エベロリムス、前治療が無効となった進行性腎細胞がんの治療薬として米国で承認を取得 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/04/06 ノバルティスファーマ株式会社は3月30日、エベロリムス(米国での製品名:「AFINITOR」)錠が、スニチニブやソラフェニブによる前治療が無効となった進行性腎細胞がん患者の治療薬として、米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得したと発表した。エベロリムスは、がん細胞内で腫瘍の細胞分裂及び血管新生を制御するmTORタンパクの阻害剤(1日1回経口投与)。プラセボと比較して無増悪生存期間を2倍以上に延長し、がんの進行のリスクを67%減少させた。また、エベロリムスによる治療開始10ヵ月の時点で、約25%の患者で腫瘍の増大が見られなかった。詳細はプレスリリースへhttp://www.novartis.co.jp/news/2009/pr20090401.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 重篤な慢性疼痛、遠隔・オンライン認知行動療法で改善/JAMA(2025/08/06) クローン病へのグセルクマブの静脈内導入療法と皮下維持療法の有効性と安全性:2つの第III相試験(GALAXI-2および3)の48週時点の結果(解説:上村 直実 氏)(2025/08/06) 治療抵抗性うつ病に対する早期ブレクスピプラゾール補助療法(2025/08/06) 誤嚥性肺炎へのスルバクタム・アンピシリンvs.第3世代セファロスポリン~日本の大規模データ(2025/08/06) 小児用ワクチン中のアルミニウム塩は慢性疾患と関連しない(2025/08/06) バイオニック膝関節を用いた義足で下肢切断患者の動きが改善(2025/08/06) 米国で肥満関連がんによる死亡が20年で3倍以上に(2025/08/06) 大気汚染物質への曝露は髄膜腫リスクを高める(2025/08/06)