敗血症性ショックへの新たな蘇生戦略の提案:CRTに基づく多角的介入(解説:栗原 宏 氏)-2036 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2025/11/19 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 栗原 宏( くりはら ひろし ) 氏 霞ヶ浦医療センター 総合診療科 オリジナルのニュース 敗血症性ショック、CRTに基づく個別化蘇生法が有用/JAMA(2025/11/14掲載) 敗血症性ショックは日本国内では年間約6.5万例程度発生し、そのうち3例に1例が死亡する重篤な疾患である。血液循環不全と肝機能を反映して乳酸値は上昇するため、乳酸クリアランスは敗血症性ショックの治療において最も重要な指標の1つとなっている。2019年に発表された先行研究(ANDROMEDA-SHOCK試験)では、敗血症性ショックの患者を対象として、治療目標をCRTとした群は従来の乳酸クリアランスとした群に対して非劣性が示され… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 栗原 宏先生の他のコメント COVID-19パンデミック期の軽症~中等症患者に対する治療を振り返ってみると(解説:栗原宏氏) (2025/06/16掲載) ワクチン接種後の免疫抑制療法患者のリスクを抗体の有無で評価(解説:栗原宏氏) (2025/02/06掲載) ニルマトレルビル・リトナビルには曝露後予防効果がない(解説:栗原宏氏) (2024/08/06掲載) 抗菌薬持続間欠の比較(解説:栗原宏氏) (2024/06/28掲載) 小児インフルワクチン接種は10月がおすすめ?(解説:栗原宏氏) (2024/03/14掲載) 3日間のアミカシン吸入、長期挿管患者の人工呼吸器関連肺炎発生を軽減(解説:栗原宏氏) (2023/11/21掲載) 有病率の高い欧州で小児1型糖尿病発症とコロナ感染の関連を調査(解説:栗原宏氏) (2023/10/12掲載) 多剤耐性抗結核治療薬を用いた薬剤感受性結核の治療期間短縮トライアル(解説:栗原宏氏) (2023/03/13掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] ウォートンジェリー由来間葉系幹細胞、心筋梗塞後の心不全を予防か/BMJ(2025/11/19) 小児のアトピー性皮膚炎、特発性慢性蕁麻疹の在宅治療に期待(デュピルマブ皮下注200mgペン発売)/サノフィ(2025/11/19) 平均気温の変化により誘発される精神疾患は?(2025/11/19) 小児インフルワクチン、初回2回接種の有効性は3歳未満で顕著/メタ解析(2025/11/19) プライマリ・ケア医が「意味」を感じる仕事は何か/筑波大・慶應大(2025/11/19) 医師の約3割が肥満度1以上の肥満に該当/医師1,000人アンケート(2025/11/19) 第1/2世代EGFR-TKI後にCNS進行したNSCLCへのオシメルチニブ(WJOG12819L/KISEKI)/日本肺癌学会(2025/11/19) 血液学における補体系の探求:生物学的洞察と新たな治療の展望/日本血液学会(2025/11/19) [ あわせて読みたい ] 合格直結!テスレクDigest(2025/07/18) 第50回日本骨髄腫学会学術集会:独占インタビュー(2025/04/18) ASCO2025 まとめ(2025/06/02) かかりつけ医のためのがん患者フォローアップ(2025/06/13) 医療・介護施設従事者のための転倒・転落事故へのアプローチ ~転倒・転落事故のメカニズム、予防、事故後フォローのすべて~(2025/02/27) 非機器的早期運動療法はDVT発生率を低減【論文から学ぶ看護の新常識】第1回(2025/02/05) トレンド・トーク『肺がん』(2024/06/11) 災害対策まとめページ(2024/02/05) Dr.大塚の人生相談(2024/02/26) IBD(炎症性腸疾患)特集(2023/09/01)