家計が厳しくなれば症状があっても半数が我慢… 今年の医療機関の利用のしかたは? 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/01/16 株式会社QLifeは14日、『2009年の医療機関利用のしかた意向調査』の結果を発表した。調査結果から、症状があっても「我慢」をして医療機関に行かないことが「あると思う」と答えた人は51%、20~40代女性は69%にのぼることがわかった。この調査は、同社が外部のインターネット調査パネルを使って、出産や大きな手術の前後ではない20歳以上の男女500人から回収したもの。調査結果によると、77%は変わらないと答えたが、「増える」と予想する人が15%、「減る」と予想する人8%の約2倍であった。増えると予想する理由として51%が「漠然と健康不安」を挙げ、減る人の理由として30%が「お金に余裕がない」を挙げるなど、昨今の健康不安・経済不安の世相を反映しているという結果が出ている。また、症状があっても「我慢」をして医療機関に行かないことがあると思うと答えた人も51%と多く、20~40代女性では69%にのぼるが、一方、今年は昨年より「予防」に努力する人は46%と多く、特に中高年男性の意識が高い。「予防接種」「健診・人間ドック」も昨年より積極傾向にあるという。なお、医療機関にかかった場合に「通院回数を減らす」ことを昨年より意識する人が30%。さらに50代では「安い薬にする」も33%と高かった。詳細はプレスリリースへ(PDF)http://www.qlife.co.jp/news/090114qlife_news.pdf 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 糖尿病前症の生活改善、AI介入が人間に非劣性/JAMA(2025/11/07) 手術低リスク重症大動脈弁狭窄症、TAVR vs.手術の7年追跡結果/NEJM(2025/11/07) ベルイシグアトはHFrEF治療のファンタスティック・フォーに入れるか?―VICTOR試験(解説:原田和昌氏)(2025/11/07) CLL治療のアンメットニーズを埋めるピルトブルチニブ(2025/11/07) 抗うつ薬治療で効果不十分なうつ病患者に対するブレクスピプラゾール補助療法の有用性(2025/11/07) 中年期に食事を抜くと将来フレイルになる可能性/長寿研(2025/11/07) 慢性便秘の改善にキウイが有効(2025/11/07) ホスピスでよく使われる薬は認知症患者の死亡リスクを増加させる(2025/11/07)