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Dr.林の笑劇的救急問答 2 <下巻>

診断が難しい薬物中毒や腹痛の対処法を伝授。パラコート、アセトアミノフェン中毒、虫垂炎、子宮外妊娠も解る

シリーズ名
Dr.林の笑劇的救急問答シリーズ
診療科
救急科  総合診療科 
収録内容
第3回「薬物中毒ウソ、ホント」
第4回「腹痛は難しいのだ!」
講師
林 寛之
収録時間
82 分
価格
4,715円(税込)
発行日
2006-10-27
商品コード
CND0057

第3回「薬物中毒ウソ、ホント」


薬物中毒は、日常的に遭遇する疾患ではないかもしれませんが、意識障害など重篤な状態で搬送されて来る患者さんからは充分な情報を得られない場合が多く、緊急に、且つ落ち着いて対処するには、予め知識をもっておく事がとても重要です。また、安易な拮抗剤投与や胃洗浄は状態を悪化させてしまいかねません。様々な症例とどう戦うのか、今回も必見です!
<症例1> 精神科に通院中の30歳女性。処方されている薬と市販薬を内服して搬送されてきた。バイタルサインは安定している。
<症例2> 意識障害を起こしている58歳男性が搬送される。血圧90/60 体温35.4℃ SpO2は酸素10rで100%
<症例3> 煙草を誤飲してしまった2歳男児。研修医は胃洗浄を試みるが…

第4回「腹痛は難しいのだ!」
コモンディジーズである腹痛も、時間外に来院されると診断がつかない場合も多く、医療過誤が多発するのも事実です。今回の症例ドラマで取り上げる患者さんを、果たして研修医は正しく診断できるでしょうか?
<症例1> 20歳男性 腹痛、嘔気を主訴に来院。下痢をしている。バイタルサインは正常で研修医は胃腸炎と診断。
<症例1> 8歳女性 腹痛で来院。かなり痛がっている。血圧110/82 脈110 体温36.8℃ 研修医は直腸診を試みるが患者に断られる。

林 寛之 ( はやし ひろゆき )氏 福井大学医学部附属病院 総合診療部 教授

1986年自治医科大学卒業。1991年カナダトロント総合病院救急部臨床研修、1993年から僻地医療を経て1997年福井県立病院救命救急センター、2011年より現職。愛と希望と笑いに満ちた、臨床力が高く心優しい医師を育成するために日々奔走中!趣味は子育て(育児休暇3ヵ月取得)。「家庭を大事にできないと、患者さんを大事にできない」がモットー。著書に『あなたも名医!もう困らない救急・当直 ver.3』 (日本医事新報社)『Step Beyond Resident』シリーズ(羊土社)、『研修医当直御法度』(三輪書店)、『ERの裏技 極上救急のレシピ集』(CBR)『いきなり名医!もう困らない救急・当直』(日本医事新報社)など多数。テレビ出演は『プロフェッショナル 仕事の流儀』、『総合診療医ドクターG』(NHK)