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S3-02. NSABP B-36 A randomized phase III trial comparing six cycles of 5-fluorouracil (5-FU), epirubicin, and cyclophosphamide (FEC) to four cycles of adriamycin and cyclophosphamide (AC) in patients with node-negative breast cancer(Geyer Jr CE, USA)

NSABP B-36:リンパ節転移陰性乳がんにおいて6サイクルのFECと4サイクルのACを比較する無作為化第III相試験投与量はAC(60/600)x4、FEC(500/100/500) x6である(図1)。もともとはCOX2阻害剤であるセレコキシブの効果もみるための2x2要因試験であった。しかし、心毒性の問題からセレコキシブの投与は中止となり、2群として試験は継続された。主要評価項目はリンパ節転移陰性乳がんにおいてFEC-100がACよりDFSの延長において優れているかを評価するものである。副次的評価項目はOSの延長、毒性の比較、QOLの違いをみることである。統計学的仮説は、5年のDFSがACとFEC-100とで84.7%から89.2%に改善することをみるのに0.75のハザード比を検出することである。そのために80%の検出力で385のイベントが必要とされた。DFSの違いはタイプ1エラーレベル両側α=0.05で検定する層別化log rankテストで、ハザード比と信頼区間はCoxハザードモデルで評価した。【図1】図1を拡大する2014年1月31日の時点で、400のDFSイベントが報告されため、試験を終了し、予定された分析を行った。中央観察期間は82.8ヵ月(7年)であった。年齢は50歳未満が約40%、ホルモン受容体陰性が約35%、腫瘍径2cm未満が50.0%、グレード3が43~44%であった。人種は白人が約85%であった。乳房部分切除術は68%で施行され、トラスツズマブは10~11%で投与された。グレード3~4の毒性発現率は倦怠感、好中球減少性発熱、感染、口腔粘膜炎、血小板減少、血栓塞栓のイベントはいずれもFEC-100で高かった。化学療法中の死亡はACで2例(腸炎、その他の死)、FEC-100で5例(好中球減少性発熱、血栓塞栓症、心内膜炎、その他の突然死、その他の死)に認められた。DFS、OSともにまったく差を認めなかった(図2a,b)。本試験でのACのDFSは82.3%と仮説通りであり、FEC-100でも82.1%と数値上もまったく変化をもたらさなかったことから、リンパ節転移陰性陽性にかかわらず、この結果は十分われわれに意義をもたらすものである。遠隔再発もACで66例(4.8%)、FEC-100で63例(4.7%)と同等であった。サブセット解析ではERの状況で傾向に差があるが、薬剤の性質が類似していることから、この違いを意味のあるものと捉えることはできない(図3)。【図2a】図2aを拡大する【図2b】図2bを拡大する【図3】図3を拡大するつまりA(ドキソルビシン)をE(エピルビシン)にしても、投与量を増やしても、サイクル数を増やしても治療効果は上がらないということである。さて、ここで過去の報告を簡単に整理してみよう。多くのデータからAと同等の効果を及ぼすにはEは1.2から1.5程度(おそらく1.5)の増量が必要である。すなわちA60とE90がほぼ同等と推測される。一方、うっ血性心不全5%の発生頻度は、Aでは累積投与量400(Cancer. 2003; 97: 2869-2879.)、Eでは920(J Clin Oncol. 1998; 16:3502-3508.)となっているが、評価基準も対象も異なっており、安全性に関してもEがAより優っているとは安易に判断しないほうがよい。ドキソルビシンの投与量による効果の違いCALGB8541: N+において、CAFの投与量は300/30/300、400/40/400よりも600/60/600が治療効果が高い(J Natl Cancer Inst. 1998; 90: 1205-1211.)。CALGB9344: N+において、ACの投与量を60/600、75/600、90/600と上げても治療効果は変わらない(J Clin Oncol. 2003; 21: 976-983.)。Eも同様に限界を超えるとは通常考えにくいことから、E90程度が至適投与量と考えたほうがよいだろう。過去には主にCMFとの比較において、アントラサイクリンの投与量による効果が検証されているが、注意しなければならないのは、治療効果はconventional CMF>iv CMFなので、あくまでconventional CMFと比較したデータをみなければならない(conventional CMFは、classical CMF、oral CMFとも呼ばれている)。ドキソルビシンのサイクル数による効果の違いCALGB40101:N0から3ケ(N0が94%を占める)において、AC4サイクルと6サイクルで4年のRFSは変わらない(J Clin Oncol. 2012; 30: 4071-34076.)。本試験では単独のパクリタキセル(80mg/m2 毎週投与または175mg/m2 2週毎投与)でも4サイクルと6サイクルで比較しており、やはり全く差はなかった。ドキソルビシンとCMFの比較NSABP B-15: N+において、3年でAC (60/600) x4 =conventional CMF(J Clin Oncol. 1990; 8: 1483-1496.)。SWOG 8897: ハイリスクのN0において、CAF(60) x6 = conventional CMF.(J Clin Oncol. 2005; 23: 8313-8321.)。エピルビシンとCMFの比較(エピルビシンの投与量比較を含む)FASG05: N+において、10年で FEC (500/50/500) x6 < FEC (500/100/500) x6 (J Clin Oncol. 2005; 23: 2686-2693.)。N+において、4年でEC (60/500) x8 < EC (100/830) x8 = conventional CMF (J Clin Oncol. 2001; 19: 3103-3110.)。ICCG: N+ において、4.5年で FEC (600/50/600) x6 = conventional CMF (J Clin Oncol. 1996; 14: 35-45.)。NCIC.CTG MA.5: N+において、10年でCE(60x2)F = conventional CMF(J Clin Oncol. 2005; 23: 5166-5170.)。※ HER2過剰発現別にみると、HER2陰性では差がないが、陽性では有意差あり(OSにおける多変量解析)(Clin Cancer Res. 2012; 18: 2402-2412.)。Dose denseItaly: N0〜N+において、FEC(600/60/600) x6 2 weeks = 3 weeks(J Natl Cancer Inst. 2005; 97: 1724-1733.)。※ HER2過剰発現別にみると、HER2陰性で差ないが、陽性では有意差あり(OSにおける多変量解析)(Br J Cancer. 2005; 93: 7-14.)。またコントロール群がそもそも標準ではなく、何ら参考にならない試験もある。例…GEICAM: N0〜N+において、3-week FAC(500/50/500)x6 > 3-week CMF(600/60/600) x6 (Ann Oncol. 2003; 14: 833-842.)。このようにみてくると、乳がん術後補助療法においてエピルビシンがドキソルビシンに優っているとする根拠はそもそも乏しかったことがわかる。エピルビシンのコストはドキソルビシンよりも高いため、私たちはこのことを十分踏まえながら薬剤選択を行う必要があるだろう。【注】AC:ドキソルビシン+シクロホスファミドFEC:フルオロウラシル+エピルビシン+シクロホスファミドCMF:シクロホスファミド+メトトレキサート+フルオロウラシル

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「第29回日本医学会総会 2015 関西」事前参加登録 締切迫る!(1月31日)

 「第29回日本医学会総会 2015 関西」の開催が近づいてまいりました。メインテーマ「医学と医療の革新を目指して―健康社会を共に生きるきずなの構築―」のもと、少子超高齢社会に突入した現在が抱える医学・医療の問題について話し合います。 在宅医療や介護、終末期医療、持続可能な医療制度のほか、iPS細胞やロボット手術などの最先端医療、予防医学につながる先制医療、感染症のグローバル化など。多岐にわたるこれらの課題を「20の柱」に整理し分野横断的に議論します。 医学・医療を取り巻く課題の先送りは許されません。「第29回日本医学会総会 2015 関西」ではこれらの課題に正面から向き合います。一人でも多くの方のご参加をお待ちしています。1月31日(土)まで、事前登録受付中! 参加費割引と特典が付いており、お得です。参加登録はこちらから⇒ http://isoukai2015.jp/registration/【事前登録の特典】(1)「産業医セッション」事前申込(席数限定)   最新の残席情報⇒ https://reg-isoukai2015.jp/public/application/add/42(2)プレミアムツアー(先着順)  『普段見られない/入ることができない/体験できない』をテーマに、  総会参加者向けにプレミアムツアーをご用意いたしました。(3)託児室無料サービス(お申込みは1月30日まで)  詳しい情報はこちらから ⇒ http://isoukai2015.jp/registration/nursery.html■開催概要 学術講演    4月11日(土)~13日(月) 国立京都国際会館ほか 学術展示    4月10日(金)~13日(月) 京都市勧業館「みやこめっせ」ほか 一般公開展示  3月28日(土)~4月5日(日)神戸国際展示場ほか 医学史展    2月11日(水・祝)~4月12日(日) 京都大学総合博物館 医総会WEEK  4月4日(土)~12日(日) 京都劇場、メルパルク京都ほか■特別プログラム(敬称略) 開会講演 山中 伸弥(京都大学iPS細胞研究所) 記念講演 日野原 重明(一般財団法人 聖路加国際メディカルセンター) 閉会講演 稲盛 和夫(京セラ株式会社)■学術講演「20の柱」 公式ホームページでは、学術講演「20の柱」の要点をQ&A形式で掲載しています。 詳細はhttp://isoukai2015.jp/program/をご覧ください。■産業医セッション産業医セッションも残席が少なくなっておりますので、お早目にご登録ください! 詳しくは⇒http://isoukai2015.jp/registration/credits.html 残席情報⇒https://reg-isoukai2015.jp/public/application/add/42「第29回日本医学会総会 2015 関西」ホームページhttp://isoukai2015.jp/index.html

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事例34 鼻出血止血法の査定【斬らレセプト】

解説事例では、両側に実施したJ108 鼻出血止血法の1回分が算定要件誤りを表すD事由(告示・通知の算定要件に合致していないと認められるもの)として査定となった。算定要件をみてみると、鼻出血止血法が区分される処置の部の通則6に「対称器官に係る処置の各区分の所定点数は、特に規定する場合を除き、両側の器官の処置料に係る点数とする」とある。特に規定する場合とは、「点数項目名の後に(片側)と表示されている場合」を指す。鼻出血止血法には(片側)の表示がない。一側、両側の区別なく1回につき所定点数を算定することとなる。また、1回につきとは「診察料の算定ごとに1回」と解釈されている。レセプトをみてみると診察料は初診料1回のみの算定であった。したがって、鼻出血止血法は1回の算定しか認めないとして査定となった。このように算定回数に制限のある診療行為に対しては、レセプト点検時に回数過剰となっていないか確認を行うことが必要となる。

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第5回医療法学シンポジウム 開催のご案内

 現在、全国の医療機関において、医療安全を目的とした院内事故調査が行われています。また、2014年6月、紆余曲折を経て、いわゆる医療事故調査制度が創設されることとなり、2015年10月以降には、医療事故調査・支援センターにおいても事故調査が行われることとなります。 これらの調査において行われる聞き取り調書や事故調査委員会での議事録、内部検討のための意見書といった内部文書や事故調査報告書といった各種文書は、医療安全のために収集、作成されたものであり、責任追及や説明責任など、目的外に使用されることが許されないのは当然のことです。 しかし、その一方で、民事訴訟における文書提出命令のように、法律に基づく強制的な文書開示手続が存在します。これらの手続きを用い、責任追及等のために内部文書や事故調査報告書が用いられることとなれば、せっかくの医療安全のための制度が崩壊してしまいます。 本シンポジウムでは、個人情報保護法、民事訴訟法、刑事訴訟法上、どのように文書開示手続が定められており、判例はどのように考えているのかを明らかにし、院内事故調査や医療事故調査制度が円滑に進むためにはどのような対応が必要かを検討します。 司法と医療の相互理解の促進という「医療法学」の世界にぜひ、触れてみてください。【テーマ】 医療事故調査報告書、及び、聞き取り調査書等内部資料と文書提出命令等証拠開示手続との関係■開催概要 【日時】 2015年2月15日(日) 【時間】 13:00~17:00(レセプション 17:30~[有料3,000円]) 【会場】 東京大学(本郷キャンパス)医学部附属病院 入院棟A15階 大会議室      (〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1) 【費用】 無料 【対象】 医師、看護師、医療従事者、医学生など〔プログラム〕 ・医療事故調査の実際 医療安全を目指す上で必要な事項  (山田 奈美恵[東京大学医学部附属病院総合研修センター特任助教:医師]) ・個人情報保護法に基づく開示請求  (小島 崇宏[大阪A&M法律事務所:医師、弁護士]) ・民事訴訟・保全において用いられる開示手続  (山崎 祥光[井上法律事務所:弁護士、医師]) ・刑事捜査・訴訟において用いられる開示手続  (大滝 恭弘[帝京大学医学部准教授:医師、弁護士]) ・患者側弁護士からの視点  (米山 隆一[おおたか総合法律事務所:医師、弁護士]) ・各手続に対する対応方法  (大磯 義一郎[浜松医科大学医学部教授(医療法学)、帝京大学医療情報システム研究センター客員教授:医師、弁護士])--パネルディスカッション--●参加をご希望される方は、氏名、所属、連絡先、レセプション参加希望の有無を記載のうえ、事務局宛(lawjimu@hama-med.ac.jp)までお申し込みください。

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2014年 医療ニュース「いいね!」ランキング

2014年にCareNet.comに掲載した医療ニュースのなかで「いいね!」ボタンが押され、Facebookでシェアされたもの、トップ20を発表します。最新の医学情報はもちろん、食事や運動など私たち自身の健康に関わる話題も多くランクインしました。 1位 タバコ規制から50年で平均寿命が20年延長/JAMA (2014/1/16) 2位 体幹を鍛える腹部ブレーシング、腰痛に効果 (2014/5/7) 3位 歩数を2,000歩/日増加させれば心血管リスク8%低下/Lancet (2014/1/8) 4位 緑茶が認知機能低下リスクを減少~日本の前向き研究 (2014/6/3) 5位 認知症のBPSD改善に耳ツボ指圧が効果的 (2014/10/28) 6位 コーヒーを多く飲む人は顔のシミが少ない (2014/8/7) 7位 タバコの煙を吸い込む喫煙者の肺がんリスクは3.3倍:わが国の大規模症例対照研究 (2014/6/18) 8位 うつ病と殺虫剤、その関連が明らかに (2014/7/9) 9位 変形性股関節症への理学療法、害あって利なし/JAMA (2014/6/5) 10位 食べる速さはメタボと関連~日本の横断的研究 (2014/9/12) 11位 なぜコーヒーでがんリスクが低下? (2014/7/31) 12位 糖尿病予防には歩くよりヨガ (2014/8/4) 13位 原因不明の慢性腰痛は姿勢制御の障害が原因か (2014/4/2) 14位 回復期リハ退院後の30日再入院率は11.8%/JAMA (2014/2/24) 15位 アトピー性皮膚炎患者が避けるべきスキンケア用品 (2014/2/6) 16位 牛乳1日3杯以上で全死亡リスクが2倍/BMJ (2014/11/13) 17位 日本発!牛乳・乳製品を多く摂るほど認知症リスクが低下:久山町研究 (2014/6/20) 18位 無糖コーヒーがうつ病リスク低下に寄与 (2014/5/8) 19位 骨折リハビリ後の高齢者に在宅運動療法は有用か?/JAMA (2014/3/6) 20位 コーヒーをよく飲む糖尿病者はうつが少ない (2014/11/18) .dl_yy {width: auto;} .dl_yy dt{width: 50px;}

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医師が選んだ2014年の10大ニュース! 1位はやはり、あの騒動 【CareNet.com会員アンケート結果発表】

1位 STAP細胞の発表論文に不正発覚 STAP細胞は、一度分化した細胞に外部刺激を加えることで再び分化能を獲得したという生物界の常識を覆す大発見であった。論文筆頭著者である小保方 晴子氏が若い女性であったこともあり、大きな注目を集めた。 しかし、世界中の研究者が追試をしてもSTAP細胞を作製できなかった。そのような中、論文の共著者である若山 照彦氏(山梨大教授)が、論文と理化学研究所(理研)発表文書の矛盾点や画像の誤りを発表し、論文の撤回を呼び掛けた。その後、理研の調査委員会が本論文に対する不正を認定、7月2日の論文撤回に至った。 その後、理研の検証チームおよび小保方氏独自の検証実験が行われたが、STAP細胞を再現できなかった。これにより、STAP細胞が存在しない可能性がさらに高まった。 2位 エボラウイルスの感染拡大 エボラ出血熱がギニア、シエラレオネ、リベリアなど、西アフリカで蔓延した。スペインやアメリカにおいても、この地域からの帰国者が感染していることが確認された。現在、エボラ出血熱に対する治療薬やワクチンが臨床試験中であり、WHO、国境なき医師団など、世界中から支援の手が差し伸べられている。 出典:国立感染症研究所 3位 消費税が5%から8%に 4月1日、消費税が5%から8%に引き上げられた。消費税引き上げは17年ぶり。当初、政府やエコノミストは、増税当初の経済活動はいったん落ち込むが夏場から回復すると見込んでいた。しかし、回復は遅れ、来年10月に予定されていた10%への引き上げは、17年4月に延期された。 4位 臨床試験の不正が相次ぎ発覚 製薬会社社員の関与、不適切な資金提供、データ捏造など、臨床試験の不正が相次いで明らかとなった。ディオバン問題では逮捕者も出て、日本発臨床研究の信頼が大きく揺らいだ。 5位 ノーベル物理学賞を日本人が受賞 ノーベル物理学賞を赤崎 勇(名城大教授)、天野 浩(名古屋大教授)、中村 修二(カリフォルニア大サンタバーバラ校教授)の3氏が受賞した。授賞理由は、実用的青色発光ダイオード(LED)の開発。日本人のノーベル賞受賞は、22人となった。 6位 デング熱が日本で流行 7位 御嶽山が噴火 8位 ソチ五輪開幕 羽生選手が金メダル 9位 テニスの錦織選手が全米オープンで決勝進出 10位 朝日新聞が吉田調書と慰安婦問題で謝罪 #feature2014 dt{width:50px;}

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1分でわかる家庭医療のパール ~翻訳プロジェクトより 第15回

第15回:医療通訳士がいると外国人患者に対する医療の質と安全が高まる監修:吉本 尚(よしもと ひさし)氏 筑波大学附属病院 総合診療科 近年、日本への外国人観光客が増えており、日本政府観光局によると2014年1月から10月までの訪日外客数は前年同期比27%増の1,100万9,000人で過去最高を記録しています1)。また、仕事や留学などで一定期間滞在する外国人も同様に増えており、法務省によると2014年6月末での在留外国人は前年同期比1.8%増の208万6,603人 です2)。そのため医療機関を受診する外国人は今後、都市部を中心に増えていくことが予想されます。しかし、国内では医療現場における通訳を専門とする「医療通訳士」について厚生労働省が作成した「医療通訳育成カリキュラム」はあるものの3)、統一した医療通訳養成課程や国家資格、また通訳登録システム等は存在せず、ボランティアやNGOの活動に頼っているのが現状です4)。また、言語の壁や習慣の違いから生じる医療トラブルも報告されており4)、外国籍の人に対する医療の質と安全、患者満足度を高めるためにも医療通訳について理解を深めたいところです。 以下、American Family Physician 2014年10月1日号5) よりアメリカには2,500万人以上の「英語をうまく話せない」人がおり、これらの人は適切な医療を受けることができず健康状態が悪くなる、または医療現場での患者満足度が低下する等の悪影響を認めている。このような問題に対して医療通訳士を介入させた場合、次のような有益性が報告されている。◆医療通訳士がもたらす有益性 患者医療者間のコミュニケーションエラーを減らす 患者満足度を向上させる 患者と医療者の双方が病状や説明について的確に理解できる 患者が医療を適切に利用できる 医療過誤を減らす 入院期間と30日以内の再入院率を減らす 一方で、医療通訳を専門的にトレーニングされていない者(家族や友人など)が通訳した場合には、次のような問題が報告されている。◆医療通訳士ではない者が通訳した場合の問題 小児は内容を理解できないことがある 家族は個人的な問題を抱えていることがある 医療者が伝えていない事を通訳士が勝手にアドバイスしたり、余計なアドバイスを与えることがある 守秘義務が保証されていない 入院期間の長期化や再入院のリスクが高くなる 通訳者と患者の間で不要な会話が生じて問診に支障が生じることがある 家族や友人に通訳させる場合は、患者のプライベートなことや性的なことについて十分に聞けないことがある 医学用語に不慣れなため誤解や誤訳が生じることがある また、医療通訳士を介入させた場合でも、次のような問題がよくみられるため注意が必要である。 問題:通訳に話しかけてしまう 対応:患者に直接話しかける 問題:通訳者と患者の間で会話や質疑が続いてしまう 対応:一文ごとに通訳してもらい、患者と直接コミュニケーションを図る 問題:複数の難しい問題についての議論に陥ってしまう 対応:要点を3つ以下に絞って話を進める 問題:話が横道に逸れてしまう 対応:一文ごとに通訳してもらう 問題:通訳者の技量不足に影響を受ける 対応:可能な限り有資格者の医療通訳士に依頼する 問題:患者から離れた場所に通訳者が座っている 対応:患者の隣、あるいはすぐ後ろに座ってもらう 問題:通訳者に同意書へ署名してもらう、治療に関わる同意書へ通訳者が署名する 対応:通訳者ではなく患者関係者に同意書へ署名してもらう 問題:家族や友人に通訳してもらう 対応:可能な限り有資格者の医療通訳士に依頼する 問題:通訳者が「彼は~といっている」など三人称を用いて話をしてしまう 対応:通訳者に「私は~です」と一人称を用いて話をしてもらう 以上のことから、英語を十分に話せない外国人患者に対してはコミュニケーションエラーを減らし、臨床経過を改善させ、患者満足度を向上させるために訓練を受けた医療通訳士を介入させる必要がある。※本内容は、プライマリケアに関わる筆者の個人的な見解が含まれており、詳細に関しては原著を参照されることを推奨いたします。 1) 日本政府観光局.統計発表 平成26年 訪日外客数・出国日本人数 (2014年11月19日公表) 2) 法務省.在留外国人統計(旧登録外国人統計)2014年6月末 (参照:2014年11月22日) 3) 厚生労働省.医療通訳に関する資料 (参照:2014年11月22日) 4) カレイラ松崎順子・杉山明枝.東京未来大学研究紀要.2012;5:21-29. 5) Juckett G, et al.Am Fam Physician. 2014; 90: 476-480.

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外科手術無作為化試験の2割が早期中断/BMJ

 英国・リーズ大学のStephen J Chapman氏らは、外科手術無作為化試験について早期に中断した試験、および未公表の試験がどれくらい存在するのかを調べた。その結果、早期中断率は21%であり、完了後に結果を公表した試験は66%であったことなどを明らかにした。著者は、外科手術試験は実行に困難が伴い資金もかかるが、今回の調査で資源の浪費の証拠が見つかったとして、リスクを覚悟で協力してくれる患者への倫理的観点からも、試験の効率や透明性を高めるために、研究ガバナンスのフレームワークを変えていく必要があると指摘している。BMJ誌オンライン版2014年12月9日号掲載の報告。ClinicalTrials.govデータベースで登録、公表試験を調査 研究グループは、外科手術無作為化試験の早期中断率と未公表率を調べるため、登録された試験と公表された試験を横断的観察研究にて調べた。ClinicalTrials.govデータベースにて、2008年1月~2009年12月に登録されたインターベンショナルな試験について「手術(surgery)」をキーワードに、非小児科部門の第III~IV相臨床試験を検索した。ピアレビュー誌に発表された試験も系統的に探索した。見つからない場合はClinicalTrials.govデータベースに記録された結果を探索した。 また、中断試験および完了後未公表試験について、その理由が開示されていない場合は、担当研究者に電子メールを送った。5件に1件が中断、完了後も3件に1件が未公表 キーワード検索(手術)で818件の登録試験が見つかった。そのうち適格基準を満たした395件について分析した。 早期に中断となっていた試験は21%(81/395件)で、その理由は「被験者の充足不足(44%、36/81件)」が最も多かった。 一方、完了試験314件(79%)のうち、公表していたのは66%(208/314件)であった。試験完了から発表までの期間中央値は4.9年(範囲:4.0~6.0年)であった。 ピアレビュー誌に発表がなく、ClinicalTrials.govデータベースにおいて結果が見つかった試験は6%(20/314件)存在した。 資金提供と試験中断の有意な関連は認められなかったが(補正後オッズ比[HR]:0.91、95%信頼区間[CI]:0.54~1.55、p=0.735)、資金提供は完了試験の公表率の低さと有意な関連がみられた(同:0.43、0.26~0.72、p=0.001)。 また、試験研究者の電子メールアドレスが見つかった割合は、中断試験群は71.4%(10/14件)、未公表試験群は83%(101/122)であった。しかし実際に連絡が取れて回答が得られたのは、それぞれ43%(6/14件)、20%(25/122件)にとどまった。回答が得られたのは、紙媒体で公表されていた試験11件と、その他で公表されていた5件(うち4件はピアレビュー誌のインデックスにはなし)、未公表試験では9件であった。 これらの結果を踏まえて著者は、「外科手術無作為化試験は、5件に1件が早期中断になっており、3件に1件は完了後も未公表であった。そして未公表試験の研究者と接触できない頻度が高かった。今回の結果は、研究資源が浪費されている実態を示すものである。臨床データの隠蔽や、リスクを負って治験に参加した患者の協力が無駄になっており、倫理的懸念をもたらすものである」と述べ、「試験の効率性、透明性を高め、こうした懸念を払拭する研究ガバナンスのフレームワークを構築していかなければならない」と提言している。

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事例33 デブリードマンの査定【斬らレセプト】

解説事例では、K002[1] デブリードマンがC事由(医学的理由による不適当)によりK001[1] 皮膚切開術へと査定になった。算定区分の変更を伴う査定であったためにその理由をみてみた。K002 デブリードマンの留意事項には、「区分番号K013 分層植皮術から区分番号K021-2 粘膜弁手術までの手術を前提に行う場合にのみ算定する」「汚染された挫創に対して行われるブラッシング又は汚染組織の切除等であって、通常麻酔下で行われる程度のものを行ったときに算定する」とあり、植皮等が前提である場合及び汚染された挫創に対して実施した場合に算定できるとある。レセプトの傷病名には「右足皮下膿瘍」のみしか記載がないので、「植皮術等を前提」または「汚染された挫創」であることが医学的に判断できない。よって、この区分での算定はできない。しかし、麻酔を使用して膿瘍に対する処理が行われたことは認めるとして、病名から判断して妥当と思われる皮膚切開術に査定されたものである。デブリードマンは実施目的によって算定区分が異なる手技である。留意事項を参考に適切な区分で算定されたい。

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乳がん温存術後の寡分割全乳房照射施行が増加/JAMA

 乳房温存手術後の放射線照射について、分割照射回数を少なくし1回照射線量を大きくする寡分割全乳房照射(WBI)の施行が増えていることが、米国・ペンシルベニア大学のJustin E. Bekelman氏らによる調査の結果、明らかにされた。2008~2013年の14の民間ヘルスケアプランに加入する女性患者の動向を調べた結果、診療ガイドラインに適合しタスクフォースが同照射を支持する患者群では10.6%から34.5%に施行が増え、適合基準に達していなかったが同照射を認可された患者群でも8.1%から21.2%に増えていた。またコストも従来照射法に比べて有意に低く抑えられていたという。JAMA誌2014年12月17日号掲載の報告より。米国女性を対象に2008年から2013年の施行動向を分析 2011年に米国放射線腫瘍学会では、無作為化試験のエビデンスに基づき、早期乳がんの乳房温存手術後の放射線療法について、寡分割WBIを行うことを支持し診療ガイドラインに明記した。施行を推奨する基準は、50歳以上、温存術後の病理学的ステージT1またはT2N0、全身化学療法未施行、中心軸平面での線量均一性が±7%以内の4つであった。しかし、基準に達していなくても推奨を支持するとして、とくに50歳未満でも行えることが示されていた。 研究グループは、後ろ向き観察コホート研究にて、2013年の米国成人女性の7.4%をカバーする14の民間ヘルスケアプラン加入者のデータを入手し、診療支払データから、早期ステージ乳がん患者で乳腺腫瘤摘出を受け、WBIを施行した患者について分析した。 患者は2コホートに層別化して検討した。(1)寡分割支持コホート(8,924例):50歳以上、化学療法未施行または腋窩リンパ節転移なし、(2)寡分割認可コホート(6,719例):50歳未満または化学療法施行または腋窩リンパ節転移あり。 寡分割WBIの治療期間は3~5週間、従来WBIは5~7週間であった。 主要評価項目は、寡分割WBIと従来WBIの総医療コスト、放射線関連コスト、患者の持ち出しコスト。患者および臨床的特性(治療年、年齢、併存疾患、化学療法歴、腋窩リンパ節転移、強化放射線治療、臨床設定、その他変数)も調べた。寡分割支持コホートで10.6%から34.5%に、コストは有意に低下 寡分割WBIの施行は、寡分割支持コホートにおいて、2008年の10.6%(95%信頼区間[CI]:8.8~12.5%)から2013年は34.5%(同:32.2~36.8%)に増えた。寡分割認可コホートでは、8.1%(同6.0~10.2%)から21.2%(同:18.9~23.6%)へ増えた。 補正後平均総医療コストは、診断後1年間で、寡分割支持コホートでは、寡分割WBI群は2万8,747ドル、従来WBI群は3万1,641ドルで、有意な差が認められた(両群差:2,894ドル、95%CI:1,610~4,234ドル、p<0.001)。寡分割認可コホートでは、WBI群は6万4,273ドル、従来WBI群は7万2,860ドルで、有意な差が認められた(両群差:8,587ドル、95%CI:5,316~1万2,017ドル、p<0.001)。 1年間の患者持ち出しコストの補正後平均額については、いずれのコホートにおいても両群間で有意な差はなかった。 今回の結果について著者は、「寡分割WBIは、早期乳がんの女性患者において施行が増えていたが、2013年時点では施行が支持される群でも34.5%、認可される群では21.2%であった」とまとめている。

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医療事故調シンポジウム開催のご案内

 2014年6月、紆余曲折を経て、いわゆる医療事故調査制度が創設されることとなり、現在、厚生労働省において、「医療事故調査制度の施行に係る検討会」が開催され、省令事項およびガイドラインについて検討がなされています。 厚生労働省ホームページ「医療事故調査制度に関するQ&A」に記載されているとおり、本制度の目的は、「医療の安全を確保するために、医療事故の再発防止を行うこと」です。そして、同Q&Aに記載されているように、「医療に関する有害事象の報告システムについてのWHOのドラフトガイドラインでは、報告システムは、「学習を目的としたシステム」と、「説明責任を目的としたシステム」に大別されるとされており、ほとんどのシステムではどちらか一方に焦点を当てていると述べています。そのうえで、学習を目的とした報告システムでは、懲罰を伴わないこと(非懲罰性)、患者、報告者、施設が特定されないこと(秘匿性)、報告システムが報告者や医療機関を処罰する権力を有するいずれの官庁からも独立していること(独立性)などが必要とされています。 今般のわが国の医療事故調査制度は、同ドラフトガイドライン上の「学習を目的としたシステム」に当たります。したがって、責任追及を目的とするものではなく、医療者が特定されないようにする方向であり、第三者機関の調査結果を警察や行政に届けるものではないことから、WHOドラフトガイドラインでいうところの非懲罰性、秘匿性、独立性といった考え方に整合的なものとなっています。 本シンポジウムでは、医療安全のための医療事故調査とはどのようにしなければならないか、現在の医療安全、報告システムの世界標準をお示しし、国民・患者がより安全な医療を受けることができるための制度について検討したいと思います。 開催内容は次のとおりです。【テーマ】 国民・患者のための医療事故調査制度へ向けてより安全な医療を築くために必要なこと【シンポジスト(予定)】(五十音順) 有賀 徹(昭和大学病院病院長・全国医学部長病院長会議「大学病院の医療事故対策委員会」委員長) 井上 清成(井上法律事務所) 大磯 義一郎(浜松医科大学医学部教授) 小田原 良治(一般社団法人日本医療法人協会常務理事) 佐藤 一樹(いつき会ハートクリニック院長) 田邉 昇(中村・平井・田邉法律事務所) 【概要】 日時 2015年1月18日(日) 開催時間9:00~13:00 会場 昭和大学病院 入院棟地下1階 臨床講堂    (〒142-8666 東京都品川区旗の台1丁目5−8) 費用 無料 申し込み 氏名、所属、連絡先を記載のうえ、下記事務局までお申し込みください。 lawjimu@hama-med.ac.jp

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【GET!ザ・トレンド】カプセル内視鏡の最新事情

カプセル内視鏡の登場内視鏡は、人体内部、とくに胃腸などの病気を診断するために用いられる医療機器であり、通称「胃カメラ」とか「大腸カメラ」と言われている。現在では電子内視鏡が世界的に広く利用され、胃がんや大腸がんの診断、治療に大きく貢献してきた。ところが、2001年、Natureという科学誌に、カプセル内視鏡が報告され、世界をあっと驚かせた。薬のカプセルよりやや大きい程度の大きさの内視鏡で、苦痛を伴わない安全な内視鏡だったからである。この内視鏡を用いることによって、それまで診断が難しかった小腸の病気を容易に見つけ出すことができるようになった。その結果、これまでの内視鏡で診断可能だった食道や胃、そして大腸などに出血源が発見できず、小腸が原因かもしれないと推測するしかなかった小腸の病気が、容易に診断できるようになった。そして、小腸に予想以上に病気が多いことも判明したのである。最近では、食道や大腸のがんなどの病気を診断するカプセル内視鏡も登場した。画像を拡大する画像を拡大する画像を拡大する検査の概要カプセル内視鏡は、カプセルを飲み込むだけで検査が始まり、撮影した画像はワイヤレスで体外の記録装置に送られ、ビデオ画像で解析、診断する。カプセルは、胃腸の動きに伴って進み、8~10時間後に排泄される。このカプセルはディスポーザブルで、再利用はしない。検査の前には、小腸の場合、一晩の食事止めでいいが、大腸の場合には、少々大量の(2~4リットル)の下剤を飲まなければならない。そうすれば、通常の内視鏡と同様の写真を撮ることが可能で、診断性能もほぼ同じである。撮影された画像は特殊なソフトで解析されるが、現在のところ、やや時間がかかり過ぎて、医師の負担となっている。日本カプセル内視鏡学会では、読影支援技師を養成してこの問題を解決しようとしている。画像を拡大する問題点問題点の1つは、小腸などに手術後、腸管が狭くなっているところがある場合、カプセルがそこにとどまって体外に出ないことがあり(滞留)、この場合は特殊な内視鏡で取り出さなければならないことである。1~2%のケースでこのような問題が生じるが、現在では、前もってパテンシーカプセルというダミーを用いて、狭いところがあるかどうかを診断できるようになった。大腸用のカプセル内視鏡は、世界で初めて健康保険の適用が認められた。とはいえ、その適応範囲は意外に狭く、単に「お尻を見せるのが恥ずかしい」とか、通常よく聞かれる「内視鏡が怖いから」といったような心理的な理由では、保険の適用は認められない。今後、その適用範囲は広げられていく予定であるが、このことは皆さんにご理解いただきたいところである。その他の問題としては、体外から自由にコントロールできないこと、診断はできるが、がんの切除など内視鏡治療ができないことがある。したがって、現在のところ、カプセル内視鏡は主にスクリーニングに用いられており、がんなどが発見されれば、これまでの内視鏡による治療あるいは手術が行われている。カプセル内視鏡とこれまでの内視鏡とのすみ分けが検討されている。今後への期待このように、カプセル内視鏡は、苦痛を伴わない簡便な診断方法であるが、限界もあり、今後わが国から、これらの問題点を解決する優れた研究が世界に向けて発信されることを希望している。参考文献日本カプセル内視鏡学会(JACE)アトラス作成委員会編.動画でわかるカプセル内視鏡テキスト.コンパス出版局;2014.

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【2014年コンテンツ閲覧ランキング】人気を集めた記事・スライド・動画のトップ30を発表!

デング熱やエボラ出血熱の流行、高血圧治療の新しいガイドライン、人間ドック学会が発表した新たな健診基準値など、今年の医療界での出来事が反映された記事やスライド、動画を多数お届けしてまいりました。そのなかでもアクセス数の高かった人気コンテンツ30本を紹介します。 1位 デング熱、患者さんに聞かれたら・・・ 2位 NHK特集で報道された「シロスタゾールと認知症の関係」についての患者さん説明用パンフレットを作りました。 (Dr. 小田倉の心房細動な日々~ダイジェスト版~) 3位 頓服薬の査定のポイント (斬らレセプト — 査定されるレセプトはこれ!) 4位 岩田健太郎が緊急提言!エボラ出血熱にこう備えよ! (CareNeTV LiVE! アーカイブ) 5位 高血圧治療ガイドライン2014が発刊 6位 医療者は正しい理解を。人間ドック学会“基準値”の解釈 7位 Dr.山下のアリスミアのツボ 第1回 8位 非専門医も知っておきたいうつ病診療(2)うつ病治療の基本 9位 カルベジロール査定のポイント (斬らレセプト — 査定されるレセプトはこれ!) 10位 ケアネットオリジナル『患者説明用スライド』 ~高血圧Vol.1~ 11位 デング熱での解熱剤に注意~厚労省がガイドライン配布 12位 ケアネットオリジナル 『患者説明用スライド』 ~高血圧Vol.2~ 13位 妊娠糖尿病の診断基準の覚え方 (Dr. 坂根のすぐ使える患者指導画集 -糖尿病編-) 14位 エキスパートに聞く!「血栓症」Q&A Part2 15位 知識を整理!GERD診療(2)症状を診る 16位 レビー小体型認知症、アルツハイマー型との違いは? 17位 アシクロビル(商品名: ゾビラックス)の査定 (斬らレセプト — 査定されるレセプトはこれ!) 18位 非専門医も知っておきたいうつ病診療(1)うつ病の現状と診断 19位 休診日(12月28日)の休日加算の査定 (斬らレセプト — 査定されるレセプトはこれ!) 20位 アジスロマイシンとレボフロキサシンは死亡・不整脈リスクを増加する (1分でわかる家庭医療のパール ~翻訳プロジェクトより~) 21位 休日診療をやってみた (スキンヘッド脳外科医 Dr. 中島の 新・徒然草) 22位 内科医のための睡眠障害(1) 知って得する睡眠の話 23位 自分の適正なお寿司の皿数、わかりますか? (Dr. 坂根のすぐ使える患者指導画集 -糖尿病編-) 24位 ナトリウムから食品相当量への換算方法を教えるコツ (Dr. 坂根のすぐ使える患者指導画集 -糖尿病編-) 25位 金属がなくてもMRIで熱傷を起こすことがある (Dr. 倉原の”おどろき”医学論文) 26位 出血性ショックに対する輸血方法が不適切と判断されたケース (リスクマネジメント 救急医療) 27位 知識を整理!GERD診療(1)基本を整理 28位 ケアネットオリジナル 『患者説明用スライド』 ~高血圧Vol.5~ 29位 非専門医も知っておきたいうつ病診療(4)抗うつ薬の副作用と対処法 30位 非専門医も知っておきたいうつ病診療(3)抗うつ薬の使い分け #feature2014 .dl_yy dt{width: 50px;} #feature2014 dl div{width: 600px;}

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腎移植後のシロリムス、がん減少も死亡増加/BMJ

 腎移植後患者に対するシロリムス免疫抑制療法は、がん発症リスクを40%、非黒色腫皮膚がんリスクについては56%、それぞれ低下する一方で、死亡リスクについては43%増大することも明らかになった。カナダ・オタワ大学のGreg A. Knoll氏らが、約6,000例の腎移植患者のデータをメタ解析した結果、報告した。これまでに発表されたメタ解析では、シロリムス投与とがんや死亡リスクについては、有意な関連は認められていなかったという。BMJ誌オンライン版2014年11月24日号発表の掲載より。21試験、被験者総数5,876例についてメタ解析 メタ解析は、Medline、Embase、比較対照試験を収載したCochrane Central Register of Controlled Trialsに2013年3月までに収載された論文を検索して行われた。腎移植、または膵・腎移植の患者を対象に、シロリムスによる免疫抑制療法について行った無作為化比較試験を適格とした。 患者個人レベルの情報が得られ、がん発症と生存についての記載があった21試験、被験者総数5,876例について解析した。シロリムス投与で非黒色腫皮膚がんリスクは56%減 結果、シロリムスは、がん発症リスクを40%減少し(ハザード比:0.60、95%信頼区間:0.39~0.93)、非黒色腫皮膚がんリスクを56%減少することが認められた(同:0.44、0.30~0.63)。 最も顕著にがんリスク減少が認められたのは、確立した免疫抑制療法からシロリムス免疫抑制療法に変更した人で、がん発症リスクは66%(同:0.34、0.28~0.41)、非黒色腫皮膚がんリスクは68%(同:0.32、0.24~0.42)、またその他のがん発症リスクは48%(同:0.52、0.38~0.69)、それぞれ減少した。 一方でシロリムスは、死亡リスクを1.43倍増大した(同:1.43、1.21~1.71)。 これらを踏まえて著者は、「シロリムスは、移植レシピエントのがん、非黒色腫皮膚がんリスクを減少した。その有益性は確立した免疫抑制療法からシロリムスに変更した患者で最も顕著だったが、死亡リスクが増大するという点で、腎移植患者に一般的に用いるのは適切ではないと思われる」と述べ、「さらなる検討を行い、集団の違い(たとえば、がんリスクが高い患者など)でシロリムスによるベネフィットが認められるかを調べる必要がある」と述べている。

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喘息ではB細胞遊走にIL-17が関与

 喘息では、プライマリーB細胞の遊走増強に関して、IL-17が重要な役割を果たしていることを、サウジアラビア・キングサウド大学医学部のRabih Halwani氏らが初めて明らかにした。PLoS one誌2014年12月10日号の掲載報告。 IL-17は組織炎症の調節に重要とされる炎症誘発性メディエーターだが、それは他の炎症性疾患だけではなく、喘息やCOPDでも同様である。そして、IL-17の発現レベルは、喘息患者の肺気管支組織でアップレギュレートされることが明らかにされている。 いくつかの研究により、IL-17が、喘息やCOPD患者の気管支肺組織の構造細胞だけではなく、炎症細胞の遊走を増強させることが報告されている。その他の報告では、腸疾患や喘息、COPDといった炎症性疾患で、B細胞が炎症部位へ浸潤することが明らかになっている。そこで著者らは本研究で、喘息では、IL-17がプライマリーB細胞を遊走させる効果を発揮するかもしれないという仮説をたてた。 主な結果は以下のとおり。・健常被験者と比較して、喘息患者のB細胞では、IL-17RAとIL-17RCの発現量が有意に多かった。・in vitroでB細胞の遊走を分析したところ、IL-17AとIL-17Fの両方に向かって遊走することが明らかになった。・抗IL-17R抗体または、MAP(分裂促進因子活性化タンパク質)キナーゼ阻害剤を使用し、IL-17AとIL-17Fのシグナリングを阻害することで、B細胞のIL-17への遊走が阻害された。 本研究の結果、喘息性のB細胞の中でも、より高い影響のあるプライマリー末梢血B細胞では、IL-17が直接的に遊走させる効果があることが示唆された。これらの知見により、喘息やCOPDでは、肺組織へのB細胞遊走が増強する際に、IL-17が重要な役割を果たすことが明らかとなった。

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医師が選んだ「今年の漢字」はコレ!【CareNet.com会員アンケート結果発表】

12月12日に日本漢字能力検定協会が発表した『今年の漢字』では、「税」が1位に選ばれたようです。今年の世相を表す漢字について、医師に聞いてみたらどんな結果になるのか?CareNet.com会員の医師を対象に募集したところ、1位に選ばれたのはやはり「税」でした。しかし、2位以下では、医師ならではの視点・事情が垣間見られる漢字が上位にランクインしています。※発表にあたってケアネットの達筆社員が筆を執りました。書を持つ5人もケアネット社員です。1位税日本漢字能力検定協会が発表した「今年の漢字」で1位に選ばれた「税」は、CareNet.com会員でも1位にランクインしました。アンケートを行った時期が解散総選挙前という事情もあったせいか、文字どおり、今年4月より8%に引き上げられた“消費税”を表しています。「税」を選んだ理由(コメント抜粋)今だけではなく未来の自分や子供らの生活に大きく関わるにもかかわらず、消費税8%だ10%だと財務省が勝手に決めているのはおかしいと思ってるから。今度の解散ではその辺りを検証した話を聞かせて欲しい。そうでないと、選びようがない...。(勤務医/内科 59歳)4月に消費税が8%に上がり、その後景気が悪化し、12月には来年10月からの10%への引き上げで論議を巻き起こし、衆議院解散にまで発展したため。(開業医/内科 55歳)増税ばかりで明らかに生活が苦しくなりました。我々勤務医程度の収入層が最もダメージが大きいと思います。低所得対策では景気改善は見込めず、むしろ低所得層はある程度見切り、中間層の消費を喚起する政策が必要と思います。(勤務医/臨床研修医 27歳)2位偽数々の「偽」が大騒動を巻き起こした2014年の日本の世相を、一文字で表現するにはぴったりの漢字。今年もさまざまな出来事がありましたが、そのなかでも「STAP細胞」と「ゴーストライター」の件は、衝撃的だったのではないでしょうか?「偽」を選んだ理由(コメント抜粋)「STAP細胞は、あります」・・・ワイドショーをにぎやかした一連の大騒動。研究発表の杜撰さがある一方で、それを追求するマスコミのピント外れのコメント・論拠・検証。すべてが、偽。 朝日新聞の捏造体質、兵庫県議の号泣会見、作曲家ゴーストライター騒動、相変わらずのマスコミの偏向報道。・・・ いつの世も「偽」「嘘」がはびこり、また支配するものではあるが、今年は久しぶりにSTAP細胞という、医学会の大騒ぎがあったので、之を推す。(勤務医/小児科 43歳)ゴーストライター、STAP細胞の問題、大臣や議員の政治資金に関する問題、朝日新聞の誤った報道記事、中国が行っている傷んだ鶏肉やサンゴの密漁など様々な問題などから。(開業医/泌尿器科 54歳)偽りの細胞、偽りの作曲家、偽りのPC遠隔操作疑惑冤罪者、そして偽りの景気回復………。(開業医/腎臓内科 45歳)3位災集中豪雨、地震、火山の噴火などの自然災害はもちろん、エボラ出血熱やデング熱の流行という医療界を震撼させる感染症のパンデミックも、「災」を選んだ先生方のコメントのほとんどに含まれていました。「災」を選んだ理由(コメント抜粋)長野県に住んでいます。今年は大雪、御岳山噴火、県北部での地震など天災が多かったので、災害の「災」を今年の一字に選びました。(勤務医/内科 46歳)福島原発問題もまだまだですし、御嶽山噴火、広島土石流などいろいろありましたので。(開業医/眼科 51歳)自然災害(地震、水害、火山、エボラ出血熱、デング熱流行など)、人災(イスラム国、違法サンゴ漁など)いろいろな災害や災いの多い1年だったから(開業医/耳鼻咽喉科 61歳)4位嘘2位の「偽」を選んだ理由とも共通する「嘘」の一文字。こちらも2014年の出来事といえばまず思い浮かべるであろう、「STAP細胞」と「ゴーストライター」が多く挙げられていました。「嘘」を選んだ理由(コメント抜粋)STAP細胞は仮説としては興味深いが、在ると証明できていない。嘘と言われてもやむを得ない。(勤務医/外科 59歳)STAP細胞と聴覚障害者のピアニスト。医学や医療と離れれば、政治と金の問題が多数。とりわけ号泣?謝罪会見はウケた。(開業医/精神科 45歳)政治の嘘は以前からだが、原発事故以降、なんでもありになってしまった。経済指標の数字を操作することも嘘に等しい。STAP細胞の論文の件も研究者が嘘をついてしまうことが横行していることが明るみになった。日本人は嘘をつかず、誠実であってほしいと思う。(勤務医/小児科 54歳)5位忍“耐え忍ぶ”という言葉がまさに当てはまる一文字。「忍」を選んだ先生方は何を思ったのでしょうか……?「忍」を選んだ理由(コメント抜粋)開業医です。ほそぼそと田舎で小児科を中心に仕事をしています。とにかく今は耐えるしかないと思います。どんなにがんばっても、医療費は削減され、医者が儲けているなどと、間違った報道が多い。いい加減にしてほしい。(開業医/小児科 60歳)世界的異常気象、天災、疾病、色々耐え忍び来年、次世代に安心な世の中を継承していきたい気持ちを込めて。(開業医/内科 51歳)保険査定も厳しい、医師不足も厳しい、医療訴訟も厳しい、あらゆる厳しさに耐え忍ぶ年だったと思います。(勤務医/消化器内科 45歳)★アンケート概要アンケート名『医師が選ぶ!今年の漢字』実施期間2014年12月2日~12月9日調査方法インターネット対象CareNet.com会員医師有効回答数3,570件

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事例32 薬剤使用に対する病名もれでの査定【斬らレセプト】

解説事例では処置に使用した薬剤が査定となった。主に病名もれを指摘するA事由(医学的に適応と認められないもの)であったためにカルテを確認した。カルテには蜂巣炎が一部潰瘍化し、プロスタンディン®を塗布して処置を行なったことが記入されており、レセプト通りの内容であった。同薬剤の添付文書を確認すると、効能・効果には「褥瘡、皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、糖尿病性潰瘍、下腿潰瘍、術後潰瘍)」と記載されており、潰瘍に対して使用される薬剤であった。蜂巣炎の症状が重い場合には潰瘍形成もあり得るが、レセプトには左下腿蜂巣炎のみであり、潰瘍形成の有無が読みとれない。したがって、レセプトから潰瘍形成が認められないのに潰瘍治療薬を使用しているとしてA査定となったものであろう。病名に状態が含まれる場合であっても、その状態が必然的に伴うものでない限り、病名の追加またはコメント記載が必要なのである。事例では、院外処方せんで処方した軟膏に対してもA事由で調剤薬局報酬分との相殺通知が届いた。

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妊娠初期の肥満が乳児死亡リスクに/BMJ

 母体の過体重や肥満は、乳児死亡率の増大と関連していることが、スウェーデン住民ベースコホート研究の結果、明らかにされた。同国カロリンスカ大学病院のStefan Johansson氏らが1992~2010年の出生児データを分析して報告した。満期産での死亡率増大および早産の出現頻度の増大が、乳児死亡率増大に寄与していたという。著者は、「母体の過体重と肥満は、世界中の乳児死亡率の重大かつ予防可能なリスク因子と考えられる」と考察し、他国における同関連の調査の必要性を提言するとともに、今回の所見は、公衆衛生担当者が乳児の健康促進のために妊婦の肥満予防に取り組むのに十分なエビデンスを有するものだと述べている。BMJ誌オンライン版2014年12月2日号掲載の報告より。母体BMIと乳児期リスクとの関連を調査、スウェーデン1992~2010年 研究グループは、1992~2010年にスウェーデンで生まれた単体出生児185万7,822例について、母体の過体重および肥満と、死因別死亡を含む乳児死亡との関連を調べた。 主要評価項目は、妊娠初期の母体BMIと乳児期死亡との関連で、生後1ヵ月以内および生後1ヵ月~1歳未満時の死亡率との関連も調べた。また評価は全要因および在胎期間別や死因別で評価した。オッズ比は、母体年齢、出産歴、喫煙、教育、身長、母親の出生国、出産時の暦年で補正した。乳児死亡リスク、母体BMIが25.0~29.9群1.25倍、35以上群は2倍超 母体特性をみると、54.6%が標準体重(BMI:18.5~24.9)で、過体重(25.0~29.9)は20.8%、肥満グレード1(30.0~34.9)6.2%、グレード2(35.0~39.9)1.8%、グレード3(40.0以上)0.6%であった。年齢は25~29歳が最も多く33.2%、次いで30~34歳で32.0%、35歳以上が17.3%。出産歴は初回が43.2%、2回目が36.4%で、喫煙者は11.6%、80.9%の母親がスウェーデン生まれなどとなっていた。 研究期間中の全乳児死亡は5,428例、乳児死亡率は2.9/1,000出生児であった。母体BMI別にみると、乳児死亡率は標準体重群では2.4/1,000出生児であったが、肥満グレード3群では5.8/1,000出生児で、標準体重と比べて過体重、肥満グレードが高いほど死亡率の増大がみられた。 補正後オッズ比でみると、過体重群1.25(95%信頼区間[CI]:1.16~1.35)、肥満グレード1群1.37(同:1.22~1.53)、また肥満グレード2群は2.11(同1.79~2.49)、肥満グレード3群は2.44(同:1.88~3.17)であり、肥満グレード2、3群では2倍以上となっていた。 早産(22~31週または32~36週)および満期産(37週以上)で層別化した分析では、母体BMIと乳児死亡リスクとの関連は、主として満期産群で認められた。同群では、新生児仮死やその他新生児期の疾患による死亡リスクが、過体重および肥満で高かった。また、肥満グレード2、3群では、先天奇形、乳児突然死症候群による乳児死亡率増大もみられた。

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【医療ニュース トップ100】2014年、最も読まれた「押さえておくべき」医学論文は?

今年も、4大医学誌の論文を日本語で紹介する『ジャーナル四天王』をはじめ、1,000本以上の論文をニュース形式で紹介してきました。その中で、会員の先生方の関心の高かった論文は何だったのでしょう? ここでは、アクセス数の多いものから100本を紹介します。 1位 日本男性の勃起硬度はアレと関連していた (2014/11/13) 2位 日本人若年性認知症で最も多い原因疾患は:筑波大学 (2014/1/7) 3位 子供はよく遊ばせておいたほうがよい (2014/3/28) 4位 思春期の精神障害、多くは20代前半で消失/Lancet (2014/1/27) 5位 なぜコーヒーでがんリスクが低下? (2014/7/31) 6位 メロンでかゆくなる主要アレルゲンを確認 (2014/4/15) 7位 新たな輸液プロトコル、造影剤誘発急性腎障害の予防に有効/Lancet (2014/6/9) 8位 体幹を鍛える腹部ブレーシング、腰痛に効果 (2014/5/7) 9位 コーヒーを多く飲む人は顔のシミが少ない (2014/8/7) 10位 スタチンと糖尿病リスク増大の関連判明/Lancet (2014/10/9) 11位 スルピリドをいま一度評価する (2014/5/16) 12位 米国の高血圧ガイドライン(JNC8)のインパクト/JAMA (2014/4/16) 13位 インフルエンザワクチン接種、無針注射器の時代に?/Lancet (2014/6/16) 14位 新規経口抗凝固薬4種vs.ワルファリン-心房細動患者のメタ解析-/Lancet (2013/12/25) 15位 アルコール依存症、薬物治療の減酒効果は?/JAMA (2014/5/29) 16位 SGLT2阻害薬「トホグリフロジン」の日本人への効果 (2014/2/28) 17位 大人のリンゴ病 4つの主要パターン (2014/7/29) 18位 脳動脈瘤、コイルvs. クリッピング、10年転帰/Lancet (2014/11/12) 19位 ACE阻害薬を超える心不全治療薬/NEJM (2014/9/8) 20位 アルツハイマーに有用な生薬はコレ (2014/11/14) 21位 塩分摂取と死亡リスクの関係はJカーブ/NEJM (2014/8/25) 22位 スタチン投与対象者はガイドラインごとに大きく異なる/JAMA (2014/4/14) 23位 食後血糖によい食事パターンは?(低脂肪vs低炭水化物vs地中海式) (2014/3/27) 24位 成人ADHDをどう見極める (2014/5/21) 25位 各種ダイエット法の減量効果/JAMA (2014/9/16) 26位 牛乳1日3杯以上で全死亡リスクが2倍/BMJ (2014/11/13) 27位 腰痛持ち女性、望ましい性交体位は? (2014/11/21) 28位 ロマンチックな恋愛は幸せか (2014/3/26) 29位 無糖コーヒーがうつ病リスク低下に寄与 (2014/5/8) 30位 下肢静脈瘤、ベストな治療法は?/NEJM (2014/10/10) 31位 せん妄管理における各抗精神病薬の違いは (2014/9/18) 32位 降圧薬投与量の自己調整の有用性/JAMA (2014/9/11) 33位 深部静脈血栓症の除外診断で注意すべきこと/BMJ (2014/3/20) 34位 StageII/III大腸がんでのD3郭清切除術「腹腔鏡下」vs「開腹」:ランダム化比較試験での短期成績(JCOG 0404) (2014/2/26) 35位 たった1つの質問で慢性腰痛患者のうつを評価できる (2014/2/21) 36位 スタチン時代にHDL上昇薬は必要か/BMJ (2014/8/7) 37位 就寝時、部屋は暗くしたほうがよいのか:奈良医大 (2014/8/29) 38位 認知症のBPSD改善に耳ツボ指圧が効果的 (2014/10/28) 39位 統合失調症患者の突然死、その主な原因は (2014/4/18) 40位 うつ病と殺虫剤、その関連が明らかに (2014/7/9) 41位 帯状疱疹のリスク増大要因が判明、若年ほど要注意/BMJ (2014/5/26) 42位 慢性のかゆみ、治療改善に有用な因子とは? (2014/7/1) 43位 女性の顔の肝斑、なぜ起きる? (2014/5/8) 44位 DES1年後のDAPT:継続か?中断か?/Lancet (2014/7/30) 45位 駆出率が保持された心不全での抗アルドステロン薬の効果は?/NEJM (2014/4/23) 46位 レビー小体型認知症、パーキンソン診断に有用な方法は (2014/10/30) 47位 アトピー性皮膚炎患者が避けるべきスキンケア用品 (2014/2/6) 48位 タバコの煙を吸い込む喫煙者の肺がんリスクは3.3倍:わが国の大規模症例対照研究 (2014/6/18) 49位 世界中で急拡大 「デング熱」の最新知見 (2014/10/17) 50位 円形脱毛症とビタミンDに深い関連あり (2014/4/10) 51位 不眠の薬物療法を減らすには (2014/7/23) 52位 オメプラゾールのメラニン阻害効果を確認 (2014/11/6) 53位 タバコ規制から50年で平均寿命が20年延長/JAMA (2014/1/16) 54位 ICUでの栄養療法、静脈と経腸は同等/NEJM (2014/10/15) 55位 認知症のBPSDに対する抗精神病薬のメリット、デメリット (2014/3/17) 56位 COPDにマクロライド系抗菌薬の長期療法は有効か (2014/1/13) 57位 座りきりの生活は心にどのような影響を及ぼすか (2014/5/12) 58位 PSA検診は有用か:13年後の比較/Lancet (2014/8/22) 59位 気道感染症への抗菌薬治療 待機的処方 vs 即時処方/BMJ (2014/3/17) 60位 血圧と12の心血管疾患の関連が明らかに~最新の研究より/Lancet (2014/6/19) 61位 マンモグラフィ検診は乳がん死を抑制しない/BMJ (2014/2/21) 62位 機能性便秘へのプロバイオティクスの効果 (2014/8/14) 63位 超高齢の大腸がん患者に手術は有用か:国内での検討 (2014/2/14) 64位 糖尿病予防には歩くよりヨガ (2014/8/4) 65位 乳がん術後リンパ節転移への放射線療法、効果が明確に/Lancet (2014/3/31) 66位 75歳以上でのマンモグラフィ検診は有効か (2014/8/11) 67位 大腸がん術後の定期検査、全死亡率を減少させず/JAMA (2014/1/23) 68位 「歩行とバランスの乱れ」はアルツハイマーのサインかも (2014/5/13) 69位 食事由来の脂肪酸の摂取状況、国によって大きなばらつき/BMJ (2014/4/28) 70位 心房細動合併の心不全、β遮断薬で予後改善せず/Lancet (2014/9/19) 71位 薬剤溶出ステントの直接比較、1年と5年では異なる結果に/Lancet (2014/3/24) 72位 ピロリ除菌、糖尿病だと失敗リスク2倍超 (2014/8/21) 73位 認知症にスタチンは有用か (2014/7/25) 74位 RA系阻害薬服用高齢者、ST合剤併用で突然死リスク1.38倍/BMJ (2014/11/20) 75位 腰痛へのアセトアミノフェンの効果に疑問/Lancet (2014/8/6) 76位 食べる速さはメタボと関連~日本の横断的研究 (2014/9/12) 77位 うつになったら、休むべきか働き続けるべきか (2014/9/16) 78位 英プライマリケアの抗菌治療失敗が増加/BMJ (2014/10/1) 79位 総胆管結石疑い 術前精査は必要?/JAMA (2014/7/21) 80位 歩くスピードが遅くなると認知症のサイン (2014/10/8) 81位 前立腺がん、全摘vs.放射線療法/BMJ (2014/3/10) 82位 緑茶が認知機能低下リスクを減少~日本の前向き研究 (2014/6/3) 83位 高力価スタチンが糖尿病発症リスクを増大させる/BMJ (2014/6/16) 84位 乳がんの病理学的完全奏効は代替エンドポイントとして不適/Lancet (2014/2/27) 85位 Na摂取増による血圧上昇、高血圧・高齢者で大/NEJM (2014/8/28) 86位 抗グルタミン酸受容体抗体が神経疾患に重大関与か (2014/8/15) 87位 歩数を2,000歩/日増加させれば心血管リスク8%低下/Lancet (2014/1/8) 88位 肩こりは頚椎X線で“みえる”のか (2014/3/19) 89位 地中海式ダイエットと糖尿病予防 (2014/4/7) 90位 閉塞性睡眠時無呼吸、CPAP vs. 夜間酸素補給/NEJM (2014/6/26) 91位 揚げ物は肥満遺伝子を活性化する?/BMJ (2014/4/3) 92位 6.5時間未満の睡眠で糖尿病リスク上昇 (2014/9/4) 93位 セロトニン症候群の発現メカニズムが判明 (2014/3/14) 94位 日本発!牛乳・乳製品を多く摂るほど認知症リスクが低下:久山町研究 (2014/6/20) 95位 肥満→腰痛のメカニズムの一部が明らかに (2014/8/8) 96位 低炭水化物食 vs 低脂肪食 (2014/8/7) 97位 認知症患者の調子のよい日/ 悪い日、決め手となるのは (2014/3/21) 98位 統合失調症患者は、なぜ過度に喫煙するのか (2014/7/2) 99位 血糖降下強化療法の評価―ACCORD試験続報/Lancet (2014/8/20) 100位 小児BCG接種、結核感染を2割予防/BMJ (2014/8/21) #feature2014 .dl_yy dt{width: 50px;} #feature2014 dl div{width: 600px;}

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