世界初、遺伝子編集ブタ腎臓異種移植後の同種移植/Lancet
米国・マサチューセッツ総合病院のLeonardo V. Riella氏らは、遺伝子編集ブタ腎臓をヒトへ移植した後、ヒト腎臓同種移植に成功した世界初の症例について報告した。著者は、ブタ腎臓の異種移植によって長期にわたり腎機能を維持でき、臨床的に重大な同種感作や人獣共通感染症を引き起こすことなく、異種移植を終了できたとしている。また、従来の抗体介在性拒絶反応以外の機序が移植腎の晩期障害に関与している可能性が示唆され、腎臓異種移植は長期にわたり透析不要の状態を維持するだけではなく、その後のヒト同種移植への「橋渡し」として機能する可能性があるとまとめている。Lancet誌2026年9月12日号掲載の報告。