医療ネグレクトをテーマとしたテレビドラマ「説得」を基に医療倫理、子育て倫理を考えます。輸血拒否に対するガイドラインと厚労省の指針も紹介します。
紀元前4世紀からある“sepsis”、その由来は? 最終更新:2025/02/14 病名のルーツはどこから?英語で学ぶ医学用語 「敗血症」は英語で“sepsis”。日本の臨床現場でもよく用いられ、なじみのある人も多いかもしれません。紀元前4世紀にはヒポクラテスによる記録が残るとされ、殊に歴史の深い病名です。
怖い先生にも気持ちよくコンサルトをするには? 最終更新:2025/02/13 救急外来・当直で魅せる問題解決コンピテンシー どんな診療科でも、どれだけ経験年数を積んでも他科や他院へのコンサルトは必要です。専門科の先生へ適切かつ簡潔に、礼節をもってコンサルトをするための方法をお伝えします。
皮膚が「ずるむけた」患者、どう処置する? 最終更新:2025/02/11 救急処置おさらい帳 今回は、皮膚脆弱性がある患者に生じやすい表皮剥離創についてです。高齢者や免疫抑制薬を使用している患者では軽微な外傷でも皮膚だけ「ずるむけた」ような状態になります。症例を提示して処置を紹介します。
ゴキブリのせいで多剤耐性菌が院内アウトブレイク!? 最終更新:2025/02/07 Dr.倉原の“おどろき”医学論文 都市部の病院のICUで、多剤耐性エンテロバクターのアウトブレイクが発生しました。医療スタッフが標準的な感染対策を実施しているにもかかわらず、なぜか新たな感染例が相次ぎ、被害は20ヵ月に及びました。
フジテレビ問題は医療界と無縁ではない?その理由とは 最終更新:2025/01/31 バズった金曜日 医療者を目指す人のなかには医療ドラマに影響される人も存在します。そのため、ドラマ制作の雄と言われるフジテレビが直面しているCM差止めによる制作現場への影響は、決して他人事とは言えないのかもしれません。
「ニラ」と思って食べたら“悪心・嘔吐”、何の中毒? 最終更新:2025/01/29 これって「食」中毒? 自宅の庭で栽培した「ニラ」を炒め物にして食べたところ、その30分後に悪心・嘔吐を発症しました。さて、この患者はいったい何と間違えて食べてしまったのでしょうか。上條吉人氏が鑑別診断や対処法を解説します。
高齢者には要注意の低体温症、まず行うべきは? 最終更新:2025/01/28 救急診療の基礎知識 高齢者では夏季に熱中症、冬季には低体温症に注意する必要があります。診療の場で低体温症と診断するために、どのような診断プロセスを踏み、治療介入するかのポイントを救急医療のエキスパート、坂本壮氏がレクチャーします。
2023年の救急車到着平均時間は約10分で救急逼迫は変わらず/消防庁 最終更新:2025/01/27 まとめる月曜日 「救急搬送が逼迫、現場到着は10分超と過去2番目の長さ」「医学部定員、2027年度以降削減へ、医師偏在対策と並行し適正化」ほか。先週の医療ニュースのキャッチアップにお役立てください!
生きた○○が耳の中に侵入!? 最終更新:2025/01/24 Dr.倉原の“おどろき”医学論文 42歳の女性が、ある日突然のガリガリという耳鳴りと違和感があり、外来を受診しました。この患者には以前から鼓膜穿孔があり、鼓膜の奥に、何か黒い物体が動いていることが確認されました…。
酔っ払い?の患者がやってきた 最終更新:2025/01/21 救急外来・当直で魅せる問題解決コンピテンシー 歓楽街で嘔吐を繰り返し救急搬送された症例。頭部CTで頭部内病変がないことを確認し、診察室で寝かせましたが数時間後に症状の悪化がみられました。本症例を基に、酔っ払いの患者への対応の注意点をまとめます。