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肥満手術前に禁煙した人の多くが術後に喫煙再開

提供元:HealthDay News

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公開日:2020/04/01

 

 肥満手術を受ける患者の中で喫煙習慣のある人の多くは、手術に向けていったん禁煙するが、手術後に喫煙を再開する確率が高いことがわかった。米ピッツバーグ大学のGretchen White氏らが、米国内10カ所の医療機関で調査した結果で、詳細は「Annals of Surgery」2月20日オンライン版に掲載された。

 この研究は2006~2009年に肥満手術(ルーワイ胃バイパス術)を受けた成人患者を対象とする前向きコホート研究として実施された。対象者は1,770人で、年齢中央値は45歳、80%が女性、BMI中央値は47。追跡期間は2015年までの7年で、その間は毎年、喫煙状況を確認した。

 対象者のうち45.2%が手術前の喫煙歴があり、13.7%は手術の前年にも喫煙していたが、手術の前月には2.2%まで低下した。ところが手術の翌年の喫煙率は9.6%に戻り、手術から7年後には14.0%まで上昇した。また手術後に喫煙していた人の喫煙本数は、手術前の1日当たり平均12本から、手術1年後には14本、7年後には15.4本へと増加していた。

 White氏は、「おそらく手術に備える目的で術前に禁煙したであろう人が、術後に喫煙している人と一致するとは限らない点が興味深い。術後に喫煙している人の5人に2人は、手術の1年以上も前に禁煙していた人だった」と述べている。なお、手術後の喫煙のリスク因子を解析すると、過去の喫煙歴が最大のリスクではあったものの、それ以外に、若年であることや貧困、既婚・同棲、薬物使用が、独立したリスク因子であることが明らかになった。

 研究グループでは、いったん禁煙した患者が手術後に喫煙を再開してしまうのは体重管理のためではないかと予測していたが、実際は体重管理を目的に喫煙している人は手術の前後でともに2%ほどであり変化がなかった。この点について、論文筆頭著者であるWendy King氏は「誰もが驚いた結果だ」と語っている。

 また同氏は、「術前の禁煙は手術関連合併症の予防のために強く推奨されている。しかし術後の禁煙継続についての関心が薄いようだ。今回の知見は、喫煙再開の抑制に加え、もし患者が喫煙を再開した場合には迅速に対応するために、継続的支援が必要であることを示している」と述べている。

[2020年2月21日/HealthDayNews]Copyright (c) 2020 HealthDay. All rights reserved.利用規定はこちら