米国にて、免疫抑制剤プログラフの添付文書変更 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/06/04 アステラス製薬株式会社は5月29日、免疫抑制剤「プログラフ」(一般名:タクロリムス)に関し、当社の米国子会社アステラス ファーマUS, Inc.(本社:米国イリノイ州ディアフィールド)が2006年2月に申請していた「腎臓移植における拒絶反応の抑制でのミコフェノール酸モフェチル(MMF)との併用療法」の添付文書変更について、5月19日(現地時間)に米国食品医薬品局(FDA)より承認を取得したと発表した。プログラフは同社が創製した免疫抑制剤であり、現在世界約80ヵ国で販売されている。米国では1994年に肝移植への適応で発売以降、1997年に腎移植、2006年には心移植の追加適応症を取得し、現在「肝移植、腎移植、および心移植における拒絶反応の抑制」における第一選択薬となっている。プログラフとMMFの併用療法は、米国において79.3%の腎移植患者に使用されているという。今回、この併用療法を添付文書に反映させるため、アステラス ファーマUS, Inc.が2006年2月に添付文書の変更を申請していた。詳細はプレスリリースへhttp://www.astellas.com/jp/corporate/news/detail/post-50.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 4月の添付文書記載要領改正、実物の記載例公表 医療一般(2019/02/12) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] HRR欠損去勢抵抗性前立腺がん、タラゾパリブ+エンザルタミドがOS改善(TALAPRO-2)/Lancet(2025/07/28) 乳児ドナー心の手術台上での再灌流・移植に成功/NEJM(2025/07/28) アリピプラゾールLAIの長期結果〜10年間ミラーイメージ研究(2025/07/28) 手術時、視力低下で困っている外科医の割合は?/医師1,000人アンケート(2025/07/28) 再発/難治性多発性骨髄腫のBVd療法、DVd療法よりOS延長(DREAMM-7)/Lancet Oncol(2025/07/28) アトピー性皮膚炎患者、「治療で症状が良くなると思う」と回答したのは3割のみ/リリー(2025/07/28) 食物繊維の豊富な食事は動脈硬化リスクを抑制する(2025/07/28) 糖尿病の新たな食事療法「DASH4D」で血圧も低下(2025/07/28)