サイト内検索|page:1575

検索結果 合計:36034件 表示位置:31481 - 31500

31481.

検証!統合失調症患者の睡眠状態とは

 統合失調症患者では、睡眠状態に問題を抱えることがしばしば見られる。また、睡眠状態が統合失調症の各症状に影響を及ぼす可能性もある。ポルトガル・リスボン精神病院センターのPedro Afonso氏らは、睡眠パターンや睡眠の質、QOLに関して、統合失調症患者と健常者で違いがあるかを検討した。The world journal of biological psychiatry : the official journal of the World Federation of Societies of Biological Psychiatry誌オンライン版2013年1月15日号の報告。 対象は統合失調症患者34例(男性22例、女性12例)と健常者34例(男性19例、女性15例)。睡眠覚醒サイクルを評価するためにアクティグラフと睡眠日誌を用いた。睡眠の質の測定にはピッツバーグ睡眠質問票(PSQI)を用い、QOLの測定にはWHO(世界保健機関)によるQOL評価尺度の簡易版(WHOQOL-BREF)を用い評価した。精神病理学の評価にはPANSSを用いた。 主な結果は以下のとおり。・統合失調症患者は、健常者と比較し、夜間により睡眠をとっていたが、睡眠効率が悪く、睡眠潜時と中途覚醒が有意に高かった。・自己申告によるQOLスコアは、健常者において、4つすべてのドメインで有意に高かった。・PSQIスコアは、統合失調症患者において有意に高く、睡眠の質が悪かった。・統合失調症患者では睡眠-覚醒のパターンが乱れていた(睡眠相前進症候群3例、不規則型睡眠・覚醒パターン3例)。関連医療ニュース ・睡眠薬、長期使用でも効果は持続 ・不眠症の人おすすめのリラクゼーション法とは ・慢性不眠症患者の中途覚醒の原因は?

31482.

RAは、関節炎発症前からすでに不顕性炎症が起きているかもしれない

 関節リウマチ(RA)では、関節炎が臨床的に現れる前に抗シトルリン化ペプチド抗体(ACPA)や急性相反応物質が増加する可能性があるが、こうした発症前段階ですでに局所の不顕性炎症が起きていることが、オランダ・ライデン大学病院のAnnemarie Krabben氏らによるMRIを用いた検討で明らかになった。Annals of the Rheumatic Diseases誌オンライン版2013年1月19日号の掲載報告。 臨床的関節炎を認めないACPA陽性の関節痛患者21例を対象に、四肢専用1.5テスラMRIを用い手および足関節の画像検査を行った。 比較対照はACPA陽性RA患者22例および無症状対照者19例で、スコアリングはOMERACT-RAMRIS(Outcome Measures in Rheumatology Clinical Trials / Rheumatoid Arthritis Magnetic Resonance Imaging Scoring)を用い炎症(滑膜炎および骨髄浮腫)について評価した。 主な結果は以下のとおり。・中手指節(MCP)関節/近位指節間関節の炎症スコア平均値は、無症状対照者群0.1、ACPA陽性関節痛患者群(有痛関節)0.7、ACPA陽性RA患者群3.7であった(各々p<0.001)。・手首の炎症スコア平均値はそれぞれ0.9、2.3および10.3(各々p<0.001)、中足指節関節はそれぞれ0.5、0.9および3.8(各々p=0.10)であった。・MCP関節の炎症スコアは、C反応性タンパク質および赤血球沈降速度と有意に相関していた(各々r(s)=0.83 および r(s)=0.78)。

31483.

間欠自己導尿カテーテル、タイプ別に比較した尿路感染症リスクの発生/BMJ

 在宅患者にとって、間欠自己導尿カテーテルのタイプは、親水性、ゲルリザーバー、非コートタイプのいずれでも、症候性のカテーテル関連尿路感染症のリスクはほとんど差がないことを、英国・National Clinical Guideline CentreのSarah L Bermingham氏らがシステマティックレビューによるメタ解析を行い報告した。尿道カテーテルを利用している人の罹病状態や死亡の原因の先頭に立つのがカテーテル関連尿路感染症である。感染リスクは留置カテーテル処置患者で最も高く、膀胱管理には間欠導尿が好ましいオプション処置とされているが、これまで、その材質や方法論について、有効性と費用対効果の系統的比較は行われていなかった。BMJ誌2013年1月13日号(オンライン版2013年1月8日号)の掲載報告。親水性、ゲルリザーバー、非コートで比較 本検討は、在宅で間欠自己導尿を行っている患者にとって、最も有効で費用対効果に優れるカテーテルタイプを明らかにすることを目的とした。 システマティックレビューとメタ解析にて検討し、結果は確率的なマルコフ・モデルに組み込まれ、生涯コストとQALY(生活の質で調整した生存年)を比較した。 Medline、Embase、Cochrane、Cinahlのデータベースで2002年~2011年4月18日の間に、間欠自己導尿カテーテルについて親水性タイプ、ゲルリザーバータイプ、非コートタイプを比較している文献を検索した。また、2002年以前の論文の特定にはガイドラインを利用した。清潔(1日1回交換または週に1回交換)vs. 無菌性(使い捨て)非コートカテーテルの比較を行っている試験については、各データベースのサービス開始時点から2011年4月18日の間で検索を行った。 主要評価項目は、症候性尿路感染症、菌血症、死亡、患者の好みまたは快適性、使用したカテーテル数などが含まれた。経済的評価モデルには、尿道炎を含む尿路感染症と費用対効果が含まれ、QALY獲得のために増大するコストを算出して検討した。ほとんど差がないが、費用対効果も考慮し親水性かゲルリザーバーを選択肢とすべき システマティックレビューには8試験が組み込まれた。 間欠自己導尿法の利用は脊髄損傷患者が最も多く、大半は男性患者であった。 無菌性非コート群と比べて、ゲルリザーバー群と親水性群は、1回以上の尿路感染症(UTI)の報告例が有意に少ない傾向がみられた(いずれもp=0.04)。 しかし、親水性群と無菌性非コート群との差は、アウトカムを1ヵ月平均UTIで測定した場合(p=0.84)、または1年時点での総UTIで測定した場合(p=0.60)は有意ではなかった。 清潔非コートタイプと無菌性非コートタイプの比較では、1回以上のUTI報告に差はほとんどなかった(p=0.86)。 最も有効であったのはゲルリザーバータイプであったが、QALY獲得コストが>5万4,350ポンドで、清潔非コートタイプと比べて費用対効果では劣った。 以上の結果を踏まえて著者は、「間欠自己カテーテル法で利用されるカテーテルタイプは、症候性尿路感染症リスクについてはほとんど差がないようである。材質による大きな違いとしては、清潔非コートタイプが最も費用対効果に優れている。しかし、エビデンスベースおよび非コートタイプの呼称についての限界とギャップがあり、予防的観点から患者に与えられるべき選択肢は親水性およびゲルリザーバーとすべきことを推奨する」と結論した。その上で、現場の使用の流れが変わる前に、さらなるデータ(感染症、尿道合併症の発生、患者コンプライアンス、清潔カテーテルの扱い方、QOLなど)の積み上げが必要だと指摘している。

31484.

多発性硬化症治療の服薬をサポート 「イムセラヒルズ」サービス開始

 田辺三菱製薬は1日、多発性硬化症患者のくすりの飲み忘れ防止を支援するプログラム「イムセラヒルズ」を同日より開始した。 イムセラヒルズは、患者自身が携帯電話やパソコンから無料で会員登録ができる。多発性硬化症治療薬「イムセラ」の飲み忘れによる休薬期間を起こさないよう、飲む時間をメールで知らせる。また、安全性情報やチェックリストの提供に加えて、「さっぽろ神経内科クリニック」を中心とするチーム医療による6ヵ月間のメールマガジンの配信でも情報提供するなど、長く療養生活を続ける多発性硬化症患者をサポートするプログラムとなっている。 同社は2011年11月28日より多発性硬化症治療薬「イムセラ」を販売しているが、昨年12月より投薬制限が解除となり、長期処方される患者が増加している。多発性硬化症は厚生労働省の特定疾患にも指定され、国内における患者数は約16,000人と報告されている。詳細はプレスリリースへhttp://www.mt-pharma.co.jp/shared/show.php?url=../release/nr/2013/MTPC130201_IMU.html

31485.

全米小児病院の再入院率、疾病や病院間で有意な差/JAMA

 米国・ボストン小児病院のJay G. Berry氏らが、全米の小児病院急性期部門の再入院率を調査した結果、予定外の30日再入院率は6.5%であったことが報告された。再入院率は、患者が入院の間、および退院後に受ける治療の質のインジケーターとして利用される。本調査の再入院率も、疾病や病院間で有意差がみられ、著者は「本病院の質的改善活動に役立つであろう」とまとめている。JAMA誌2013年1月23日号掲載の報告より。1年間の72小児病院57万弱の入院について検証 調査は、小児病院急性期部門の再入院率と、病院間の格差について調べることを目的とした。 2009年7月1日~2010年6月30日の間、米国小児病院・関連施設協会のデータに基づき、72の小児病院での56万8,845件の入院について検証した。 病院、年齢、慢性疾患指標(Chronic Condition Indicators)ごとに30日再入院率を、階層的回帰モデルを用いて算出した。再入院率の「高い」「低い」は、病院ごとに求めた調整後再入院率の平均値にて特定した。 主要評価項目は、すべての診断、または10の入院診断項目で最も高率であった、未計画の30日再入院率とした。計画的再入院は、ICD-9-CMのコードで特定した。再入院率は6.5%、病院間の格差は28.6% 全入院児の未調整30日再入院率は、6.5%(3万6,734件)であった。 同値が「高い」病院と「低い」病院間の格差は大きく、調整後比較で28.6%であった[7.2%(95%信頼区間:7.1~7.2)対5.6%(同:5.6~5.6)]。 10の入院診断について最も高かった再入院率について検証したところ、調整後同割合は17.0%~66.0%にわたり、高い病院と低い病院の差が大きいことが認められた。たとえば、鎌状赤血球の再入院率は、最も高い病院で20.1%(95%信頼区間:20.0~20.3)であったのに対し、最も低い病院では12.7%(同:12.6~12.8)であった。

31486.

空中浮遊微粒子濃度は自殺企図・統合失調症増悪に影響を及ぼす

 イスラエルのネゲヴ・ベン=グリオン大学のNaomy S. Yackerson氏らは、空中浮遊微粒子の濃度が自殺企図および統合失調症の増悪に及ぼす影響について検討を行った。その結果、風の方向による空中浮遊微粒子濃度の相違が、自殺企図や統合失調症の増悪に影響を及ぼすことを報告し、天候を考慮した対処が精神への有害な影響を予防あるいは緩和しうることを示唆した。International journal of biometeorology誌オンライン版2013年1月16日号の掲載報告。 本研究では、固体の空中浮遊微粒子(SSP)濃度の精神障害発生における役割を評価した。対象は、2001~2002年までの16ヵ月間に、ベン=グリオン大学のBeer-Sheva Mental Health Center(BS-MHC)に記録のあった1,871症例。内訳は、統合失調症(ICD-10:F20-F29)の増悪を理由に入院した者が1,445例、自殺企図(ICD-10:X60-X84)を理由に入院した者が426例であった。SSP濃度と精神障害発生との相関はPearson and Spearman検定により評価し、p 

31487.

Dr.清水のおいしい栄養療法

第1回 「栄養療法のスゴイところ!」第2回 「病院はガイコツだらけ!」第3回 「問診と身体診察でできる低栄養の評価」第4回 「アルブミンを使いこなそう!」第5回 「どうする?必要エネルギー量」第6回 「栄養の中身に気を配ろう!」第7回 「栄養の経路の考え方!」第8回 「栄養の経路の実例」第9回 「末梢静脈栄養の考え方(1)」第10回「末梢静脈栄養の考え方(2)」第11回「中心静脈栄養     メニューを決めるステップ」 このDVDは、これから「栄養療法をやってみよう」という方が入門編として気楽に学べる分かりやすい内容になっています。第1回「栄養療法のスゴイところ!」栄養療法は、低栄養の解消だけが目的ではありません。“褥瘡”や“MRSA”が治りやすい体を作ったり、NSTの活動により病院経営を増収させる、といった効果もあります。第1回では薬物療法とは違う、栄養療法の「スゴイところ」を紹介します。第2回「病院はガイコツだらけ!」たった一日の禁食がどれほど患者さんの体に影響するかご存知ですか?実は、太っていても低栄養になっている患者さんがいます。見た目だけでは判断しにくい低栄養。自分の担当患者さんを“隠れガイコツ”にしたくない方は、必見です。第3回「問診と身体診察でできる低栄養の評価」患者さんの栄養状態は、「誰でも、簡単に」評価できます。今日からできる、問診と身体診察での栄養状態の評価を紹介します。第4回「アルブミンを使いこなそう!」アルブミンを使いこなすと、栄養状態だけではなく、他の疾患を診断する力もつきます。「低アルブミンだけど低栄養ではない」という鑑別疾患を見分けるコツと、誤りがちな「アルブミンの落とし穴」を紹介。アルブミンを、徹底的に使いこなしましょう !第5回「どうする?必要エネルギー量」個々の患者さんに合った「一日分の必要エネルギー量」の算出方法を解説。最初は大変ですが、数をこなすうちに慣れてゆくので、まずは自分が担当している患者さんに実践してみましょう !第6回「栄養の中身に気を配ろう!」実は、ブドウ糖だけの点滴では、栄養補給は不十分です。ブドウ糖、つまり糖質だけの栄養だと、人体には何がおこるのか?どんな栄養を、どんな配分で患者さんに供給するのか?栄養の「中身」を組み立てる基本を解説します。第7回「栄養の経路の考え方!」ところで・・・「経口」「経鼻チューブ」「経腸チューブ」「末梢静脈(点滴)」・・・はたして、どの経路を選択することが、目の前の患者さんにとって最善なのでしょうか。患者さんの状態にあった経路選択の考え方と、目指すべき目標について解説。第8回「栄養の経路の実例」臨床現場では、さまざまな患者さんに栄養を投与していかなくてはいけません。「嘔吐や下痢がある患者さん」「脳梗塞で意識はないが胃は正常に活動している患者さん」等、具体的な5つの症例を元に、リスクを避けた的確な投与経路の選択の仕方を学びます。第9回「末梢静脈栄養の考え方(1)」病気が治った時すぐに退院できる“体”を作っておくためには、末梢静脈栄養をどのように組み立てたら良いのか。「考え方(1)」では、4つの構成要素のうち2つ、「糖質」「タンパク質(アミノ酸)」についてを、製剤名や投与量も含めて具体的に解説 !第10回「末梢静脈栄養の考え方(2)」脂肪乳剤を点滴しないと、たった2週間で大変なことに・・ ? 点滴による栄養補給、「考え方(2)」では、「脂質」「ビタミン」について。末梢静脈栄養を効果的に使って、患者さんを必須脂肪酸欠乏や乳酸アシドーシスから守るコツ、教えます ! 番組の最後に、清水先生はこの製剤をこの量で投与していますよ、という“メニュー例”があります。要チェック !第11回「中心静脈栄養 メニューを決めるステップ」どんな時に、中心静脈栄養に踏み切るの ? どのようにメニューを決めていくの ? さあ、考え方はもう勉強済みです。これまで学んできたことをもとに、中心静脈のメニューをつくってゆきましょう !

31489.

うつ病の治療転帰を予測するには、臨床的要因 < 社会経済的要因

 大うつ病性障害(MDD)において、治療転帰に関わる多くの予後因子が知られているが、いずれも単独では予後予測能に限界がある。米国・カリフォルニア大学のFelipe A. Jain氏らは、MDDの治療転帰に関する予測因子について検討した。その結果、社会経済的要因が、ベースラインにおける臨床的要因と比べ、より強力に治療転帰を予測しうること、また複数の因子を組み合わせたプロファイルが各因子単独よりも強力な予測因子であることを報告した。Depression and Anxiety誌オンライン版2013年1月3日号の掲載報告。 本研究では、臨床的および人口動態的因子の階層的な複合を基に、抗うつ薬の治療反応性および寛解に関連するプロファイルを明らかにすることを目的とした。Sequenced Treatment Alternatives to Relieve Depression trial(STAR*D)において、MDD患者2,876例にシタロプラムが投与されたレベル1のデータを解析した。信号検出分析を施行し、治療転帰の異なる患者の階層的予測プロファイルを特定した。分析に際し、感度、特異度、陽性・陰性予測値および検査効率を評価しつつ、自動化されたアルゴリズムを用いて最適な予測因子を決定した。 主な結果は以下のとおり。・ベースラインの臨床的および人口動態的因子の階層的複合により、治療転帰を有意に予測するプロファイルが明らかとなった。・解析の結果、全コホートの反応率は47%であったのが、プロファイルに基づくサブグループの反応率は31~63%の範囲にわたった。・また、全コホートの寛解率は28%であったのに対し、サブグループの寛解率は12~55%にわたった。・抗うつ薬の治療転帰をより反映していたのは、症状や他の臨床的要因よりも、社会経済的状態(収入、教育など)であった。・うつ症状のタイプおよび重症度とともに合併症の状況は、抗うつ薬の治療転帰の予測に有用であったものの、その予測能は弱かった。関連医療ニュース ・日光を浴びる時間は気分に影響:大分大学 ・抗精神病薬投与前に予後予測は可能か? ・うつ病患者の食事療法、ポイントは「トリプトファン摂取」

31490.

ピロリ菌除菌、4剤逐次投与が3剤併用投与よりも良好/Lancet

 プロトンポンプ阻害薬(PPI)と抗菌薬を用いたピロリ菌(Helicobacter pylori)の1st-line治療では、標準的な3剤併用投与よりも、4剤の逐次投与のほうが除菌率が有意に良好なことが、国立台湾大学病院のJyh-Ming Liou氏ら「Taiwan Helicobacter Consortium」の検討で示された。ピロリ菌は消化性潰瘍や胃がんの主要原因だが、多くの国では標準的な3剤併用投与の除菌率は80%に満たないという。除菌率の向上のために、投与期間の延長、4剤併用レジメン、レボフロキサシンなど新規抗菌薬の導入などの治療戦略が提案されてきた。Lancet誌2013年1月19日号(オンライン版2012年11月16日号)掲載の報告。2つの逐次投与と標準的な同時併用投与を比較する無作為化試験 研究グループは、ピロリ菌除菌の1st-line治療として、標準的な14日間の3剤同時併用投与と、14日間または10日間の4剤逐次投与の有用性を比較する多施設共同非盲検無作為化試験を実施した。 対象は、台湾の6施設から登録された20歳以上のピロリ菌感染患者であった。これらの患者が、14日間逐次投与群(S-14群:プロトンポンプ阻害薬ランソプラゾール30mg+アモキシシリン1gを1日2回7日間投与後、ランソプラゾール30mg+クラリスロマイシン500mg+メトロニダゾール500mgを1日2回7日間投与)、10日間逐次投与群(S-10群:S-14群と同じ薬剤をそれぞれ5日間ずつ投与)、14日間3剤併用投与群(T-14群:ランソプラゾール30mg+アモキシシリン1g+クラリスロマイシン500mgを1日2回14日間投与)に、1対1対1の割合で無作為に割り付けられた。 主要評価項目は、intention-to-treat(ITT)集団およびper-protocol(PP)集団における除菌率とした。治療終了後もピロリ菌陽性の患者には、2nd-line治療として14日間の修正逐次投与が行われた除菌率:90.7% vs. 87.0% vs. 82.3%(p=0.011、ITT解析) 2009年12月28日~2011年9月24日までに900例が登録され、S-14群に300例(平均年齢:53.7歳、男性:55%)、S-10群に300例(同:52.8歳、53%)、T-14群にも300例(同:53.3歳、56%)が割り付けられた(ITT集団)。フォローアップを完遂できなかった患者や、服薬率が80%未満の患者を除いたPP集団は、S-14群が285例、S-10群が285例、T-14群は279例であった。 ITT集団の解析では、除菌率はS-14群が90.7%[272/300例、95%信頼区間(CI):87.4~94.0]、S-10群が87.0%(261/300例、同:83.2~90.8)、T-14群は82.3%(247/300例、同:78.0~86.6)であった(p=0.011、S-14群とT-14群の比較)。 PP集団の除菌率は、S-14群が94.4%(269/285例、95%CI:91.7~97.1)、S-10群が90.5%(258/285例、同:87.1~93.9)、T-14群は87.1%(243/279例、同:83.2~91.0)だった(p=0.012、S-14群とT-14群の比較)。 治療効果はT-14群よりもS-14群が良好で、S-14群のITT集団の治療必要例数(NNT)は12.0(95%CI:7.2~34.5、p=0.003)、PP集団のNNTは13.7(同:8.3~40.0、p=0.003)であった。S-14群とS-10群、S-10群とT-14群の間には有意な差はみられなかった。 有害事象の発現率(3群とも味覚異常、下痢、目まいの頻度が高かった)および服薬遵守率(服薬率80%以上の割合:S-14群97%、S-10群97%、T-14群95%)は3群で同等であった。 著者は、「これらの知見は、逐次投与がピロリ菌感染の標準的な1st-line治療であることを支持するもの」と結論し、「最良の除菌レジメンは、抗菌薬抵抗性ピロリ菌の発生状況に応じて各地域で選択すべきとの見解を支持するものでもある」としている。

31491.

【ご案内】医療介護多職種交流会 第2回MLB×Kanagawa(メディカルラーニングバー神奈川)

 一般社団法人LINKは、2月16日に医療・介護現場で働く方々を対象に、学びのイベント「医療介護多職種交流会 第2回MLB×Kanagawa(メディカルラーニングバー神奈川)」を開催する。 開催概要は以下のとおり。【日時】2013年2月16日(土)15:00~18:00(14:45開場)【テーマ】「訪問看護師だから見えた?看護の本質!」【講師】菅原 由美 氏(全国訪問ボランティアナースの会 キャンナス代表)【場所】ラ・パウザ馬車道店(地図)JR根岸線関内駅 徒歩5分横浜市営地下鉄関内駅 徒歩2分【定員】50名(先着順) ※事前登録制【対象】医療・介護従事者の方【参加費】6,000円 (※飲食代込み。事前振込のみ)振込先名義:エムエルビーカナガワ イシイユウキ振込先口座:みずほ銀行 秦野支店口座番号:普通 2041563(振込手数料は負担でお願いします。)振込期限:2月6日(水)    【参加申し込みフォーム】http://goo.gl/Rx5y9※参加のお申し込みは必ず上記のアドレスからお願いいたします。キャンセルのご連絡は下記メールアドレスまでお願いいたします。info@link-japan.co(※キャンセル時の全額返金は2月11日(月)までとさせていただきます。)【メディカルラーニングバーについて】イベント詳細はこちら:http://goo.gl/cBA1b一般社団法人LINK ウェブサイト:http://www.link-japan.co

31492.

人工膝関節全置換術では膝蓋骨置換を行ったほうが再手術率は低い

 人工膝関節全置換術において、膝蓋骨を置換するべきか否かはいまだ議論の的であるが、メタアナリシスの結果、膝蓋骨置換術を受けた患者と受けなかった患者とでは膝前方痛の発生率および患者満足率は同等であったものの、膝蓋骨置換術を受けた患者では追加の外科的治療が有意に少ないことが明らかになった。米国・University Hospital of North StaffordshireのPilling RW氏らが検証したもので、膝蓋骨特異的スコアを用い最新の人工関節について長期予後を評価するさらなるランダム化比較試験が必要であるとまとめている。The Journal of Bone & Joint Surgery誌2012年12月19日号の掲載報告。 研究グループは、初回人工膝全置換術における膝蓋骨置換が患者の予後を改善するという仮説を検証するため、ランダム化比較試験のメタアナリシスを行った。 初回人工膝全置換術における膝蓋骨置換と非膝蓋骨置換を比較したランダム化試験を対象に、主要評価項目の膝スコア、膝前方痛および患者満足度について解析した。合併症発生率、膝蓋大腿関節に関連した再置換術、感染率、手術時間およびX線像についても調査した。 主な結果は以下のとおり。・16のランダム化比較試験における計3,465膝(このうち膝蓋骨置換術例1,710膝)が解析対象となった。・Knee Society Scoreの膝スコアは、膝蓋骨置換術群で有意に高かった(p=0.005)。・膝前方痛は、膝蓋骨置換術群で13%、非置換術群で24%報告された。この差は統計学的に有意ではなかった(p=0.1)・患者満足率は、膝蓋骨置換術群90%(485/539膝)、非置換群89%(488/548膝)であった。・膝蓋大腿関節合併症は、膝蓋骨置換術群93膝、非置換術群205膝で認められ、ランダム効果モデルにて有意差を認めた(p=0.02)。・膝前方痛が理由による再手術率および膝蓋大腿関節合併症による再手術率は、非置換術群で有意に高率であった(それぞれp<0.00001およびp=0.002)。・感染率、手術時間およびX線像に違いはみられなかった。

31493.

乳がん、大腸がん検診、予防効果を得るまで約10年を要する/BMJ

 マンモグラフィによる乳がん検診や、便潜血検査による大腸がん検診では、受診者1,000人当たり1例の死亡を予防するのに約10年を要することが、米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校のSei J Lee氏らの検討で示された。欧米のガイドラインでは、がん検診はより健康的でより高齢の集団を対象とするよう推奨されているが、検診による害に対しベネフィットを得るには時間を要する。乳がんや大腸がんの検診が生存ベネフィットをもたらすのに要する時間差はこれまで明らかでなかった。BMJ誌2013年1月13日号(オンライン版1月8日号)掲載の報告。検診のベネフィットが得られるまでの期間をメタ解析で評価 研究グループは、乳がんまたは大腸がん検診を受けてから生存ベネフィットが確認されるまでの期間を検討するために、検診受診者と非受診者を比較した地域住民ベースの無作為化試験のメタ解析を行った。 解析の対象は、Cochrane CollaborationおよびUnited States Preventive Services Task Forceのレビューで質が高いと評価された試験とした。米国、デンマーク、英国、スウェーデンで実施された試験に参加した40歳以上の検診受診者のデータを解析した。 主要評価項目は、乳がん検診(マンモグラフィ)または大腸がん検診(便潜血検査)の受診から死亡までの期間とした。最適な検診対象は余命10年以上の集団 乳がん検診に関する5試験および大腸がん検診の4試験が解析の対象となった。 乳がん検診では、1例の乳がん死を予防するのに要する期間は、受診者1万人当たりで1.8年、5,000人当たりで3.0年、2,000人当たりで6.2年、1,000人当たりで10.7年、500人当たりでは15.9年であった。 大腸がん検診では、1例の大腸がん死の予防に要する期間は、受診者1万人当たりで3.7年、5,000人当たりで4.8年、2,000人当たりで7.3年、1,000人当たりで10.3年、500人当たりでは14.6年であった。 著者は、「乳がんおよび大腸がんともに、検診の対象は10年以上の余命が期待される集団が最適である」と結論し、「検診の効果が現れるまでの時間差を検診ガイドラインに組み込めば、検診のリスクとベネフィットをよりよく検討するようになるだろう」と指摘している。

31494.

SSRI、インスリン抵抗性から糖尿病への移行を加速!

 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の長期使用では、肥満症および糖尿病のリスク増大が知られているが、これまで、SSRIがインスリン抵抗性の直接的な誘発因子であるのかといった病態生理学的意義については、ほとんど明らかとなっていなかった。今回、イスラエル・ワイツマン科学研究所のRoi Isaac氏らによるマウス試験の結果、SSRIが膵臓のβ細胞におけるインスリン・シグナル伝達を直接的に阻害している所見が示された。著者は、「SSRIはインスリン抵抗性の状態から顕性糖尿病への移行を加速している可能性がある」と結論している。SSRIがインスリン分泌を阻害 実証試験は、マウス膵島あるいはMin6β細胞の培養株(2時間)で、SSRIがインスリン受容体基質(IRS)-2のインスリン誘発チロシン・リン酸化反応を阻害し、その下流に位置するAktおよびS6K1の活性阻害が示されるかについて検証した。SSRIは、パロキセチン、フルオキセチン、セルトラリンが用いられた。 SSRIに関する実証実験の主な結果は以下のとおり。・阻害は、用量依存的(最大半減期効果:~15-20μM)であり、IRSキナーゼGSK3βの急速リン酸化および活性との相関を示した。・GSK3β-siRNAsの投与により、SSRIの阻害効果は消失した。・30μMのSSRIによるIRS-2活性の阻害は、マウスおよびヒトの膵島からのグルコース刺激インスリン分泌の顕著な阻害と関連していた。・ベーシックなインスリン分泌促進薬(KCI、Arg)は、これらの薬品による影響を受けなかった。・Min6細胞のセルトラリン長期治療(16時間)は、iNOSを誘発した。すなわち、ERストレスの活性と小胞体ストレス応答(unfolded protein response:UPR)の惹起であり、それらはATF4とCHOPの転写の亢進によって示される。これによってアポトーシスが惹起され、カスパーゼ3/7を亢進し、β細胞死に至る。・以上の所見は、SSRIは、GSK3βの活性化によりIRSの機能とインスリン活性を阻害することを意味する。さらには、SSRIが、インスリン分泌を阻害し、UPRを惹起し、アポトーシスを引き起こして、β細胞の死滅を誘発することを示唆する。・SSRIは、インスリン抵抗性を促進する一方でインスリン分泌を阻害しており、インスリン抵抗性の状態から顕性糖尿病への移行を加速している可能性がある。

31497.

HIV初感染への48週間抗レトロウイルス療法の効果は?/NEJM

 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)初感染(primary HIV infection)に対し、48週間の抗レトロウイルス療法(ART)は、従前より示唆されていたように疾患進行を遅らせることが明らかにされた。英国・Imperial College LondonのSarah Fidler氏らが、約370人の患者について行った無作為化試験「Short Pulse Anti-Retroviral Therapy at Seroconversion」(SPARTAC)の結果、報告した。これまで、HIV初感染に対する短期ART療法について疾患進行を遅延しうる可能性が言われていたが、十分な評価は行われていなかった。NEJM誌2013年1月17日号掲載より。HIV初感染初期の366人を平均4.2年追跡 SPARTAC研究グループは、HIV初感染の患者366人を無作為に3群に分け比較検討した。一群にはARTを48週間、別の群にはARTを12週間、もう一つの群には通常の治療を、いずれもセロコンバージョン後6ヵ月以内に開始した。 主要エンドポイントは、CD4+細胞数の350/mm3未満への低下、または長期ART療法の開始とした。 被験者の年齢中央値は31~33歳、男性は60%だった。48週間ART群は123人、12週間ART群は120人、通常治療群は123人だった。平均追跡期間は4.2年だった。48週間ART群、主要エンドポイント発生リスクは通常治療群の4割減 その結果、主要エンドポイントのイベント発生率は、12週間ART群と通常治療群ではそれぞれ61%だったのに対し、48週間ART群では50%と低率だった。48週間ART群の通常治療群に対する主要エンドポイントのイベント発生に関する平均ハザード比は、0.63(95%信頼区間:0.45~0.90、p=0.01)だった。一方、12週間ART群の同値は、0.93(同:0.67~1.29、p=0.67)と、有意差は認められなかった。 また、CD4+細胞数350/mm3未満に低下した人の割合は、12週間ART群と通常治療群は40%だったのに対し、48週間ART群では28%と低率だった。 主要エンドポイント発生までの期間中央値は、48週間ART群は通常治療群と比べ65週間(同:17~114)長かった。 事後解析により、ART開始と主要エンドポイントとの期間は、ART開始がセロコンバージョン時期に近いほど長期となる傾向があることが確認された。また、48週間ARTは、短期療法完了後36週時点のHIV RNA量を、0.44 log10コピー/mL(同:0.25~0.64)減少した。 なお、エイズ、死亡、重度有害イベントの発生率については、すべての群で同等だった。 結果を踏まえて著者は、「HIV初感染の患者に対する48週間ARTは、疾患の進行を遅らせることを発見した。しかしその期間は、治療期間の48週よりも有意に長くはなかった。またART中断が臨床転帰に有害な影響を及ぼす証拠は認められなかった」と結論している。

31498.

不足している医療従事者のラテックスアレルギーへの知識、手袋の適正使用ができた人はわずか1%

 英国・Salford Royal NHS Foundation TrustのF. Al-Niaimi氏らは、医療従事者のラテックスアレルギーについての知識、手袋の適正使用および予防についての評価を行った。その結果、手袋の適正使用が可能であったのはわずか1%であったなど、教育の重要性が浮き彫りになったという。Clinical and Experimental Dermatology誌2013年1月号(オンライン版2012年10月1日号)の掲載報告。 英国では2008年に王立内科医協会(Royal College of Physicians)が、ラテックスアレルギーに関する労働衛生介入について初となるエビデンスに基づくガイドラインを発行した。その中で、医療従事者がラテックスアレルギーの知識を有することの重要性が強調されている。 医療従事者と患者は、手袋やさまざまな医療製品を介して天然ゴムラテックス(NRL)に曝される頻度が多く、幅広い重症度のアレルギー反応を引き起こす可能性がある。 本研究では、ラテックス手袋とNRLアレルギー、ルーチン予防、患者ケアにおける手袋の適正使用に関する医療従事者の認識を評価することを目的とした。 評価は、大規模教育病院の医療従事者を対象に、標準的な質問票を用いて行われた。 主な内容は以下のとおり。・評価の対象となった医療従事者は156人であった。・特異的な処置場面で適切な手袋を使用することができた医療従事者は、わずか1%であった。・半数以上(74.53%)が、NRLによるI型アレルギーの発現を認識できていなかった。・156人のうち131人(84%)は、NRLアレルギーおよび臨床治療における手袋のタイプ別使用についてトレーニングを受けることが有益であると考えていた。・以上の結果から著者は、「医療従事者における手袋の適正使用とNRLアレルギーについての教育の重要性が示唆された。教育の促進にあたっては、皮膚科医が重要な役割を担わなければならない」とまとめている。

31499.

産業化の進展で精神疾患疑い例倍増、失業、離婚、自殺も増加/Lancet

 台湾(人口約2,300万人)では、1990~2010年までの20年間に、産業化の進展にともなって「頻度の高い精神障害(common mental disorder:CMD)」の疑い例が倍増し、並行して全国的に失業率、離婚率、自殺率が増加したことが、台湾・中央研究院(Academia Sinica)のTiffany Szu-Ting Fu氏らの調査で示された。マクロ社会の変動は精神的健康に影響を及ぼす可能性がある。CMDは、一般集団におけるほとんどの非精神病性障害、うつ状態、不安障害を含む広範な診断カテゴリーで、WHOによればうつ状態は2020年までに、障害調整生存年(DALY)の主要因になると予測されるという。Lancet誌2013年1月19日号(オンライン版2012年11月12日号)掲載の報告。CMD有病率の横断的調査を繰り返し、その変遷を解析 研究グループは、台湾の産業化が進んだこの20年間におけるCMDの有病率の変遷について、5年ごとに横断的調査を行った。 1990年、1995年、2000年、2005年、2010年に、12項目からなる中国版健康質問票を用いて成人台湾人の精神的健康状態を評価した。スコアが3点以上の場合に、CMDの可能性ありと判定された。 コクラン・アーミテージ検定を用いてCMDの傾向を評価し、多変量ロジスティック回帰モデルでリスク因子(性別、年齢、配偶者の有無、教育程度、就労状況、身体的健康状態)の解析を行った。得られた結果を全国的な失業率、離婚率、自殺率のデータと比較した1990年の11.5%から2010年には23.8%へ 1万548人の回答者のうち、質問票にもれなく答えたのは9,079人(86.1%)であった。CMD疑い例の割合は、1990年の11.5%から2010年には23.8%と倍増した(時間的傾向:p<0.001)。5回の調査年のすべてにおいて、全国的に失業率、離婚率、自殺率が並行して上昇していた。 CMDを疑う有意なリスク因子として、女性[調整済みオッズ比(OR):1.6、95%信頼区間(CI):1.4~1.8]、教育期間が6年未満(同:1.3、1.1~1.5)、失業(同:1.4、1.1~1.7)、日常活動を制限する身体的不良(同:6.5、5.4~8.0)が挙げられた。これらの因子を多変量モデルで解析したところ、有意な時間的傾向が維持されていた(p<0.0001)。 著者は、「台湾ではCMD疑いの有病率の増加と並行して全国的に失業率、離婚率、自殺率が増加していた」と結論し、「経済市場や労働市場の変動期には、臨床的、社会的な予防対策が重要と考えられる」と指摘している。

31500.

出産後の復職への不安は? 女性医師から寄せられたコメントやエピソードを多数掲載

 いまや国家試験合格者の3割が女性である現在、妊娠中のフォロー、出産・子育て期間中の業務分担をどうするかは避けて通れない問題である。ケアネットが2012年12月19日~29日に、ケアネット・ドットコム会員の女性医師1,000人に行ったアンケート調査で、出産後の復職について尋ねた。 1月25日に発表した結果からは、制度の利用、上司・同僚の反応、仕事と家庭生活の両立、キャリア形成の壁など、いくつもジレンマを抱えていることが明らかになった。寄せられたコメントやエピソードも多数紹介している。 今後出産を考えている女性医師のうち、施設の別を問わず『短時間あるいは非常勤で復帰したい』と回答したのは約7割。一方、実際に出産した医師の経験で最も多い回答は『同じ施設にフルタイム勤務』で37.7%。『別の施設でのフルタイム勤務』(8.4%)と併せると約半数がフルタイムでの復帰という結果となった。50代以上では「時短勤務どころか育休すらなかったため」「妊娠中・授乳中も当直した」「夜間の呼び出しに子どもを連れて行った」といったエピソードが多く寄せられた。経験者のうち『時短・非常勤』を選択した医師は若い年代ほど増えるが、30~40代においても「フルで復帰するか退職かを迫られた」「上司の理解がなく、制度があっても使えなかった」といった声が多数みられた。 また、産後の生活を検討する際の不安材料について上位3つまで選択してもらったところ、経験者から最も多く挙がったのが『保育所・病児保育など施設の利用』で48.9%に上った。「自院の保育所は看護師しか利用できない」「自分が手術中に、発熱した子どもをすぐ迎えに来るよう保育所から連絡がきて途方にくれた」といったコメントが寄せられ、通常の保育所の確保に加え、病院勤務にもかかわらず病児保育探しに奔走していることを嘆く声が多く挙がった。一方、「子どもはペットではない、長時間預けっぱなしにできれば解決する問題ではなく、医師全体での勤務時間短縮が必要」といった意見も寄せられた。 今回のアンケートに寄せられたコメントやエピソードは、こちらに掲載している。「女性医師1,000人に聞きました!出産後の復職どうする?復帰にあたっての不安材料は」

検索結果 合計:36034件 表示位置:31481 - 31500