一般内科医が知っておきたい他科の基本処置

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公開日:2019/05/29

このコンテンツは、離島・へき地医療に従事する医師をサポートするゲネプロの協力のもと、プライマリケアに従事する医師が身に付けるべき基本手技をお届けするスペシャル・プログラムです。なかなか接することのない他科の基本手技で、日常診療で役立つ手技を、この機会に学習ください。

企画・監修:斎藤 学(ゲネプロ 代表)

ゲネプロ

https://genepro.org/

企画のねらい

「実は足の裏にほくろができて…」「最近、目がチラチラするんです」。患者さんから突然そう言われ、ダーモスコピー検査や眼底検査をしっかり学ばなければと反省する日々がありました。ほんのちょっとの「手技力」があれば、もう一歩踏み込んだ対応ができたのかもしれません。

実際、各科の専門医に話を聞くと、「このくらいの手技は一般内科の先生達でやってもいいですよ」「数回やれば、すぐにできるようになりますよ」といった、予想外のアドバイスが返ってきます。そうした思いに、可能な限り応えられるよう、今回のコンテンツを企画いたしました。

解説を担当したのは、各手技を日頃から行ない、若手医師の指導にも携わる専門領域の現役医師たちです。かくいう私も、彼らに頻繁に相談し、動画や写真、電話などでアドバイスをもらってきました。

ジェネラリストが「つまずきやすいところ」「ちょっと工夫すれば簡単にできること」など、日頃の経験から得たテクニックを、丁寧に解説してくださっています。

ぜひ、本コンテンツをご参考いただき、さらなる手技力のアップにお役立てください。

“The right skills in the right place at the right time.”

(適切な技術を、適切な場所で、適切な時に)

ゲネプロとは

学生時代に離島やへき地、海外や途上国での医療に憧れを持った方は多いはずです。しかし悲しいかな、その憧れは医師として経験を積んでいくにつれ、薄れてしまうのも事実です。現場の忙しさや結婚などライフスタイルの変化、離島や海外に飛び込むことへの不安など、多種多様な要因が夢への障壁となっているのかもしれません。

ゲネプロのミッションは、総合医にとっての「メジャーリーグ」である離島へき地で、期間限定のトレーニングを積み、足腰のしっかりとした医師を育成することにあります。実力と志を兼ね備えた医師による全国的なネットワークを形成し、応援診療等、離島へき地への強力なサポート体制を構築することを目的にしています。そのような夢の実現をサポートすべく、日本の離島へき地医療を牽引してきた指導医陣と、世界のへき地医療をリードするオーストラリアの指導医陣がタッグを組み、2017年4月より「日本版 離島へき地プログラム:Rural Generalist Program Japan」が1期生とともにスタートし、現在は3期生を迎えています。

離島やへき地で医療者が倒れたら、全国から応援に来る。そんな同志を集め、日本の離島へき地医療を、住民の方はもちろん、医療者にとっても安心したサポートができるよう、一歩一歩歩んでいきたいと考えております。

ゲネプロ

https://genepro.org/

コンテンツ一覧

第3回 皮膚科の手技

内容を見る
  • 1)わかりやすいメラノーマの鑑別法〔2019年9月6日〕
  • 2)実際のダーモスコピー診断〔2019年10月8日〕
  • 3)知っておきたい陥入爪の処置〔2019年11月1日〕

第2回 眼科の手技

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  • 1)症例から診る眼の異常所見〔2019年7月12日〕
  • 2)症例から診る結膜の診断と処置〔2019年7月31日〕

第1回 耳鼻科の手技

内容を見る
  • 1)耳道の診察と耳垢・異物のクリーニング〔2019年5月29日〕
  • 2)鼻出血の止血処置〔2019年6月7日〕