心のケアを長期的にサポートする震災対応カウンセリングを開始 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2011/03/31 株式会社アドバンテッジ リスク マネジメントは30日、11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により被災した従業員とその家族への長期的な心のケアが今後必要になることから、東北エリアなどにおいて長期に渡るサポートを提供する震災対応カウンセリングサービスを開始すると発表した。震災後の時間の経過に応じて、必要となるメンタルヘルスケアの内容は変化し、時期に応じた適切なケアの継続実施が求められる。震災直後においては、被災者が直面している課題を落ち着いて解決することを支援するのが優先であり、PTSDやうつに対応したカウンセリングサービスが求められる時期は震災1ヵ月後以降と言われている。また、今回の震災では被災者の居住地域や避難地域が非常に多岐に渡ることから、まずは震災ストレスに対する正しい対処法を説明した震災時の心のケア対応マニュアルを顧客企業へ配布し、人事担当者への説明会を実施する。加えて、企業向けに、実際に被災した従業員や家族を対象として、震災時の心のケアについての集合研修、出張カウンセリングそして一定期間の継続カウンセリングを組み合わせた「被災地対応メンタルヘルスケアパッケージ」の提供を開始する。震災に対応したサービス提供の体制を増強するため、カウンセラーの増員や電話カウンセリングのための回線増設、東北エリアでの新たな直営カウンセリングルームの開設や、スカイプ(Skype)を利用したテレビ電話カウンセリングや携帯電話でのメールカウンセリング、PTSD/うつ対策のためのe-ラーニングなどの提供も順次実施するとのこと。詳細はプレスリリース(PDF)へhttp://pdf.irpocket.com/C8769/kzOO/ig5c/uLBD.pdf 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 1950~2023年の年齢・男女別の死亡率の推移~世界疾病負担研究/Lancet(2025/10/28) HER2変異陽性NSCLCの1次治療、sevabertinibの奏効率71%(SOHO-01)/ESMO2025(2025/10/28) MSI-H大腸がん、ニボルマブへのイピリムマブ追加でPFS延長傾向(CheckMate 8HW)/ESMO2025(2025/10/28) 「若者は管理職になりたがらない」は医師にも当てはまる?/医師1,000人アンケート(2025/10/28) アルツハイマー病のアジテーションに対するブレクスピプラゾール〜RCTメタ解析(2025/10/28) 心血管疾患の発症前にはほぼ常に警告サインあり(2025/10/28) ビタミンD欠乏症が10年間で有意に減少、骨折リスク低減に期待(2025/10/28)