整形外科医はオピオイドの有効性に疑問を持っている可能性がある 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2013/06/19 非がん性慢性疼痛へのオピオイド使用に対する考えは徐々に変化してきており、オピオイド処方の増加に伴い長期有効性および安全性が大きな問題となっている。米国・United BioSource CorporationのHilary D. Wilson氏らによるアンケート調査の結果、慢性疼痛患者に対するオピオイド使用に関する考え方は、医師の専門分野によって違いがあることが明らかとなった。本研究は、慢性疼痛に対するオピオイド使用に関して臨床医の考えの心理測定法的特性を示しており、20年前に実施された類似の調査における知見を更新するものだという。The Journal of Pain誌2013年6月号(オンライン版2013年3月26日号)の掲載報告。 Wilson氏らは、オピオイドに対する考えや、慢性疼痛患者に対するオピオイド使用に関する信頼性および妥当性のある評価方法(Clinicians' Attitudes about Opioids Scale[CAOS])を開発し、調査した。 質問票は、まずフォーカスグループとコンテンツを開発して予備調査を行った後、修正した。その後、全米から抽出した医師を対象に正式調査(1,535例)と安定性評価(251例)を行った。 主な結果は以下のとおり。 ・結果に関して、地域間での有意な差はみられなかった。 ・一方で、医師の専門分野によっていくつかの違いがみられた。 ・整形外科医は、長期オピオイド使用に対する障壁や懸念が高く、オピオイドの有効性に対する確信が最も低かった。 ・疼痛専門医および理学療法/リハビリテーション専門医は、オピオイドの有効性に対する確信が最も高かった。 ~進化するnon cancer pain治療を考える~ 「慢性疼痛診療プラクティス」連載中! ・「天気痛」とは?低気圧が来ると痛くなる…それ、患者さんの思い込みではないかも!? ・腰椎圧迫骨折3ヵ月経過後も持続痛が拡大…オピオイド使用は本当に適切だったのか? 治療経過を解説 ・「痛みの質と具体性で治療が変わる?!」痛みと大脳メカニズムをさぐる (ケアネット) 原著論文はこちら Wilson HD et al. J Pain. 2013 Jun;14(6):613-27. Epub 2013 Mar 26. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 1日5分の中高強度身体活動増加で、総死亡の10%を予防/Lancet(2026/01/27) 日本におけるベンゾジアゼピン処方制限が向精神薬使用による自殺企図に及ぼす影響(2026/01/27) 逆流性食道炎へのボノプラザン、5年間の安全性は?(VISION研究)(2026/01/27) 小児片頭痛、起立性調節障害を伴わない場合は亜鉛欠乏か?(2026/01/27) RSV感染症とインフルの症状を比較、RSV感染症の重症化リスク因子は?(2026/01/27) お金の心配が心臓の老化を早めて死亡リスクを高める(2026/01/27) 体内時計の乱れが認知症リスクの上昇に関連(2026/01/27)