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患者さん用説明のポイント(医療スタッフ向け)■診察室での会話患者(高齢で)最近、体力の低下を感じて・・・医師そうですか。ここに歩数と健康指標の関連を示した表があります。デスクワークや家に閉じこもり気味だと2,000~4,000歩くらいしか歩いていないかもしれません。加齢に伴う筋肉の減少を食い止めるためには7,000歩以上、体力を維持するためには8,000歩以上が必要だそうです。。患者なるほど。私は全然足りませんね。医師ところで、歩数計は持っておられますか?患者はい。けど、電池切れで・・・医師それはよかったです。気持ちと電池を入れ替えれば、検査値もよくなると思いますよ。患者はい。歩数計をつけて、頑張って歩いてみます。●ポイント歩数計の携帯を促し、歩数計を用いた運動指導を行う●資料 歩数と健康指標の関係10,000歩 メタボの予防9,000歩 体力低下の予防8,000歩 サルコペニア(筋肉量減少症)の予防7,000歩 骨粗鬆症の予防6,000歩 動脈硬化の予防5,000歩 生活の質(QOL)低下の予防4,000歩 閉じこもり・うつ病の予防(青柳幸利.高齢者の身体活動と健康に関する研究.より改変)