第45回 南ア株にワクチンは確かに効き難く、先立つ感染も通用しなさそう/エボラ潜伏の恐れ 最終更新:2021/02/02 Modernaが南アフリカ変異株に対するワクチンの臨床試験開始を発表したのに続き、J&J、Novavaxも同変異株への有効性データを発表した。以前の感染歴も通用しない可能性が濃厚か?
第44回 南アの変異株は免疫をかわし、ワクチンは絶えず手入れが必要かもしれない~実際のワクチン効果 最終更新:2021/01/26 次々報告される変異株は、感染(あるいはワクチン)による抗体獲得をかわしうるのか?世界中から新たな報告が上がっています。またすでに人口の約25%が接種を終えたイスラエルから報告されたワクチンの効果とは?
第43回 ブラジルで広まるコロナ変異株P.1の再感染しやすさの検討が必要/去年の新発見を疑問視 最終更新:2021/01/19 日本でも確認された、ブラジルの新規変異株。感染拡大が深刻なアマゾン地域最大の都市マナウスでは、4人に3人が2020年10月時点で感染を経験したと推定され、集団免疫が達成されたかに見えました。しかし…?
第42回 南アの新型コロナウイルス変異株へのワクチン効果が心配されている/変異株はどう発生するのか 最終更新:2021/01/12 英国、南アに続き複数の変異株が報告されている。幸い英国と南アの変異株に共通のN501Y変異はワクチン効果を妨げないらしい。変異の違いや変異の過程を追う中で見えてきた変異株の”出どころ”候補とは?
第41回 去年の大発見~循環する独り立ちミトコンドリア、第四の唾液腺 最終更新:2021/01/05 これまで3つとされてきた唾液腺が、実は4つあるという驚きの報告が。手術では顕わにならず、前立腺がんの診断に使われるPET/CTで明らかに。血液を独り立ちして巡るミトコンドリアの発見と共にお届けします。
第40回 新型コロナウイルスへの抗体やメモリーB細胞が感染後少なくとも8ヵ月間持続 最終更新:2020/12/29 抗体そして抗体を生み出すメモリーB細胞が、少なくとも8ヵ月持続するという報告が2つの国から出されました。重症者ほど自己抗体活性が高い可能性や、南アフリカで広まる英国とは異なるとみられる変異の情報も。
第39回 より感染しやすい新型コロナウイルス変異株が英国で急増/ 重症COVID-19への幹細胞治療の試験結果が判明 最終更新:2020/12/22 英国で急増し、飛行機の受入停止などにもつながっていると大きく報道されているSARS-CoV-2変異株。英国の保健行政組織(PHE)による発表や首相会見内容などから今わかっていることをまとめます。
第38回 小児は新型コロナウイルスをどうやら寄せ付けず、侵入すればすぐに始末する 最終更新:2020/12/15 当初の中国からの報告ですでに言われていた小児のかかりにくさと重症化例の少なさ。単純な“若さ”だけでない、その理由が続々報告されています。成人とは異なる免疫反応や、小児の“鼻”のある特性とは?
第37回 どこにでもある薬のCOVID-19重症化予防効果を調べる試験がアフリカで始まった 最終更新:2020/12/08 安くてどこでも手に入る薬で、COVID-19患者が重症化して入院せずに済むようにできないか。アフリカで、軽度~中等度の患者を対象に複数の既存薬の効果を調べる大規模試験が始まっています。
第36回 PfizerやModernaの第III相試験成功でmRNAワクチンの展望が開けた 最終更新:2020/12/01 COVID-19に対し、9割超の有効性が発表されたPfizer社とModerna社のワクチンはともにmRNAワクチン。30年以上前から開発が続けられてきた、その特徴と課題とは。