無理なく飲み続けられる新剤形 抗精神病薬「エビリファイOD錠」発売 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2012/04/19 大塚製薬は17日、抗精神病薬「エビリファイ」(一般名:アリピプラゾール)の新剤形として、「エビリファイOD錠」を4つの用量(3mg、6mg、12mg、24mg)で5月11日に日本国内で発売すると発表した。エビリファイは、世界で初めてのドパミンD2受容体パーシャルアゴニスト作用を有する抗精神病薬で、日本国内では「統合失調症」および「双極性障害の躁症状」の治療に用いられている。これらの疾患の治療では長期にわたり薬を飲み続けることが大切だが、従来の抗精神病薬では「眠気」などの副作用が原因で薬を飲むことをやめてしまう問題があった。エビリファイは、これらの副作用が生じにくいことに加え、剤形の面からもQOLを損なうことなく飲み続けられることを目指し、OD錠新しく発売した。エビリファイOD錠は甘みがあり、口の中に入れると数秒で溶ける。従来の錠剤と比べ高齢者や女性など嚥下が困難な患者にとっても飲みやすく、外出先などでも水なしで飲めるため確実な服薬が期待できるという。また、エビリファイは、3mg、6mg、12mgの3つの用量が販売されているが、OD錠では新しく24mg錠が加わる。24mg錠は、本年1月に新しく適応症を取得した「双極性障害の躁症状の改善」の治療の開始用量であり、1錠で1日に必要な量を服用することができる。詳細はプレスリリースへhttp://www.otsuka.co.jp/company/release/2012/0417_01.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 血友病Bへのfidanacogene elaparvovec、長期の安全性・有効性/NEJM(2025/04/28) 局所進行上咽頭がんの1次治療、補助化学療法+CCRT vs.CCRT/BMJ(2025/04/28) ゾルピデムとBZDの使用が認知症リスク増加と関連〜メタ解析(2025/04/28) 「急性腹症診療ガイドライン2025」、ポイント学習動画など新たな試みも(2025/04/28) タバコ規制により米国で400万人近い人が死亡を回避(2025/04/28) 糖尿病性腎症の世界疾病負荷、1990~2021年にかけて増大(2025/04/28) ハイテクTシャツで術後患者のバイタルサインをモニタリング/欧州泌尿器科学会(2025/04/28) 熱中症の重症度が尿でわかる?(2025/04/28)