貼るタイプの疼痛治療剤 「デュロテップMTパッチ」の効能追加承認を取得 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2010/01/26 ヤンセンファーマ株式会社は22日、経皮吸収型持続性疼痛治療剤「デュロテップ MTパッチ」(一般名:フェンタニル) の追加効能となる、“中等度から高度の慢性疼痛における鎮痛”の承認を、20日付けで取得したと発表した。「デュロテップ MTパッチ」は、痛みを和らげる有効成分(フェンタニル)を粘着層に溶解させた薄い半透明フィルム状の経皮吸収型製剤(貼り薬)で、フェンタニルが皮膚を通して少しずつ体内に吸収され、1回の貼付で3日間、鎮痛効果を持続させることが可能とのこと。本剤はこれまで“中等度から高度の疼痛を伴う各種癌(がん)における鎮痛”を適応とし、いわゆる、がん性疼痛の治療薬としてのみに使用されてきた。一方、欧米などの諸外国においては、フェンタニル・パッチが非がん性の慢性疼痛においても広く使用されている実態を鑑みて、同社では2005年に国内第III相臨床試験を開始し、その後、2008年7月の承認申請を経て、今回の承認取得へと至った。詳細はプレスリリースへhttp://www.janssen.co.jp/inforest/public/home/?paf_gear_id=2100029&paf_gm=content&paf_dm=full&vid=v11&cid=cnt64112 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 後期早産期の出生前ステロイド、6歳以降の神経発達に影響なし/JAMA(2024/05/09) DOAC投与中の心房細動患者への併用、ジルチアゼムvs. メトプロロール/JAMA(2024/05/09) Supra-annularの自己拡張弁はバルーン拡張弁に対して狭小弁輪患者のTAVIで優位に立てるか?(解説:上妻謙氏)(2024/05/09) 長引く咳や痰、新型コロナ以外で増加傾向の疾患とは(2024/05/09) 「リンパ浮腫診療ガイドライン 2024年版」発行、改訂点は?(2024/05/09) NSCLC術前補助療法、ニボルマブ+relatlimabの生存ベネフィットは?(NEOpredict-Lung)/Nat Med(2024/05/09) レビー小体型認知症における抗コリン負荷と長期認知機能低下との関連(2024/05/09) 入院患者の死亡率、患者と医師の性別で異なる(2024/05/09)