欧州医薬品局もオシメルチニブのEGFR変異肺がん1次治療の適応申請を受理

提供元:ケアネット

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公開日:2017/12/05

 

 AstraZenecaは2017年11月28日、本邦に続き、欧州医薬品局が、未治療のEGFR変異陽性の局所進行または転移性非小細胞肺がん(NSCLC)の1次治療に対する第3世代EGFR-TKIオシメルチニブ(商品名:タグリッソ)の市販承認申請を受理したと発表した。

 この市販承認申請は、上記患者において、オシメルチニブが現在の1次治療EGFR-TKIであるエルロチニブまたはゲフィチニブと比較して、有意に無増悪生存期間(PFS)を改善した第III相FLAURA試験のデータに基づくもの。

■参考
AstraZeneca(グローバル)プレスリリース
FLAURA試験(New England Journal of Medicine)
FLAURA試験(Clinical Trials.gov)

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(ケアネット 細田 雅之)