Dr.山中の攻める!問診3step
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ケアネット
患者が語るストーリーをそのまま黙って聞いていませんか?はたまた、診察時の問診で患者さんと話が噛み合わないことはありませんか?それでは診断はできません。3分間、じっと聞きながら鑑別診断を妄想し、次に想起した疾患かどうか、「攻める問診」と「攻める診察」で確かめていきます。本連載では、鑑別診断時の注意点や患者が勘違いしている症状について、総合診療医の草分け的存在である山中 克郎氏が解説します。
講師紹介
山中 克郎 ( やまなか かつお ) 氏福島県立医科大学 会津医療センター 総合内科 教授
[略歴]
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1985年名古屋大学医学部卒業、名古屋掖済会病院 研修医。1989年よりバージニア・メイソン研究所(米国シアトル)研究員となる。1995年に帰国後 名城病院 内科、国立名古屋病院 血液内科を経て、1999年にカルフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)一般内科に留学する。この時に“診断の神様”ローレンス・ティアニー教授に出会い総合診療に目覚める。2000年に帰国後、名古屋医療センター 総合診療科、藤田保健衛生大学 一般内科/救急総合診療部を経て、2010年10月藤田保健衛生大学 救急総合内科 教授、2014年諏訪中央病院 総合診療科 院長補佐、2019年より現職。
コンテンツ一覧
- 第14回 リンパ節腫脹の鑑別、患者が話さない内容をしつこく聞こう!
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- 第12回 腹痛患者、波があれば“管”を疑おう!
- 第11回 小声の患者さん、実は“ふるえ”が潜んでる!?
- 第10回 咳嗽も侮れない!主訴の傾聴だけでは救命に至らない一例
- 第9回 見逃してはならない“しびれ”とその部位は?
- 第8回 問診が要の片頭痛、判断基準を整理しよう!
- 第7回 浮腫の見分け方、発症形式と部位を押さえよう!
- 第6回 便秘からがんを疑うアラームサインを読み取る
- 第5回 下痢症状から急性胃腸炎を診断、ゴミ箱診断を防ぐには?
- 第4回 その症状もアナフィラキシーですよ!
- 第3回 慢性掻痒でピンッとくるべき疾患は?
- 第2回 その胸やけ症状、本当に胸焼け?
- 第1回 患者が訴えるこの「めまい」症状は危険なサインか!?
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