新規抗がん剤BAY 73-4506の新規治験データを発表 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/06/16 バイエル薬品は12日、ドイツ・バイエル ヘルスケア社が、様々なタイプのがんに対して試験が進めている、経口マルチキナーゼ阻害剤BAY 73-4506の第I相および第II相臨床試験結果を、第45回米国臨床腫瘍学会(ASCO2009)にて発表したと報告した。腎細胞がん(RCC)を対象としたオープンラベル第II相臨床試験の予備的なデータによると、RECIST(Response Evalution Criteria in Solid Tumors:固形がん治療効果判定法)による有効性評価で、部分奏効(PR)27%、病勢コントロール率79%が示された。最もよく見られる薬剤と関連性のある有害事象は、手足症候群、疲労、高血圧、粘膜炎、声の変化、潮紅、下痢、食欲不振だった。第II相臨床試験には、主に淡明細胞型腎細胞がんの治療歴のない患者49人を登録し、BAY 73-4506 を1日1回 160 mg ずつ、3週間投与し、1週間休薬させた。主要評価項目にはRECISTで規定する奏効率 (完全奏効:CR+部分奏効PR) を用いたとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://byl.bayer.co.jp/scripts/pages/jp/press_release/press_detail/?file_path=2009%2Fnews2009-06-12.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] マバカムテンの適正使用に関するステートメントを公表/日本循環器学会(2025/05/05) 適量のアルコール摂取でもアミロイドβは蓄積する?(2025/05/05) ペットは家族や友人と同程度に生活満足度を高める(2025/05/05) C. difficileはICUの環境表面からも伝播する(2025/05/05) 患者ナビゲーション導入でリスクを有する患者の大腸内視鏡検査受診率がアップ(2025/05/05) スマートウォッチが運動療法を後押しして糖尿病コントロールを改善(2025/05/05) 早期肺がん患者の術後の内臓脂肪量は手術方法に影響される(2025/05/05) 新型コロナ後遺症としての勃起不全が調査で明らかに(2025/05/05)