「効果を出すにはどのくらい増量すればいいかな?」~一次速度過程の投与量変更~

抗てんかん薬服用中だが最近発作が増えたという若い主婦。診察時に医師に伝え忘れたとのことで、薬剤師が問い合わせることに。すると医師から増量するべきか聞かれ、薬剤師は悩んでしまいます。実は一次速度過程の投与量変更は、とても簡単な比例式で計算することができます!

「ちょうどいい薬の量もっと早くわからないの?」~蓄積率の活用による定常状態血中濃度の推測~

新規で抗てんかん薬が開始になった高齢女性が来局。「しばらく服用した後に用量を検討しましょう」と医師に言われたというこの患者さん、薬剤師に「もっと早くわからないの?」と尋ねます。そんなときは蓄積率を活用すれば、簡易的に定常状態の血中濃度を推測することができます!