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<先週の動き>1.マイナ保険証の代わりの資格確認書、窓口負担は増額の方針/厚労省2.健康保険証の廃止、マイナ保険証義務化に反対、医師274人が国を提訴へ/東京保険医協会3.「かかりつけ医機能」報告は、無床診療所も在宅医療機関も報告対象に/厚労省4.コロナ後遺症に対応する医療機関のリストを全都道府県で公表を/厚労省5.梅毒報告件数が過去最多に、3月に無料の即日検査などを実施/東京都6.製薬企業の寄付講座、大学内で不適切なメールを発信した医師が懲戒処分/広島大1.マイナ保険証の代わりの資格確認書、窓口負担は増額の方針/厚労省厚生労働大臣は2月24日の記者会見で、2024年秋に健康保険証の廃止に伴ってマイナンバーカードによる「マイナ保険証」を持たない人への資格確認書について、加藤厚労大臣は、患者の窓口負担を割高にする方針を明らかにした。厚生労働省は、デジタル庁の「マイナンバーカードと健康保険証の一体化に関する検討会」の中間取りまとめについての議論のため、同日に社会保障審議会医療保険部会を開催した。これによれば、マイナンバーカードを取得せず、オンライン資格認証が得られない人については、無償で資格確認書を発行するが、有効期間は最大1年となる見込み。なお、デジタル庁はマイナンバーカードの申請を推進のため、カード申請すると2万円分のマイナポイントを付与してきたが、このキャンペーンによる申請期限については2月28日までとして延期は行わないとしている。(参考)「マイナンバーカードと健康保険証の一体化に関する検討会」中間とりまとめについて(厚労省)資格確認書の無償発行に異論なし 社保審・医療保険部会(CB news)医療の窓口負担、「資格確認書」ならマイナ保険証より割高に 厚労相(朝日新聞)2万円付与のマイナポイント、カード申請期限は2月28日まで-「延長はしない」と河野大臣(CNET Japan)2.健康保険証の廃止、マイナ保険証義務化に反対、医師274人が国を提訴へ/東京保険医協会政府が進めている、2024年秋に健康保険証を廃止し、マイナンバーカードを健康保険証として運用する「マイナ保険証」の導入を、医療機関に義務付けたのは違法だとして、東京保険医協会の医師、歯科医ら274人が2月22日に、国に対してマイナ保険証の導入義務の無効と1人10万円の慰謝料を求める訴訟を東京地裁に起こした。東京保険医協会は、去年12月にまとめられた中医協の答申書に対して、12月26日に厳重な抗議をしていたが、オンライン資格確認のシステム導入の原則義務化の撤回を求めていた。(参考)オンライン資格確認 「義務化」撤回訴訟へ(東京保険医協会)マイナ保険証、導入義務化は違憲 保険医274人が東京地裁に提訴(毎日新聞)“マイナ保険証 導入義務はリスク負担大きい” 医師ら提訴(NHK)3.「かかりつけ医機能」報告は、無床診療所も在宅医療機関も報告対象に/厚労省岸田内閣は2月24日に、全世代型社会保障構築会議を開き、持続可能な社会保障制度を構築するために、健康保険法などの改正案について議論した。この改正案には、出産育児一時金を後期高齢者医療制度からの支援金の導入のほか、後期高齢者医療制度の後期高齢者負担率の見直し、かかりつけ医機能が発揮される報告制度についても含まれている。出席した委員からは、厚生労働省が従来から行なっている「病床機能報告」と令和7年4月から開始される「かかりつけ医機能」の報告制度との違いについて質問があり、担当官から「『かかりつけ医機能』報告の対象には無床診療所や、在宅医療機関が含まれる」と回答がなされた。今後、具体化がさらに進む見込み。(参考)「かかりつけ医機能」報告、無床診なども対象 厚労省が見通し示す(CB news)全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案について(全世代型社保構築会議)(内閣府)4.コロナ後遺症に対応する医療機関のリストを全都道府県で公表を/厚労省厚生労働省は全国の都道府県に対し、コロナ後遺症の患者を診療する専門医療機関のリストを4月28日までにホームページなどで公表するよう、2月20日付で事務連絡を行った。厚労省によれば、2月現在でリストを公表しているのは約4割の都道府県にとどまっており、格差が認められている。国立国際医療研究センターの報告によれば、新型コロナウイルス感染の後遺症は、感染から1年半後にも4人に1人が記憶障害や集中力の低下、嗅覚異常といった後遺症を訴えていることが明らかになっている。(参考)新型コロナウイルス感染症の罹患後症状に悩む方の診療をしている医療機関の選定及び公表等について(厚労省)コロナ後遺症を診る医療機関、都道府県に選定と公表を要請 厚労省(朝日新聞)コロナ後遺症対応医療機関のリスト公表へ 厚労省、都道府県に作成要請(CB news)「コロナ後遺症の専門医療機関」を各都道府県で本年(2023年)4月28日までに選定し、公表せよ-厚労省(Gem Med)“コロナ後遺症” 症状と傾向は 感染1年半後でも4人に1人が訴え(NHK)Epidemiology of post-COVID conditions beyond 1 year:a cross-sectional study.5.梅毒報告件数が過去最多に、3月に無料の即日検査などを実施/東京都東京都は都内の令和4年の梅毒報告数が3,677件と、平成11(1999)年の調査開始以来、過去最多になったと発表した。最近は女性の報告数が増加しており、直近10年で約40倍なっている。年齢別では、男性は20~50代、女性は20代が多くを占めている。東京都は梅毒の急増に対応するため、3月に梅毒に関する正しい知識の普及と早期発見に向けて、即日検査を行うほか、3月22日には医療従事者向けオンライン講習会の実施など集中的な取り組みを行う。(参考)梅毒患者が過去最多、女性は10年で40倍 都内で昨年3,677人(朝日新聞)性感染症の梅毒が急増 来月 無料の検査会場設置へ 東京都(NHK)都内で梅毒が急増しています!3月にとくべつ検査など早期発見・治療につながる取組を行います(東京都)6.製薬企業の寄付講座、大学内で不適切なメールを発信した医師が懲戒処分/広島大学広島大学は2月22日に、製薬企業の寄付金によって開設された寄付講座の医師が、不正行為をしたとの公益通報を受け、調査の結果、同僚医師らへ不適切なメール送信を行なったことを確認したと発表した。不適切とされたメールは寄付金を受けた製薬企業の製品の使用推奨を求める内容で、医師の行為は違法行為に当たらないが、利益相反の観点で、不適切な行為とし、2ヵ月の停職とする懲戒処分としたが、同日付で医師は依願退職した。大学によれば、この寄付講座は2018年度に開設され、製薬企業から3年間で4,500万円を拠出を受けた。医師は同僚向けのメールに「院内採用が条件で寄付の2年延長が約束された」と記載し、2019年12月、当該の医薬品が院内採用が決まった後は処方を働きかけていた。(参考)広島大医師が不適切メール 寄付講座巡り、違法性否定(共同通信)製薬会社の寄付講座巡り不適切メール 広島大医師を懲戒処分(産経新聞)広大 “利益相反の観点から問題あった” 寄付講座めぐり謝罪(NHK)広島大学 寄付講座めぐり医師がグラクティブの使用働き掛け「利益相反の観点から問題」調査会が報告書(ミクスオンライン)