サイト内検索|page:1137

検索結果 合計:36084件 表示位置:22721 - 22740

22721.

わかる統計教室 第4回 ギモンを解決!一問一答 質問18

インデックスページへ戻る第4回 ギモンを解決!一問一答質問18 ロジスティック回帰分析とは?質問12~17までは、医学統計でよく用いられる「重回帰分析」について、説明してきました。今回より重回帰分析と同じく、医学統計で用いられることの多い多変量解析の中の「ロジスティック回帰分析」について、ご説明いたします。■ロジスティック回帰分析とは事例のようにすでに確認されている「息切れ症状あり」のグループと、「息切れ症状なし」のグループそれぞれで、1日の喫煙本数と1ヵ月間の飲酒日数を調べました。表に、10例の調査結果を示します。表のデータについて息切れ症状の有無と調査項目との関係を調べ、息切れ症状があるグループかどうかを判別するモデル式を作ります。このモデル式を用い、1日の喫煙本数が25本、1ヵ月間の飲酒日数が15日であるWさんの息切れ症状の有無を判別します。表 事例における目的変数と説明変数この問題を解いてくれるのが「ロジスティック回帰分析」です。予測したい変数、この例では息切れ症状の有無を「目的変数」といいます。目的変数に影響を及ぼす変数、事例では喫煙本数と飲酒日数を「説明変数」といいます。ロジスティック回帰分析で適用できるデータは、目的変数は2群の「カテゴリーデータ」、説明変数は「数量データ」です。そして、ロジスティック回帰分析は、目的変数と説明変数の関係を関係式で表します。この例題の関係式は、次のようになります。関係式におけるa1、a2を「回帰係数」、a0を「定数項」といいます。eは自然対数の底で、値は2.718…です。ロジスティック回帰分析は、この関係式を用いて、次の事柄を明らかにする解析手法です。(1)予測値の算出(2)関係式に用いた説明変数の目的変数に対する寄与度次回は、ロジスティック回帰分析の判別スコアと判別精度について、ご説明いたします。今回のポイント1)ロジスティック回帰分析は、目的変数と説明変数の関係を関係式で表す!2)ロジスティック回帰分析で適用できるデータは、目的変数が2群の「カテゴリーデータ」、説明変数が「数量データ」!3)ロジスティック回帰分析は関係式を用いて、(1)予測値の算出、(2)関係式に用いた説明変数の目的変数に対する寄与度を明らかにする解析手法!インデックスページへ戻る

22722.

抗精神病薬の早期治療反応は、長期治療効果を予測可能か

 抗精神病薬による最初の2~3週間での早期治療反応は、数ヵ月後の短期アウトカムを予測可能である。カナダ・マックマスター大学のSean A. Rasmussen氏らは、抗精神病薬の早期治療反応の予測値が、数年間の長期治療において持続するか検討を行った。Human psychopharmacology誌オンライン版2017年9月26日号の報告。 本観察研究では、抗精神病薬での治療開始から平均25ヵ月経過した初回エピソード統合失調症患者64例を対象に、フォローアップ評価を行った。対象患者は、治療開始時にハロペリドール投与またはオランザピン投与に無作為化され、急性期入院後には自由な治療に移行した。治療開始2週または3週目のBPRS(Brief Psychiatric Rating Scale)での早期改善効果が、フォローアップ時の長期改善効果を予測するかどうか、回帰分析を用いて評価した。2次解析として、フォローアップ時の錐体外路系副作用を早期に予測できるかについて検討を行った。 主な結果は以下のとおり。・2週目でのハロペリドールに対する早期治療反応は、長期フォローアップにおけるBPRS改善を予測した(p=0.002)。・2週または3週目のオランザピンに対する早期治療反応は、長期改善を予測しなかった(それぞれ、p=0.726、p=0.541)。・錐体外路系副作用の割合は、両群間で差は認められず、早期治療反応では予測できなかった。 著者らは「ハロペリドール早期治療反応は長期治療予後を予測するが、オランザピン早期治療反応は予測しない可能性がある」としている。■関連記事精神疾患患者の激越症状に対する新旧治療戦略統合失調症の再発率比較、併用療法 vs.単独療法 vs.LAI安定期統合失調症、抗精神病薬は中止したほうが良いのか

22723.

朝食抜きの人は動脈硬化リスクが高い

 朝食を抜く習慣が、一般的な心血管疾患(CV)リスク因子とは関係なく、非冠動脈性および全身性のアテローム性動脈硬化症のリスク増加と関連することが、スペイン・Centro Nacional de Investigaciones Cardiovasculares Carlos IIIのIrina Uzhova氏らの前向きコホート研究で示された。Journal of the American College of Cardiology誌2017年10月10日号に掲載。 著者らは、CVリスク因子および無症候性アテローム性動脈硬化症の存在・分布・進展と、朝食パターンとの関係を調べた。本研究は、ベースライン時にCVイベントのなかった40~54歳の成人の前向きコホート研究であるPESA (Progression of Early Subclinical Atherosclerosis)研究における横断分析。4,052人の参加者から、生活習慣、複数の血管内イメージングデータ、臨床共変量を収集した。朝食パターンは以下の3つで検討した。・高エネルギー朝食:朝食が1日の総エネルギー摂取量の20%超(全体の27%)・低エネルギー朝食:朝食が1日の総エネルギー摂取量の5~20%(全体の70%)・朝食抜き:朝食が1日の総エネルギー摂取量の5%未満(全体の3%) 多変量ロジスティック回帰モデルによる分析の結果、朝食抜きは高エネルギー朝食と比べて、従来の食事性CVリスク因子の存在とは関係なく、非冠動脈性アテローム性動脈硬化症(オッズ比:1.55、95%CI:0.97~2.46)および全身性アテローム性動脈硬化症(オッズ比:2.57、95%CI:1.54~4.31)の高い有病率と関連していた。■関連記事朝食抜きがアテローム性動脈硬化症の増加と関連

22724.

Stage III肺がんのdurvalumab維持療法、QOLを維持:PACIFIC/WCLC2017

 切除不能なStage III局所進行非小細胞肺がん(NSCLC)における同時化学放射線療法(CCRT)後のdurvalumab維持療法を評価するPACIFIC試験。すでにPFSの改善と高い忍容性が報告されているが、今回は副次評価項目である患者報告結果(PRO)についてオーストラリア・University of Sydney/Westmead HospitalのRina Hui氏が、横浜で開催された第18回世界肺がん学会(WCLC)で発表した。 PACIFIC試験では、2回以上のプラチナベースのCCRTを受けて進行していない上記患者をdurvalumabとプラセボに割り付け12ヵ月治療した。その間に患者の主要症状、身体機能、健康関連QOL(EORTC QLQ-C30 v3、QLQ-LC13)の変化をベースライン時と比較している。アンケート完了率はdurvalumab群、プラセボ群共に80%以上であった。 結果、durvalumab群とプラセボ群で、主要症状、身体機能、健康関連QOLの変化に差はみられなかった。Rina Hui氏は、「現時点では局所進行NSCLC患者の5年生存率はわずか15%であるため、この研究は重要である。durvalumabの維持療法は症状、GHQOLを低下させることはなく、主要症状のベースラインからの変化は最低限であった」と述べ、また「今回の研究結果は、効果と安全性が確認されたPACIFIC試験において、durvalumabのCCRT後の維持療法を一層支持するものだ」と結論付けた。discussantであるオーストラリア・Sydney Cancer CenterのMichael Boyer氏はPROについて、「QOLへの悪影響が生命予後の改善を上回っていないことを確認するためにも、PACIFICのような臨床試験には必要なものだ」と述べている。■参考WCLC2017プレスリリースPACIFIC試験(Clinical Trials.gov)■関連記事WCLC2017プレスカンファレンスでのRina Hui氏の発表durvalumab維持療法、Stage III肺がんのPFSを有意に改善(PACIFIC)/ESMO2017

22725.

若年1型糖尿病にポンプ療法 vs.注射療法、安全なのは?/JAMA

 平均年齢14.1歳の1型糖尿病患者3万579例を対象とした検討において、インスリンポンプ療法はインスリン注射療法と比べて、重症低血糖症、糖尿病性ケトアシドーシスの発現リスクは低く、直近の血糖コントロールもより良好であることが示された。ドイツ・アーヘン工科大学のBeate Karges氏らによる住民ベースコホート研究の結果で、著者は「示された結果は、1型糖尿病の小児、青少年、若年成人において、インスリンポンプ療法はインスリン注射療法と比べて、臨床的アウトカムの改善と関係するとのエビデンスを提示するものである」とまとめている。インスリンポンプ療法は、若い1型糖尿病患者の代謝コントロールを改善することが示唆される一方で、短期的な糖尿病性合併症との関連が明らかになっていなかった。JAMA誌2017年10月10日号掲載の報告。ドイツ、オーストリア、ルクセンブルクで20歳未満患者を対象に検討 研究グループは2011年1月~2015年12月に、ドイツ、オーストリア、ルクセンブルクの糖尿病センター446施設で参加者を募ったDiabetes Prospective Follow-up Initiativeを行い、小児、青少年、若年成人の1型糖尿病患者において、インスリンポンプ療法はインスリン注射療法よりも、重症低血糖症と糖尿病性ケトアシドーシスの発現頻度が低いかどうかを調べた。 対象は、20歳未満で罹病期間が1年以上、インスリンポンプ療法またはインスリン注射療法(1日4回以上投与)を受ける1型糖尿病患者。年齢、性別、糖尿病罹病期間、患者の出生地(ドイツまたはオーストリア以外の生まれ)、BMI値、糖化ヘモグロビン値を共変量とし、傾向スコア適合法と治療の逆確率重み付け法(inverse probability of treatment weighting:IPTW)を用いて解析した。 主要アウトカムは、直近の治療年間の重症低血糖症と糖尿病性ケトアシドーシスの発現頻度とした。副次アウトカムは、糖化ヘモグロビン値、インスリン投与量、BMI値などであった。重症低血糖症と糖尿病性ケトアシドーシスの発現頻度、ポンプ療法が有意に低い 被験者3万579例(平均年齢14.1歳[SD 4.0]、男子53%)のうち、1万4,119例がポンプ療法を(期間中央値3.7年)、1万6,460例が注射療法(同3.6年)を受けていた。ポンプ療法群の患者9,814例を注射療法群の患者9,814例と適合して解析した。 ポンプ療法群は注射療法群と比べて、重症低血糖症(9.55 vs.13.97/100患者年、差:-4.42[95%信頼区間[CI]:-6.15~-2.69]、p<0.001)、糖尿病性ケトアシドーシス(3.64 vs.4.26/100患者年、差:-0.63[95%CI:-1.24~-0.02]、p=0.04)ともに発現頻度が有意に低かった。 糖化ヘモグロビン値も、ポンプ療法群が注射療法群よりも有意に低値であった(8.04% vs.8.22%、差:-0.18[95%CI:-0.22~-0.13]、p<0.001)。また、1日インスリン投与量も、ポンプ療法群が注射療法群よりも有意に少なかった(0.84U/kg vs.0.98U/kg、差:-0.14[95%CI:-0.15~-0.13]、p<0.001)。 BMI値は、両療法群間で有意差はみられなかった。 同様の結果は、全コホートで傾向スコア・治療の逆確率重み付け法で解析後も得られた。

22726.

手術後アウトカムに執刀医の性差はあるのか/BMJ

 患者、外科医、病院の特性で調整後、男性外科医の執刀を受けた患者と比べて女性外科医の執刀を受けた患者のほうが、30日以内の死亡がわずかだが有意に少なく、手術アウトカム(入院期間、合併症、再入院率)は同等であることが、カナダ・トロント大学のChristopher JD Wallis氏らが行った住民ベース適合コホート研究の結果で示された。ただし著者は、「今回示された結果は、臨床における男女どちらかの外科医の優先的な選択を支持するものではない」とし、「伝統的に男性優位の職業における、性の同等性と多様性を支持するという点で、重要な意味のある所見であった」と述べている。BMJ誌2017年10月10日号掲載の報告。術後の死亡・再入院・合併症の複合アウトカムを比較 研究グループは、2007~15年にカナダのオンタリオ州で治療を受けた全患者を対象に、25の一般的な外科手術を受けた患者の術後アウトカムについて、執刀医の性差の影響を調べた。検討では女性外科医と男性外科医の執刀を受けた各患者群について、患者の年齢・性別・併存疾患、外科医の技量(前年の指標手術件数で4分位区分)と年齢および病院特性についてマッチングを行った。 主要アウトカムは、死亡・再入院・合併症の複合とし、一般化推定方程式を用いて群間を比較した。女性外科医の執刀を受けた患者群、30日以内の死亡が有意に少ない傾向 対象期間中に患者10万4,630例が、外科医3,314例(女性外科医774例、男性外科医2,540例)による手術を受けていた。マッチング前、女性外科医の執刀を受けた患者は、女性、若者が多い傾向がみられたが、併存疾患、所得、病院所在地(都市部または地方)、手術を受けた年についての差はなかった。マッチング後では、両群は類似していた。 分析の結果、30日以内の死亡・再入院・合併症を呈した患者の割合は、女性外科医の執刀を受けた患者群(5,810/5万2,315例、11.1%[95%信頼区間[CI]:10.9~11.4])が、男性外科医の執刀を受けた患者群(6,046/5万2,315例、11.6%[同:11.3~11.8])よりも有意に少なかった(補正後オッズ比[OR]:0.96、0.92~0.99、p=0.02)。 とくに女性外科医の執刀を受けた患者群では、30日以内の死亡が有意に少ない傾向がみられた(補正後OR:0.88、0.79~0.99、p=0.04)。再入院、合併症について有意差はみられなかった。 患者、外科医、病院の特性による層別解析では、アウトカムへの外科医の性差の影響はみられなかった。また、後ろ向き解析において、緊急手術(通常、患者は執刀医を選択しない)を受けた患者のアウトカムについて、外科医の性差による違いはみられなかった。 結果を踏まえて著者は、異なる方法での独立コホートでさらなる研究を行う必要があること、さらに、すべての患者の死亡率、合併症、再入院率を改善するため、手術アウトカムと医師およびその根底にあるケアのプロセスやパターンと関連したメカニズムを調べる必要があると指摘している。

22727.

Z0011試験長期観察データ-腋窩非郭清でも10年全生存率は変わらない(解説:矢形寛氏)-750

 ACOSOG Z0011試験の約5年のデータは、すでに2010年、2011年に論文報告されており、乳房温存療法で術後放射線治療および全身治療を行うことを前提とした場合、センチネルリンパ節生検で1~2個の転移があっても、郭清した場合と非郭清の場合で領域再発率、全生存率ともまったく変わらなかった。この試験結果からASCOおよびNCCNガイドラインともに腋窩郭清をすべきではないという推奨となっている。 今回はさらに約10年の経過をみたもので、結果は同様であった。本試験では、その多くがホルモン受容体陽性乳がんを対象としており、より長期の観察により非郭清群での再発率増加が懸念された。しかし、10年という期間でみても両者とも再発率は低く、まったく有意差は認められなかった。症例は少ないもののホルモン受容体陰性でも再発率、生存率ともに変わらなかった。 これによりZ0011試験の信頼性がより担保されたものになったといえよう。非郭清でも成績が良かった理由の1つとして照射の効果が挙げられるが、さらに非照射や非センチネルリンパ節生検のデータも今後明らかにされてくるだろう。

22728.

durvalumab、Stage III肺がんに対しEMA が販売承認申請を受理

 AstraZeneca(本社:英国ロンドン、最高経営責任者(CEO):Pascal Soriot)とその生物製剤研究開発拠点MedImmuneは2017年10月9日、欧州医薬品庁(EMA)が放射線とプラチナベース化学療法の同時併用療法後に病勢進行の認められない、局所進行切除不能(Stage III)非小細胞肺がん(NSCLC)に対するdurvalumabの販売承認申請(MAA)を受理したことを発表した。EUにおけるdurvalumabの承認申請はこれが初めて。 durvalumabのMAA提出は、第III相PACIFIC試験での無増悪生存期間(PFS)のポジティブなデータに基づき行われた。同試験は、上記患者を対象に、durvalumabによる維持療法を標準療法と比較する無作為化二重盲検プラセボ対照多施設間国際共同試験。現在、引き続き他の主要評価項目である全生存期間(OS)の評価が進められている。安全性情報を含む詳細な結果については、New England Journal of Medicineオンライン版に掲載されている。■参考AstraZeneca(グローバル)プレスリリースAntonia SJ, et al.N Engl J Med. 2017 Sep 8.[Epub ahead of print]PACIFIC試験(Clinical Trials.gov)■関連記事durvalumabとオシメルチニブは新たな標準治療となりうるか:PACIFIC/FLAURA試験durvalumab維持療法、Stage III肺がんのPFSを有意に改善(PACIFIC)/ESMO2017durvalumab、切除不能StageIII肺がんのブレークスルー・セラピーに指定ステージ3切除不能肺がん、durvalumab維持療法が良好な結果:PACIFIC試験

22730.

郵送による受診推奨が大腸がんスクリーニングの完遂率を向上する(解説:上村直実氏)-749

 本研究は、米国において大腸がん検診の完遂率を高める方法を比較検討したものである。50~64歳の検診未受診者を、検便キット郵送群(便潜血検査キットと返送用封筒を郵送し、2週以内に返送がなければスタッフが電話する方法)、郵送型大腸内視鏡検査群(大腸内視鏡検査の予約電話番号を記載した案内状を郵送し、2週以内に電話がなければスタッフが直接電話する方法)、および通常ケア群(外来受診時に推奨された検査を受ける方法)の3群に無作為に割り付け、3年間追跡した結果、検診の完遂率は、通常ケア群(10.7%)、検便キット郵送群(28.0%)、郵送型内視鏡検査群(38.4%)の順に高率であり、病変の発見率も同様であった。すなわち、内視鏡検査の案内状の郵送が検診の完遂率や病変の発見に寄与する結果であった。 欧米では、1回の内視鏡検査で大腸がんの死亡率が大幅に減少すること1)がすでに報告されており、便潜血検査を用いた検診や内視鏡検診による内視鏡検査の機会を増やすことが重要との認識が一般常識である。わが国でも大腸がんによる死亡者数が初めて5万人を超えて、肺がんに次いで2番目となっており、住民検診ないしは職場検診の受診率および完遂率の向上が重要な課題となっている。わが国の大腸がん検診は1次検診に便潜血反応を用いて、潜血陽性者に対する精密検査として大腸内視鏡検査を行う方式であるが、精検受診率の低さが大きな課題であり、やはり今回報告されたような具体的な検診の完遂率向上策を模索する活動が必要であろう。一方、検診のみでなく便の潜血反応を簡便に調べることができる方策として便潜血キットのOTC化も模索されている。 消化器専門医のみでなく、一般医家や住民・患者自身が、「大腸がんは早期発見により完治する病気であること」、「10年に1度の大腸内視鏡検査で、大腸がんで死亡するリスクが大幅に低下すること」をよく知ることが大腸がん死亡者を減少させるために重要である。

22731.

Stage III肺がんdurvalumab維持療法PACIFIC試験におけるPatient Reported Outcome 世界肺学会2017プレスカンファレンスより 第8回【肺がんインタビュー】

第8回 Stage III肺がんdurvalumab維持療法PACIFIC試験におけるPatient Reported Outcome世界肺学会2017プレスカンファレンスよりPatient-Reported Outcomes with Durvalumab after Chemoradiation in Locally Advanced, Unresectable NSCLC:Data from PACIFIC

22732.

第2回 クルマの無い人生なんて【ドクター クルマ専科】

クルマの無い人生なんて皆さんこんにちは。私は循環器内科医として長年病院勤務でカテーテル治療などに携わってきましたが、7年余り前から東京都八王子市でクリニックを開業しています。前回の岩岡先生とは千葉大学の同期で今年9月に62歳になりましたが、彼とは違い、この歳まで未だポルシェは(ましてフェラーリなどは)ハンドルすら握ったことがありません。そんな私がこのようなエッセイを書かせていただくのもおこがましいのですが、クルマ好きには変わりありませんので、現在までの所有車の思い出などを含め、私のきわめて個人的なカーライフを書かせていただこうと思います。医師の先生方にはクルマ好きの方が多いかと思いますので、忙しい診療の合間や当直の夜にでも読んでいただければ幸いです。クルマ好きと言ってもそのスタンスはさまざまです。クルマには3つの楽しみがあると思います。所有する(綺麗に磨き上げる)楽しみ、いじる(自分なりにカスタマイズする)楽しみ、そして運転する楽しみです。それからすると、私を含め周りのクルマ好きたちは、車を運転すること自体が楽しくて仕方ない人がほとんどです。その中には、走りを追及し装備も至れり尽くせりの高級車を所有している人もいれば、Fun to Driveの小型車を所有している人もいます。しかし両者に共通しているのは、所有車が全て「運転して元気になれるクルマ」であることです。クルマを単なる移動手段とは考えていないということです。クルマとの出会い、ラリーとの出会いさて私のカーライフは、大学生が免許を持たない今とは違い、当時は入学とセットのようだった運転免許を取得した所から始まります。家には親のトヨタコロナがありましたが、2年生から下宿を始めたのに合わせ、最初のクルマはイエローの三菱ランサーセレステでした。懇意にしている叔父が三菱自動車勤務だったため、他のメーカーの選択肢は有りませんでした(オーバーフェンダーの27トレノ、レビン…残念でした)。初めてのクルマでまだ運転の楽しみもわからずもっぱら下駄替わりでしたが、当時所属していたスキー部の先輩にクルマ好きが数人いて、その方々の影響が決定的でした。先輩達はラリーが好きで、当時プレイドライブという車雑誌に毎月載っていた「PDラリー」という自主参加型のラリーを走りに行く時に、いつも連れて行ってくれたのです。これで決定的にラリー(特に未舗装路(ダート)走行)が好きになった私と、同期のT君(セリカ1600GT所有、後に37レビン)は、家庭教師のバイト代をつぎ込んでお互いのクルマをラリー用に改造して行きました。当時は、ディーラーでロールバーを装着してくれるようなおおらかな時代でした。サスペンション、ミッション、ノンスリップデフなどを交換装着しましたが、当然お金がないので、近くの修理工場の心優しいご主人に教わりながら、自分達で出来る所は自力でやりました。そのT君と2人で、地元千葉のラリーチームの主宰者の助言を受けながら色々なラリーに参加しました。中級以上のラリーでは、速く走る事だけが目的のスペシャル・ステージという部分が組み込まれていました。一応公道なので、林道を法律上の制限速度60km/hの指示速度で走るというような無謀なものでした。しかし若かったわれわれは、スタートの瞬間から頭の中では一流ラリーストに勝手に変身してしまい、イメージだけはドリフトでダートのコーナーをこなして行くのでした(汗)。しかし、当然のように腕が伴わず、何回も途中でコースアウトを経験しました。横倒しになった車のドアを車内から持ち上げて開けるのが、あんなに重くて大変だという事も初めて知りました。まあこのような訳で、私はクルマの運転の楽しさに惹かれていったのでした。卒業して医者になった後に手に入れた2台目は、当時世界のラリー界で活躍していた三菱ランサーEXターボGSR(通称ランタボ)でした。普通の4ドアセダンですが、かつての初代ニッサン・スカイラインGTRのように“羊の皮をかぶった狼”で、こちらも当然のようにラリー仕様に改造しました(固いサスペンションは、同乗者の評判悪し)。しかし、研修医のわれわれには、なかなかラリーに参加する時間が取れず、時間を見つけては夜中に房総の林道を走りに行きました。夏休みなどにロングドライブに行っても、脇道に素敵なダートがあるとつい道を折れて走ってしまい、目的地に着く予定が遅くなったものです。ページTOPへラテンの外車の虜に千葉での3年間の研修の後、4年目は東京都心の病院での研修でした。当然ダートを走る機会も激減し、そろそろ3台目を考えましたが、やはりラリーが頭から離れませんでした。そこで、当時ラリー界で活躍していたプジョー205T16(ミッドシップ+4WD)のベースである、ガンメタのプジョー205GTIが、わが家にやって来ました。この車は小さいですが元祖ボーイズレーサーと言われ、エンジンも良く回り活発で、車重も軽く、運転していてとても楽しいクルマでした。ダートは卒業して、奥多摩や箱根のワインディングロードを走りに行ってました。ワインディングロードを走る楽しみを教えてくれたのが、この3台目で、私の目を国産車から外車に移らせたエポックメイキングのクルマでした。友人のBMWなども運転させてもらいましたが、なぜかしっくりせず、このクルマ以降ラテン系のクルマばかりになってしまいました(笑)。そんな経緯で4台目は、同じプジョーの濃いグリーンメタリックのプジョー405Mi16 X4(バイ フォーと読みます)になりました。これも普通の4ドアセダンですが、この車種唯一のDOHCエンジンの4WDで、とくに長距離単騎行には最適でした。しかしやはりラテンのクルマ、納車当日に首都高を走りに行った際に右助手席の窓が開かず、クルマから降りて通行料を払いに行った覚えがあります(笑)。高速上でのオーバーヒート等々トラブルもありましたが、忘れられないのはこのクルマで北海道をドライブしたことです。素晴らしい景色の中、気持ち良い運転を堪能しました。毎日いつまでも運転していたいと思ったことを、今でも覚えています。ページTOPへそして、アルファロメオへ画像を拡大する愛車のアルファロメオ155V6この後の5台目で、ついにあこがれのアルファロメオを手に入れました。アルファは常に気になる存在ではありましたが出会いに恵まれませんでした。そんな時、ドイツのツーリングカーレースDTMで活躍するアルファ155の格好良さに一目惚れしてしまいました。何十年振りかでプラモデルも制作してしまいました(笑)。そんな訳でわが家にブラック(ネロ)のアルファロメオ155V6がやって来ました。ラリー用の改造は別としてクルマはほとんどいじらないのですが、この155だけはエグゾーストを憧れのDTMタイプに交換しました。この車は現在も所有しており、すでに21年目です。途中何年もスピードメーターが死んでいたため(どうやって車検通ったのでしょう?)、軽く10万キロは超えていると思いますが、実際の走行距離は分かりません(笑)。画像を拡大する無骨だけれど格好良いV6エンジン20年以上過ごしているため、このクルマとは、さまざまな思い出があります。お年寄りの病気自慢のようになってしまうので、あえて書きませんが、トラブルも多く、随分迷惑も被りました。しかし、1度として手放そうとは思いませんでした。ちょっとしたクルマなら1台買えるくらいの出費をしてからは、ほぼトラブルフリーの優等生になっています。ラテンのクルマ、それもアルファロメオだと思えば、許せてしまいます。ちょっと頭は弱いけど、気立てが良くて放っておけない可愛い女の娘=アルファロメオでしょうか(笑)?高速道路の料金所や流入などで2速で引っ張った時の4,500~6,500回転の自然吸気V6のエンジン音は、本当に官能的です。当時の車雑誌には、「エグゾーストノートは素晴らしく、貧乏人のフェラーリと言っても良い」と書いてありました(笑)。この間に、マニュアルトランスミッションが使えない妻のために(それまでBMW Z3所有)、私の独断でアルファ156スポーツワゴン、次いで159スポ-ツワゴンもやって来て、ガレージには常に2台のアルファロメオがいる、という至福の時を過ごしていました。その後アルファ159の後継車がなかなか発表されず、残念なことに妻のクルマは現在のアウディRSQ3に取って代わられ、ガレージのアルファは1台のみになってしまいました。ページTOPへでも、今は…画像を拡大する愛車のアルファロメオ4Cスパイダーそのタイミングでアルファロメオは、なんと4Cという、何とも魅力的なミッドシップスポーツカーを発表。めったにクルマを誉めない妻の「これ、かっこいいね」というひと言、2シーターとSUVの2台では何かと不便だなと思っていたところに娘の「3台にすればいいじゃん」と言う言葉、親友の「155は十分元とったから4C買ってもバチは当たらないよ」という言葉、これらに背中を押されて(まっ、決めたのは私自身ですが・・・)画像を拡大する浅間山と4Cスパイダー昨年10月に6ヵ月待ってレッド(ロッソ)の4Cスパイダーがやって来ました。この4Cとは、軽井沢の親友を訪れるたびに、毎度色々なワインディングロードを満喫しています。今は155と4Cの2台のアルファ(とアウディ)に挟まれて幸せです。ページTOPへ最後に画像を拡大するアルファロメオのワイン残念ながら紙面が尽きてしまいました。とにかく、この車を運転したいから次の休みはどこへ行こうかな、と後から目的地を考えるのが、クルマ好きの私の思考回路のようです。しようもない超個人的な駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。還暦過ぎても少年のようなクルマ好きがいることを、知っていただければ幸いです。最後に、ワインラヴァーでもある私にとって「No Car or Wine, No Life!!」という事で、今夜は写真のワインを楽しむことにします(笑)。

22734.

10年以上、頬にペンが刺さったままだった男性【Dr. 倉原の“おどろき”医学論文】第101回

10年以上、頬にペンが刺さったままだった男性 いらすとやより使用 『仮面ライダーエグゼイド』(東映)にハマっていた長男に、ガシャコンキースラッシャーを頬に思いきり突き刺されたことが記憶に新しい今日この頃。たくさんオモチャを買わされたのに、もう次の仮面ライダーが始まってしまいました。ああ、また新しいオモチャを買えとせがまれるのだろうか。今回は、ほっぺたの異物論文をご紹介しましょう。 Jain A, et al.Removal of an Unusual Neglected Foreign Body in Infratemporal Region Using Navigation.J Craniofac Surg. 2017;28:e219-e221.19歳の男性が、かれこれ3ヵ月ほど前から硬口蓋に青みがかった物体が出ていることに気付きました。何だろうこれ、ペロペロ。そう思って過ごしていたのでしょうか。彼は8歳のころ、左の頬骨にペンが刺さったという外傷の既往があり、どうやらその時にペンは除去されているようなのです。しかし、これはイヤ~な予感がしますね。頬骨周辺のCT検査を行うと、側頭下窩から棒状の物体が硬口蓋に向けて出ているではありませんか。おいおい、ペンを除去できていなかったのかよ! しかも、よくよく見ると、上顎洞を貫通している! それにしても10年以上、このペンが何の症状ももたらさなかったのが不思議ですね。異物はその後、速やかに外科手術で除去されました。とくに術中・術後の合併症はなかったそうです。皆さんもペンを取り扱う場合には、顔に刺さらないよう注意してくださいね。

22735.

双極性障害患者の強迫性障害合併、その特徴は

 双極性障害(BD)と強迫性障害(OCD)の合併が臨床的に注目されている。しかし、合併症の詳細な特質や疾病分類学的な妥当性は、よくわかっていない。韓国・成均館大学校のSehyun Jeon氏らは、双極性障害患者における強迫性障害の合併率、臨床的特徴、相関関係について調査を行った。Journal of affective disorders誌2018年1月1日号の報告。双極性障害患者の15.9%に強迫性障害の合併 双極性障害患者314例を対象に、生涯臨床的特徴を総合的に評価した。強迫性障害合併群と非強迫性障害合併群における、双極性障害の臨床的変数を比較した。 主な結果は以下のとおり。・対象患者の15.9%において、強迫性障害合併が認められた。・強迫性障害合併と関連が認められたのは、若い発症年齢、より頻繁な薬理学的躁転、より高いパニック症合併率であった。・強迫性障害合併群の3分の2(65.4%)の患者では、強迫症状が悪化、または抑うつ症状に限定されていた。・最も一般的な強迫症状のタイプは、汚染強迫観念および強迫行為のチェックであった。・過去に抗うつ薬を投与された強迫性障害合併群の60%以上において、薬物誘発性躁転が認められた。・強迫性障害合併群は、現在の専門診療所において、強迫性障害に対する抗うつ薬投与は行われていなかった。・本研究の限界は、対象患者を専門診療所から募集、レトロスペクティブで横断的な評価、因果関係を明らかにすることが困難な点であった。 著者らは「韓国の双極性障害患者における強迫性障害合併率は、白人患者と同等であった。強迫性障害は、抑うつ症状と関連しているようであるが、薬物介入の可能性を含む他の病因関連が示唆されている」としている。

22736.

治癒切除不能な進行・再発胃がんにニボルマブが有効/Lancet

 化学療法歴のある治癒切除不能な進行・再発の胃がんまたは食道胃接合部がん患者において、ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体ニボルマブはプラセボに比べ全生存期間(OS)の有意な延長を示し、新たな治療選択肢となることが確認された。韓国・蔚山(Ulsan)医科大学のYoon-Koo Kang氏らが、国際共同第III相試験(ONO-4538-12、ATTRACTION-2)の結果を報告した。2レジメン以上の化学療法に不応/不耐の進行胃がんまたは食道胃接合部がん患者の予後は不良であるが、現在のガイドラインでは推奨される治療がなかった。Lancet誌オンライン版2017年10月6日号掲載の報告。日韓台3ヵ国の49施設で無作為化二重盲検プラセボ対照試験を実施 ONO-4538-12/ATTRACTION-2試験は、日本、韓国および台湾の49施設において実施された。対象は、20歳以上、ECOG PSが1以下、抗PD-1抗体またはその他のT細胞制御を目的とした抗体療法もしくは薬物療法の治療歴がない、2つ以上の化学療法歴を有する標準治療に不応または不耐の、切除不能な進行または再発の胃がんまたは食道胃接合部がん患者である。地域、ECOG PSおよび転移臓器数で層別化し、ニボルマブ(3mg/kg、静脈内投与、2週間間隔)群とプラセボ群に2対1の割合で無作為に割り付け、病勢進行または永続的な中断を必要とする毒性が発現するまで継続した。 主要評価項目は、intention-to-treat集団におけるOSであった。安全性に関しては、治験薬の投与を1回以上受けたすべての患者を解析対象とした。ニボルマブ群でOSが有意に延長 2014年11月4日~2016年2月26日に、計493例がニボルマブ群(330例)とプラセボ群(163例)に無作為に割り付けられた。 データカットオフ時点(2016年8月13日)の追跡期間中央値は、ニボルマブ群8.87ヵ月(IQR:6.57~12.37)、プラセボ群8.59ヵ月(IQR:5.65~11.37)で、OS中央値はそれぞれ5.26ヵ月(95%信頼区間[CI]:4.60~6.37)および4.14ヵ月(同:3.42~4.86)であった(ハザード比:0.63、95%CI:0.51~0.78、p<0.0001)。 12ヵ月OS率は、ニボルマブ群26.2%(95%CI:20.7~32.0)、プラセボ群10.9%(同:6.2~17.0)であった。 Grade3もしくは4の治療関連有害事象は、ニボルマブ群330例中34例(10%)、プラセボ群161例中7例(4%)に発現し、治療関連有害事象による死亡がニボルマブ群で5例(2%)、プラセボ群で2例(1%)確認された。安全性に関する新たな懸念は観察されなかった。 なお試験は、非アジア人の患者を含めて継続中であり、さまざまな臨床設定や早期治療ラインにおけるニボルマブの進行胃がんまたは食道胃接合部がんに対する有益性を検討中である。

22737.

卵巣予備能バイオマーカーと不妊、関連性は?/JAMA

 生殖年齢後期の女性において、血中の抗ミュラー管ホルモン(AMH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、インヒビンBあるいは尿中FSHといった卵巣予備能を示すバイオマーカーの低下は、妊孕性の低下とは関連していないことが明らかとなった。米国・ノースカロライナ大学のAnne Z. Steiner氏らが、不妊歴のない妊活3ヵ月未満の30~44歳の女性を対象とした前向きコホート試験の結果を報告した。卵巣予備能のバイオマーカーは、その有益性に関するエビデンスがないにもかかわらず、生殖能の目安として用いられている。著者は「尿または血中FSHや血中AMHを用いて、女性の現在の受胎能を評価することは支持されない」と注意を促している。JAMA誌2017年10月10日号掲載の報告。卵巣予備能バイオマーカーを測定し、1年間にわたり受胎率を評価 研究グループは2008年4月~2016年3月の期間で、ノースカロライナ州にあるローリー-ダーラムの地域コミュニティで募集した、不妊歴のない妊活3ヵ月未満の30~44歳の女性981例を対象に、卵胞期前期の血清AMH、血清FSH、血清インヒビンB、尿中FSHを測定した。 主要評価項目は、6周期と12周期までの累積受胎率および相対的な受胎確率(特定の月経周期における受胎率)とし、妊娠テスト陽性を受胎と定義した。 計750例(平均年齢33.3歳[SD 3.2]、白人77%、過体重または肥満36%)から血液と尿の検体が提供され、解析に組み込んだ。バイオマーカー低値と正常値の女性で受胎率に有意差なし 年齢、BMI、人種、現在の喫煙状況、ホルモン避妊薬使用の有無で補正後、妊活6周期までの推定受胎率は、AMH低値(<0.7ng/mL)群(84例)で65%(95%信頼区間[CI]:50~75%)、AMH正常値群(579例)で62%(同:57~66%)と両群で有意差はなかった。妊活12周期までの推定受胎率比較においても、有意差は示されなかった(AMH低値群84%[同:70~91%] vs. 正常値群75%[同:70~79%])。 血清FSHについても同様に、妊活6周期までの推定受胎率は高値(>10mIU/ml)群(83例、63%[95%CI:50~73%])と正常値群(654例、62%[同:57~66%])で有意差はなく、12周期までの推定受胎率も有意差はなかった(82%[同:70~89%] vs.75%[同:70~78%])。 尿中FSH値についても、高値(>11.5mIU/mg creatinine)群の妊活6周期までの推定受胎率(69例、61%[95%CI:46~74%])は、正常値群(660例、62%[同:58~66%])と有意差はなく、妊活12周期までの推定受胎率も有意差はなかった(70%[同:54~80%] vs.76%[同:72~80%])。 インヒビンB値に関しては、測定しえた737例において特定の月経周期での受胎率との関連性が確認されなかった(1-pg/mL増加当たりのハザード比:0.999、95%CI:0.997~1.001)。 なお著者は、出生ではなく受胎を主要評価項目としていること、排卵は評価されていないこと、男性の精液検体は提供されていないことなどを研究の限界として挙げている。

22738.

オシメルチニブ、EGFR変異陽性NSCLCの1次治療でブレークスルー・セラピーに指定

 AstraZeneca(本社:英国ロンドン、最高経営責任者(CEO):Pascal Soriot)は2017年10月9日、米国食品医薬品局(FDA)が転移性EGFR変異陽性非小細胞肺がん(NSCLC)患者の一次治療としてオシメルチニブ(商品名:タグリッソ)をブレークスルー・セラピーに指定したことを発表した。 オシメルチニブのブレークスルー・セラピー指定は、第III相FLAURA試験からのデータに基づき付与された。同試験は、未治療の上記患者を対象に、標準治療のEGFR-TKI(エルロチニブまたはゲフィチニブ)と、オシメルチニブの効果と安全性を比較した二重盲検無作為化試験。同試験では、無増悪生存期間(PFS)の中央値が標準治療群の10.2ヵ月に対し、オシメルチニブ群では18.9ヵ月と約2倍となった。これらの改善は脳転移の有無に関わらず、すべての事前指定されたサブグループにおいてみられた。またオシメルチニブの安全性プロファイルはこれまでと一致し、良好な忍容性を示した。 2017年9月28日、米国のNCCNガイドラインは、上記患者の一次治療にオシメルチニブの使用を含むよう改訂された。オシメルチニブは現在のところまだ、上記患者の一次治療でFDAの承認は得ていない。しかしEGFR-TKI抵抗性のEGFR T790M変異陽性進行NSCLC患者の二次治療として、米国、EU、日本、中国を含む50ヵ国以上で承認されている。■参考AstraZeneca(グローバル)プレスリリースFLAURA試験(Clinical Trials.gov)■関連記事durvalumabとオシメルチニブは新たな標準治療となりうるか:PACIFIC/FLAURA試験HR0.46、オシメルチニブが1次治療で標準治療を上回る(FLAURA)/ESMO2017オシメルチニブ、肺がんFLAURA試験の主要評価項目を達成

検索結果 合計:36084件 表示位置:22721 - 22740