バイオ医薬品生産技術プラットフォームBI-HEXにより、チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いた抗体生産で高生産性を実現 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/11/12 ドイツ・ベーリンガーインゲルハイム社は2日、同社の研究チームが独自のバイオ医薬品生産技術プラットフォームBI-HEXにより、記録的な生産性で抗体生産を実現したと発表した。治療用モノクローナル抗体を発現させるCHO(チャイニーズハムスター卵巣)細胞の植種培養および流加培養で、1日に細胞1個あたり 100pg(1pgは1兆分の1g)以上の抗体生産を実現化したとのこと。BI-HEX技術プラットフォームが記録的な抗体生産能力を示したことは、実用生産における生産性でも更なる飛躍が実現可能なことを示唆しているという。高度なベクター設定と精密なハイスループットスクリーニングをあわせることで、高生産性を示す細胞株の迅速な選択を可能とし、また、同社独自の最新の培地および培地供給プラットフォームもあいまって、植種培養およびスケールアップ可能な流加培養で、これまで報告されてきた以上のIgG 分子を生産できる細胞株の作製に成功したとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.boehringer-ingelheim.co.jp/com/Home/Newscentre/pressrelease/news_detail.jsp?paramOid=9821 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] ICU患者への生命維持装置の使用と転帰、2014~23年の動向/JAMA(2025/04/30) 患者・市民参画(PPI)の詳細情報、4医学誌でも不足/BMJ(2025/04/30) AYA世代がん治療後の妊孕性予測モデル構築に向け、クラウドファンディング実施/大阪急性期・総合医療センター(2025/04/30) 整形外科における術後せん妄、幅広い20のリスク因子が明らかに~メタ解析(2025/04/30) 統合失調症に対するアリピプラゾール+CBTの有用性〜ランダム化比較試験(2025/04/30) 肥満や脂質異常症がCKDリスクを増大か/東大(2025/04/30) クローン病患者の便意切迫感を改善するミリキズマブ/リリー・持田製薬(2025/04/30) 帯状疱疹ワクチンで認知症リスク20%低下/Nature(2025/04/30)