緑内障診断前、半数以上が視野欠損の可能性がある「見えづらさ」を経験 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2010/06/07 緑内障フレンド・ネットワークが行った調査によると、緑内障患者の半数以上が診断を受ける前に視野欠損の可能性がある「見えづらさ」を経験、さらに、そのうちの3人に1人が「思いがけない見落とし」をしていることがわかった。また、見えづらさを感じていなかった人でも、6割は診断時に視野欠損が認められた。調査は今年4月24日から5月12日、緑内障フレンド・ネットワークが患者会員を対象に郵送形式で実施し、744人から回答を得たもの。緑内障と診断される前に視野欠損の可能性がある見えづらさがあったと回答した人は全体の56.0%で、具体的な見えづらさとしては、「文字がスムーズに読みづらかった」や「視界に入っているはずなのに、思いがけない見落としをした」、「階段などの段差が分かりにくかった」などが挙げられた。思いがけない見落としをした人の中には、「段差」や「信号や標識」、「電柱等の路上障害物」、「走行中の自転車」、「走行中の車」といった危険な見落としもあった。●詳細はプレスリリースへhttp://xoops.gfnet.gr.jp/pdf/2010/100527_MemberResearch.pdf 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 中強度運動が緑内障の視野欠損進行を遅らせる? 医療一般(2018/11/13) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 後期早産期の出生前ステロイド、6歳以降の神経発達に影響なし/JAMA(2024/05/09) DOAC投与中の心房細動患者への併用、ジルチアゼムvs. メトプロロール/JAMA(2024/05/09) Supra-annularの自己拡張弁はバルーン拡張弁に対して狭小弁輪患者のTAVIで優位に立てるか?(解説:上妻謙氏)(2024/05/09) 長引く咳や痰、新型コロナ以外で増加傾向の疾患とは(2024/05/09) 「リンパ浮腫診療ガイドライン 2024年版」発行、改訂点は?(2024/05/09) NSCLC術前補助療法、ニボルマブ+relatlimabの生存ベネフィットは?(NEOpredict-Lung)/Nat Med(2024/05/09) レビー小体型認知症における抗コリン負荷と長期認知機能低下との関連(2024/05/09) 入院患者の死亡率、患者と医師の性別で異なる(2024/05/09)