GSK 前立腺肥大症治療薬「アボルブ」承認取得、大鵬薬品工業とコ・プロモーションで基本合意

提供元:ケアネット

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公開日:2009/07/09

 



グラクソ・スミスクライン株式会社(GSK)は7日付で、同社の前立腺肥大症治療薬「アボルブカプセル0.5mg」(一般名:デュタステリド、以下「アボルブ」)について前立腺肥大症を効能・効果として、厚生労働省より製造販売承認を取得と発表した。また、GSKと大鵬薬品工業株式会社は、同剤について両社でコ・プロモーションを開始することで基本合意したとのこと。

同剤は、英国グラクソ・スミスクライン社で開発された日本初の5α還元酵素阻害作用を有する前立腺肥大症治療薬。2001年11月に米国で、2002年7月に欧州で承認されて以来、2009年3月現在、世界85ヵ国で承認されている。

同剤は、男性ホルモンのテストステロンをより活性の高いDHT(ジヒドロテストステロン)に変換する1型および2型の5α還元酵素を阻害し、DHTを抑制。本剤によるDHTの抑制に伴い、肥大した前立腺は縮小し、下部尿路症状の軽減および尿流の改善がもたらされるという。

今回のコ・プロモーションに関する合意内容は、GSKと大鵬薬品が共同して医療機関への医薬情報提供活動を行うとのこと。

詳細はププレスリリースへ
http://glaxosmithkline.co.jp/press/press/2009_07/P1000560.html