第266回 一般消費者向けDTC検査サービスに新ガイドライン、医師資格を持たない事業者が検査結果に基づき個人の疾患の罹患可能性を通知するのは医師法違反 最終更新:2025/06/04 がんや遺伝子疾患を血液や尿などで早期発見するための消費者向け(DTC)検査サービスに関するガイドラインが改定され、医師法違反となるサービス提供について明記されました。これに対する事業者の反応は…。
第265回 “米騒動”で農水相更迭、年金法案修正、医療法改正案成立困難を招いた厚労相の責任は? 最終更新:2025/05/28 「米は買ったことがない」発言で江藤 拓農林水産大臣があっという間に更迭され、小泉 進次郎農水相が誕生しました。一方で、医療界にとって重要な福岡 資麿厚生労働大臣の前にも、課題が山積みのようです。
第264回 日本の診療報酬改定の財源確保はますます困難に?米国のトランプ大統領の医薬品価格引き下げ政策の影響を考える 最終更新:2025/05/21 米国のトランプ大統領が、米国内の医療用医薬品価格を引き下げる指示をする大統領令に署名した、というニュースが入ってきました。日本の医療にどんな影響を与えるのでしょうか。
第263回 大学病院などで医療機器メーカー社員が無資格でX線検査、医療機器絡みのリベートや労務提供がなくならない理由とは 最終更新:2025/05/14 先月、医療機器メーカー社員が大学病院などで無資格でX線装置を操作していたことが明らかになりました。以前にも同様の案件が報道されています。なぜ同じことが起こり続けるのでしょうか?
第262回 “撤退戦”本格化へ 1床削減で410万円補助の「病床数適正化支援事業」、計7,000床程度の想定に全国で計5万4,000床の申請、倍率は7.7倍! 最終更新:2025/05/07 病床数減に応じた支援金が支給される制度に全国の病院から応募が殺到。厚労省の当初想定を大きく超える事態となったことから公立病院を対象外とする方針が示され、現場では困惑が広がっています。
第261回 ほぼほぼ生き残り確定の零売薬局(後編) 憲法違反の指摘や「処方箋医薬品以外はOTC医薬品とするシンプルな制度」導入の提案など零売規制への反対相次ぐ 最終更新:2025/04/30 処方箋なしで一部の医療用医薬品が購入できる「零売薬局」。今回の法改正で「原則禁止」となるはずが、法案の国会提出後からさまざまな動きがあり、どうやら制度としての「生き残り」が確定したようです。
第260回 ほぼ生き残り確定の零売薬局(前編) 「セルフメディケーション推進」のためと薬機法等改正案が180度方針転換の謎 最終更新:2025/04/23 処方箋なしで一部の医療用医薬品が購入できる「零売薬局」。今回の法改正で「原則禁止」となるはずが、法案の国会提出後からさまざまな動きがあり、どうやら制度としての「生き残り」が確定したようです。
第259回 トランプ関税で2026年度診療報酬改定の財源確保に暗雲?国内では消費税率の減税論もくすぶり、医療費削減圧力はさらに増大の予感 最終更新:2025/04/16 米トランプ大統領が4月2日に発表した全世界を対象とした相互関税が世界経済を大混乱に陥れています。当初、医薬品には関税がかけられないことになっていましたが、その後もさまざまな言説が飛び交っています。
第258回 フジテレビ第三者委員会報告書が指摘・批判する、年配男性中心の「オールドボーイズクラブ」の弊害は医療の世界でも 最終更新:2025/04/09 タレントによる性暴力に組織的な関与が疑われているフジテレビの一連の問題、第三者委員会が独自調査を行い、調査報告書を公表しました。別紙含め実に300ページ超に及ぶ報告書を読み解いてみると…。
第257回 乳腺外科医わいせつ裁判、無罪確定。改めて考える冤罪回避のために医師、医療機関が心掛けるべきこととは 最終更新:2025/04/02 準強制わいせつ罪で逮捕・起訴された乳腺外科医に対する差し戻し控訴審。3月12日、東京高裁は検察側の控訴を棄却し、検察が上告を断念したことで無罪が確定しました。実に9年近くにわたる長い裁判でした。