カルピス酸乳の摂取で記憶障害予防・記憶力向上効果を確認 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2010/05/27 カルピス株式会社 健康・機能性食品開発研究所は、Lactobacillius helveticus発酵乳の摂取が、「記憶障害の予防」と「記憶力の向上」に有用であることを、静岡県立大学 食品栄養科学部 横越英彦教授との共同研究で確認したと報告した。この研究結果を2010年5月22日の第64回日本栄養・食糧学会大会で発表したという。 同社は1970年代より、「カルピス」を製造する過程で生み出される発酵乳(「カルピス酸乳」)の機能性研究を続けている。特に、「カルピス酸乳」中に含まれる乳酸菌Lactobacillius helveticusで発酵させたLH発酵乳の機能性に着目して、これまでに寿命延長、抗腫瘍、免疫賦活、血圧降下、疲労回復、ストレス低減や、学習記憶能力の向上に効果があることを明らかにしてきた。今回マウスを用いた試験で、「カルピス酸乳」を与えた結果、短期記憶障害の予防効果を示し、また「カルピス酸乳」ホエーを与えた結果、2日後の記憶保持を向上させる効果を示したという。詳細はプレスリリースへhttp://www.calpis.co.jp/corporate/press/nrl_00021.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 母体HIVウイルス量、母子感染に与える影響は?/Lancet(2025/07/25) ミトコンドリアDNA疾患女性、ミトコンドリア置換で8児が健康出生/NEJM(2025/07/25) “早期乳癌”の定義を変更、「乳癌取扱い規約 第19版」臨床編の改訂点/日本乳癌学会(2025/07/25) 臨床研究への患者・市民参画のいまとこれから/日本リンパ腫学会(2025/07/25) 抗精神病薬の早期処方選択が5年後の体重増加に及ぼす影響(2025/07/25) スタチンはくも膜下出血リスクを下げる?~日本のレセプトデータ(2025/07/25) 経尿道的高周波治療が間質性膀胱炎患者の骨盤痛を緩和(2025/07/25)