第24回 COVID-19下水検査の本領発揮?/紫色光の制限で代謝活性が上がる可能性 最終更新:2020/09/08 米国の学生寮で、入居前検査では全員陰性だったものの、入居後の下水検査で感染者が明らかに。下水検査も1つの手段として有効なのか?紫色光と代謝活性の最新研究と、2つのテーマについて紹介する。
第23回 免許証サイズ、5ドル15分のCOVID-19検査を米国が許可して早速大量購入~入館許可証の役割を担う? 最終更新:2020/09/01 8月26日、FDAが承認したAbbott社の新たな検査キットを、翌日米政府が1億5千回分購入。安価で簡便、感度97.1%・特異度98.5%でアプリと連動するというそのキットとは?
第22回 老化で溜まる屑ががん細胞を転移しやすくする~血を薄めて若返り? 最終更新:2020/08/25 老化によって血液中に蓄積された物質が、がん細胞を転移可能な状態にする役割を担っている可能性が示唆された。炎症促進タンパク質を減らすなど、血漿成分を変える治療法の可能性を探る研究が進行している。
第21回 アフリカはCOVID-19流行をうまく切り盛りしている~集団免疫が可能か? 最終更新:2020/08/18 アフリカ大陸での感染者数は8月の時点で100万人を超えたが、死亡率は世界平均よりも低い。複数の査読前論文では、10人ないし20人に1人がすでに抗体を有していたとの報告もあり…?
第20回 風邪コロナウイルスがSARS-CoV-2免疫を授けうる? / キャンプ場で小児にCOVID-19が大流行 最終更新:2020/08/11 COVID-19流行前に採取された血液検体から、SARS-CoV-2反応T細胞や抗体が検出されたという報告が相次いでいる/米国のキャンプ場での小児の集団感染が報告された。どんな状況だったのか?
第19回 COVID-19流行の拡大は小児ではなく無防備な大人が招いている? 最終更新:2020/08/04 先週木曜日、JAMA Pediatrics誌に小児の上気道のウイルス量が成人の10~100倍との報告が掲載された。しかし、これまでの他の多くの報告では、小児は主要な感染源とはなりにくいとされており…?
第18回 待望のプラセボ対照無作為化試験でCOVID-19にインターフェロンが有効 最終更新:2020/07/28 吸入型インターフェロンβ薬が、約100例と小規模ではあるものの、プラセボ対照無作為化試験でCOVID-19に対する治療効果を示した。一方、重症化因子となりうるとの報告もあり、各国からの報告を読み解く。
第17回 COVID-19の疲労症候群~筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群研究のまたとない機会 最終更新:2020/07/21 7月上旬、米国国立アレルギー感染病研究所のファウチ所長が、長く続く疲労症候群がCOVID-19に伴う場合があり、その症状がいまだ病態などが詳しく解明されない難治性疾患に類似しているとの見解を示した。
第16回 COVID-19食い止めにT細胞が貢献?/ジャーナル購読の莫大な費用をソフトウェア解析で節約 最終更新:2020/07/14 複数の試験で、無症状か軽症の感染者の多くで強いメモリーT細胞反応が検出された一方、抗体反応が確認されない感染者も。そのT細胞反応は、別のコロナウイルスへの感染によって備わる可能性が指摘されている。
第15回 COVID-19でも顕在化か、ワクチン不信/血液脳関門の定説を覆す結果!? 最終更新:2020/07/07 世界中でワクチン開発が進められる一方、反ワクチン活動家たちが活発に誤った情報を発信中で、ワクチン不信の問題は根深い。血液脳血管関門の定説を覆す新たな報告と、2つのテーマの最新情報をお届けします。