看護師の夜勤シフトと冠動脈疾患リスク/JAMA

通常勤務(日勤・準夜勤)に加え月3回以上の夜勤シフト(ルーティン夜勤シフト)勤務に従事する女性看護師は、夜勤シフト従事歴のない人と比べて冠動脈性心疾患(CHD)イベントのリスク増大がみられ、同従事歴が長いほど、リスクは高まることが明らかにされた。米国ハーバード・メディカル・スクールのCeline Vetter氏らが、大規模前向きコホート研究「Nurses’ Health Studies」(看護師健康調査:NHS)の結果を分析した結果で、JAMA誌2016年4月26日号で発表した。勤務シフトとCHDの関連を検討した先行前向き研究では、相反する結果が報告されており、また追跡期間も短期のものだった。