心不全関連の肺高血圧症、肺動脈除神経術は有効か/NEJM
左心疾患に起因し、心不全を伴う肺高血圧症は、交感神経の過剰な活性化によって引き起こされ、肺血管抵抗の上昇や右室機能障害につながるほか、アウトカムの悪化の要因になるという。肺動脈除神経術(PADN)は肺高血圧症の新規治療法として注目されているが、交感神経活動を低下させる可能性が示唆されている。中国・南京医科大学のHang Zhang氏らPADN-HF-PH Investigatorsは、同国25施設で実施した非盲検無作為化対照比較試験「PADN-HF-PH試験」において、最新のガイドラインに基づく薬物療法(GDMT)を受けても症状が持続している、心不全を伴う左心疾患関連の肺高血圧症患者では、GDMTに経カテーテルPADNを併用することによりGDMT単独と比較して、臨床的悪化のイベント発生率が改善することを示した。