見落とさない!がんの心毒性
企画・制作
ケアネット
がん治療の進歩が目まぐるしい一方で、治療による合併症に苦しむ患者さんも少なくありません。近年では分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤でも心血管疾患の副作用が報告されており、腫瘍科医による患者の心血管リスクの見極めが必要不可欠です。本連載では、がん治療時におさえておくべき心毒性・心血管リスクとその対策についてエキスパートが解説します。
主な連載メンバー
- 監修・著作
- 向井 幹夫(大阪国際がんセンター成人病ドック科 主任部長)
- 著作
- 大倉 裕二(新潟県立がんセンター腫瘍循環器科 部長)
草場 仁志(国家公務員共済組合連合会 浜の町病院 腫瘍内科部長)
志賀 太郎(がん研有明病院腫瘍循環器・循環器内科 部長)
コンテンツ一覧
- 第24回 静脈血栓塞栓症の治療に難渋した肺がんの一例(後編)
- 第23回 静脈血栓塞栓症の治療に難渋した肺がんの一例(前編)
- 第22回 フッ化ピリミジン系薬剤投与による胸痛発作症例
- 第21回 がん化学療法中に発症した肺塞栓症、がん治療医と循環器医が協力して行うべき適切な管理は?
- 第20回 静脈血栓塞栓症治療中の肺動脈塞栓を伴う右室内腫瘤の治療方針
- 第19回 息切れの原因、TKIとの関連は?
- 第18回 免疫チェックポイント阻害薬の開始後6日目に出現した全身倦怠感
- 第17回 造血幹細胞移植後に心不全を発症した症例
- 第16回 がん患者に出現した呼吸困難、見落としがちな疾患は?
- 第15回 化学療法中に心室期外収縮頻発!対応は?
- 第14回 深掘りしてみよう!ベバシズマブ併用化学療法
- 第13回 この心電図、QT延長ですか?休薬すべきですか?
- 第12回 HER2陰性乳がん術後再発の2例、心機能回復困難なのはどっち?
- 第11回 免疫チェックポイント阻害薬、放射線治療の心毒性、どう回避する?
- 第10回 心毒性リスク、どんな薬剤に注意している?―アンケート結果(中編)
- 第9回 不安に感じる心毒性とは?ー読者アンケートの結果から
- 第8回 がんと血栓症、好発するがん種とリスク因子は?
- 第7回 進化する放射線治療:循環器医は現代のRTに取り残されている?
- 第6回 新治療が心臓にやさしいとは限らない~Onco-Cardiologyの一路平安~
- 第5回 免疫チェックポイント阻害薬:“予後に影響大”の心筋炎を防ぐには?
- 第4回 VEGFR-TKIの心毒性、注意すべきは治療開始○ヵ月
- 第3回 HER2阻害薬の心毒性、そのリスク因子や管理は?
- 第2回 アントラサイクリン心筋症 見つかる時代から見つける時代へ
- 第1回 Onco-Cardiology(腫瘍循環器学)とは
掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。)
本コンテンツに関する下記情報は掲載当時のものです。
[データ、掲載内容、出演/監修者等の所属先や肩書、提供先の企業/団体名やリンクなど]