非専門医のための緩和ケアTips

緩和ケアが注目されたのは最近のことなので、ベテラン医師の方からは「取り組もうにも、体系的に学んだことがなくて」という不安の声を聞くことがあります。そうした方は「身近にいる強い味方」を巻き込みましょう。

裏側から木曜日

遅まきながら日本でもコロナワクチン接種が加速し始めた。ただ、新規感染者数の大幅減少が見込まれる「1回目接種率約4割」のラインには程遠い。それでも五輪強行に動く政府に、医療界からは厳しい声が上がる。

Dr.中島の新・徒然草

前回紹介した小説『PACHINKO』、中島氏は500ページにもわたるこの大長編を英語で読了しました！受験英語や医学英語はお手の物ですが、物語や会話に出てくる単語ほど知らないものが多く苦戦したようです。

肺がんインタビュー

肺がんリキッドバイオプシーの有効性を評価した前向き研究「LC-SCRUM-Liquid」の結果が発表された。研究事務局の国立がん研究センター東病院 善家義貴氏に研究結果および今後の展開について聞いた。

今さら聞けない！医療者のための決算書の読み方

決算書のやさしい読み解き方や医療機関に固有の項目をイチから解説。最終回は退職金引当金をはじめとする「引当金」の意味と、財務諸表への表れ方について解説します。

ざわつく水曜日

気になるけれどもおおっぴらには語りにくい、そんな医療業界の情報を医療メディアの元編集長が紹介。今回は日本でも大きなニュースとなった、アルツハイマー病治療薬がFDAに承認されたという話題です。

薬剤の意外な名称由来

今回、名称由来を紹介する薬の一般名はベンズブロマロン。肝障害のある患者、腎結石を伴う患者、高度の腎機能障害を有する患者には禁忌なので処方の際には注意が必要です。

うまくいく！処方提案プラクティス

外用ステロイドは皮膚の炎症性病変において汎用性が高い薬ですが、治療期限なく使用されるケースも散見されます。今回は、使用意図が明確でないまま、漫然と施設職員から処方依頼が続いていた症例を紹介します。

バイオの火曜日

米国とイスラエルから、ともに若い男性で2回目のmRNAワクチン後に心筋炎が報告されている。現時点での報告例の転帰や、臨床的特徴は？CDCによる臨床医への推奨事項と併せて整理します。

Dr.山中の攻める！問診3step

慢性的なかゆみに悩まされている患者さんはいませんか？高齢者だとまずは乾皮症を疑いたいですが、そのほかにも注意したい項目が…。この連載では、3stepで患者さんの思い込みや悩める診断を解決に導きます！

学会レポート

ASCO2021の上部消化管腫瘍の旬なトピックを、聖マリアンナ医科大学 伊澤直樹氏が速報レビュー。

下平博士のDIノート

本剤は、がん疼痛に適応を有する世界初の経皮吸収型NSAIDs製剤であり、簡便かつ効率的に疼痛をコントロールすることが期待されています。下平秀夫氏が解説します。

まとめる月曜日

「オンライン診療、初診でも条件付きで抗がん剤など処方可能に」「骨太方針2021原案、コロナ対策を最優先に4つの原動力を推進」ほか。先週の医療ニュースのキャッチアップにお役立てください！

統計のそこが知りたい！

「変動係数」は単位が異なる標準偏差 、たとえば身長と体重、国別の株価など、異なる集団のバラツキを比較する際に使用します。今回はこの指標の求め方、判断の仕方を統計のエキスパート、志賀保夫氏が説明します。

ひつじ・ヤギ先生と学ぶ　医業承継キソの基礎

適切な価格を付ければ誰かが買ってくれるだろう…。診療所の承継においては、そうした甘い考えは禁物です。とくに気を付けるべき、「売れ残りリスク」の高い2つのパターンとは!?

学会レポート

ASCO2021の肺がんの旬なトピックを、神戸低侵襲がん医療センター 秦明登氏が10分で速報レビュー。

学会レポート

ASCO2021の肝胆膵腫瘍の旬なトピックを、聖マリアンナ医科大学 水上拓郎氏が速報レビュー。

シネマセラピー

これまで2回にわたり、“意識”の正体、意識と脳の関係について解説してきました。今回は意識の存在理由、自分の存在を理解する時期、自由意志について説明します。

バズった金曜日

エーザイの開発するアルツハイマー病治療薬が米国食品医薬品局に承認されました。しかし、条件として追加試験の実施が求められたため予断を許さない状況が続きます。村上氏がこの時点で懸念するのは…。

Dr.倉原の“俺の本棚”

今回の1冊は医療マンガです。「売れないYouTuber非常勤小児科医」というブッ飛んだ主人公設定ですが、患者のわずかな情報から的確に診断を下していく様子は、「診断学的にも楽しめる」と倉原氏も納得！