超速効型インスリンアナログ製剤アピドラに製造販売承認 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/04/24 サノフィ・アベンティス株式会社は22日、1型および2型糖尿病患者さんを対象とする超速効型インスリンアナログ製剤「アピドラ」(一般名:インスリン グルリジン〔遺伝子組換え〕)について、「インスリン療法が適応となる糖尿病」を効能または効果として、厚生労働省より医薬品製造販売承認を取得したと発表した。アピドラは、ヒトインスリンのアミノ酸を置換し、製剤中に亜鉛を含まない特徴的な製剤設計がなされた超速効型インスリンアナログ製剤であるため、製剤中に単量体の割合が多く、速やかに吸収され、短時間で消失することにより、生理的な追加インスリン分泌パターンを再現する。アピドラは、痩せ型から肥満型まで、多様な体型の患者に投与でき、ヘモグロビン・エー・ワン・シー(HbA1c)ならびに食後血糖値を改善する。また食直前投与であるため、患者の生活にあわせてより柔軟に投与が可能だという。海外では、アメリカ、欧州で2004年に承認を取得し、現在80ヵ国以上で承認されている。詳細はプレスリリースへ(PDF)http://www.sanofi-aventis.co.jp/live/jp/medias/FAB6C386-458E-4DCB-8A43-CA53B95DA594.pdf 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] MASHによる代償性肝硬変、efruxiferminは線維化を改善せず/NEJM(2025/05/23) 筋萎縮性側索硬化症、リルゾール+低用量IL-2で死亡リスク低減か/Lancet(2025/05/23) 自家SCT後に再発した多発性骨髄腫、同種SCT vs.自家SCT(2025/05/23) 40%の患者が過小診断される心不全疾患とは/アレクシオン(2025/05/23) 「がんと栄養」に正しい情報を!がん患者さんのための栄養治療ガイドライン発刊(2025/05/23) 若年性認知症リスクとMetSとの関連(2025/05/23) 高齢者への抗菌薬投与の有害性と安全性、3~7日vs.8~14日(2025/05/23) 妊娠初期の貧血は子の先天性心疾患リスクを高める(2025/05/23)