次世代フレックスペンの注入抵抗軽減に関する新しいデータを発表 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/06/16 ノボ ノルディスク社は12日、同社のプレフィルドインスリンペン型注入器、次世代フレックスペンが、SoloStar(商品名:ソロスター)およびKwikPen(同:ミリオペン)よりもインスリン注入時の抵抗が大幅に軽減されたことを示す新しい研究結果が5月発行の「Expert Opinion on Pharmacotherapy」誌に掲載されたと発表した。過去の研究から糖尿病患者は注入抵抗が小さい方を好むという結果が示されているという。 この研究は、2つの異なる規格の注射針NovoFine32G(同:ペンニードル32Gテーパー)およびBD Micro-Fine31G(同:BDマイクロファインプラス31G)を用いてインスリン20単位を注入することにより、3つのインスリンペン型注入器を比較。それぞれ、注入時に3.3、5.0および8.3mm/秒のスピードでテストを行った。すべての注入スピード時と2種類の注射針で、次世代フレックスペンの平均注入抵抗は大幅に小さいことが示された。さらに、3つのインスリンペン型注入器すべてについて、NovoFine32Gを使った場合に注入抵抗が小さいことが示されました。 結果では、次世代フレックスペンを使ったインスリン投与時の注入抵抗がSoloStarに比べて12%-25%、KwikPenに比べて35-41%軽減されることが明らかになった。同研究では、次世代フレックスペンは、注入抵抗の軽減に加え、注入精度の高さにおいても優位性を示した。 詳細はプレスリリースへ http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_18.asp 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 ペンニードル 32Gテーパーが内径を広くする改良を発表 医療一般(2013/04/09) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] CKDへのSGLT2阻害薬、糖尿病・UACRを問わずアウトカム改善/JAMA(2025/12/09) 非小細胞肺がん、アミバンタマブ・ラゼルチニブ併用における予防的抗凝固療法に関する合同ステートメント/日本臨床腫瘍学会ほか(2025/12/09) 治療抵抗性うつ病の認知機能維持に最適な薬物治療戦略は?(2025/12/09) 低用量アスピリン処方が2型糖尿病患者の初回イベントリスク低下と関連――AHA(2025/12/09) WHOが結核の症例数や死亡者数の最新データを公表(2025/12/09) 個別化プレハビリテーションで手術アウトカムが改善(2025/12/09) 朝食後の歯みがきが高血圧リスク低下と関連/鹿児島大(2025/12/09)