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健康長寿実現には早期死亡回避努力(早期死亡率改善)の忍耐強い継続的実践が優れた手段となる可能性に期待(解説:島田 俊夫 氏)-270

世界の先進国においては平均寿命が長くなり、平均寿命は70歳を超える時代に突入し、わが国を含む先進国の一部では女性は言うまでもなく90歳を超える勢いで、男性においても80歳を超える状況となっている。 本論文では、これ以上寿命を延ばすことにのみ目を向けるのではなく、健康寿命重視の立場から70歳未満のいわゆる早期死亡に視点を向け、早期死亡をいかにして減少させるかを国連(1970年~2010年)およびWHOのデータソース(2000年~2010年)を用いて検証し、具体的なデータに基づいて著者の考えをアピールしている。 Norheim氏らは、実施可能な目標こそが各国の政府に影響を与えるとして「2030年までに早期死亡の40%削減」を提案している。全死亡とヘルスケア改善には、修正可能な死亡原因や死亡の脅威となっている障害をすべて考慮することが必要であり、早期死亡の40%削減は、すべての国にとって不可避な課題であり、次の4つの目標達成を「2030年に向け継続可能な改善目標」として強化することを推奨している。(1)小児および妊産婦死亡の2/3削減、(2)結核、HIV、マラリアによる死亡の2/3削減、(3)非感染性疾患(NCDs)による早期死亡の1/3削減、(4)その他の要因(感染性疾患、低栄養、外傷)による死亡の1/3削減、である。 これらの目標達成が50歳未満死を半減し、50~69歳の死亡を1/3削減して、結果的には70歳未満死の40%削減が達成できるとしている。 この可能性を評価するために、人口上位25ヵ国、4つの所得国群および全世界の死亡動向をレビューしている。全死亡については1970~2010年の国連データを使用し、2000~2010年のWHOデータに基づき特異的原因死の動向調査を実施のうえ、2030年の各国人口を標準化した。 これらの情報を踏まえて著者は、「2000~2010年」にみられた死亡率減少の継続・維持・推進で、2030年の目標である疾患特異的死亡の2/3または1/3削減の目標達成は可能」としている。 この数値目標が達成されれば2030年の0~49歳の死亡は2,000万例のうち約1,000万例を、0~69歳の死亡は4,100万例のうち約1,700万例を減らすことが可能だと試算している。 この結果は、早期死亡を減らすことが発展途上国に限定されたものでなく先進国においてさえ、多少の差はあるとしてもあまねく健康改善の実現(健康長寿)に寄与することを強調している。また、NCDsのリスク因子であるタバコ、アルコールなどの使用を減らすことは早期死亡を減らすことに有効な手段となることは自明の理である。 単に長寿を追求する時代ではなくQuality of Lifeを考慮した健康長寿を目指す時代に私たちは生きている。

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発見者ピーター ピオットが語るエボラの今

 2014年10月30日、都内にて公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)メディアセミナーが開催され、エボラウイルス発見者の1人であるロンドン大学衛生熱帯医学大学院学長 ピーター・ピオット氏が「エボラ出血熱やその他の感染症への対応と課題」について講演した。記事の続編はこちら(エボラ熱“最後の1人まで終わらない”と発見者ピオット氏)。予測できなかった今回のアウトブレイク エボラ出血熱は、1976年に発見されて以来25の集団発生を起こしているが、すべて数ヵ月で完全に封じ込められている。その多くはコンゴ、ウガンダなどの中央アフリカでの発生であった。今回の西アフリカで起こった最大の集団発生はすべてが異なっており、誰も予測できなかったという。 今回のアウトブレイクの始まりは、昨年(2013年)12月 。その3ヵ月となる3月25日、WHOがギニアでエボラ集団発生が報告されたとの声明を発表。国際NGO、国境なき医師団などが急遽、発生地ギニアに入り、隔離ユニットによる診療を開始した。しかし、ギニアにおける状況はさらに悪化し6月には首都でも発生。この時点で流行は加速し、隣国リベリア、シエラレオネでも発生している。その後、さまざまな拡大防止策を実行しているが、今日に至っても集団発生は継続しており、シエラレオネ、リベリアそしてギニアの一部で発生が多い。西アフリカの制圧が唯一の予防策 発生地から遠く離れたスペイン、米国でもエボラによる死者が出ている。グローバルな時代の今日、流行を防止する策として国境閉鎖、渡航者のスクリーニングがあるが、科学的には有効とはいえない。唯一の予防策は、西アフリカで封じ込めることであると、ピオット氏はいう。 しかし、ここにきて国際的な動きが始まった。今回の初めての集団発生の報告から5ヵ月を要しているものの、8月にはWHOがPublic Health Emergency of International Concern(国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態)を宣言した。それに伴い、各国政府も活動を開始。米・英国も軍、関係者を派遣し、発生地における病院の建設、物流サポートを開始した。アウトブレイク制圧は初動がカギ この予想外の流行の背景には、初動の対応の不備があるという。ナイジェリアの数十年にわたる内戦、ギニアの政治腐敗、リベリアの医療サービスの崩壊(多くの医師が国外に去り、2010年には10万人に1人以下の医師しかいない)。これらのことが対応を遅らせ、流行がコントロールできない状態に陥らせてしまった。 このようななか、明るい兆しもある。セネガル、ナイジェリア、コンゴでは自国でエピデミックを制圧している。これは隔離、ケア提供、接触者の検疫という非常に単純な方法によるものである。つまり、初期対応が良ければ制圧は難しくないのである。 今日のようなグローバル世界では、いや応なく感染症の流行は台頭する。日本のような感染症の少ない国でも、流行の危険にさらされている。そのため、感染症には今後も注目し続けて欲しいと、ピオット氏は述べた。関連記事 エボラ出血熱 対策に成功し終息が宣言された国も エボラ出血熱の最新報告-国立国際医療研究センターメディアセミナー

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卵巣がんのリスク予測モデル、識別良好/BMJ

 ベルギー、ルーヴェン・カトリック大学のBen Van Calster氏らは、卵巣がんの良性または悪性を識別する術前のリスク予測モデル「Assessment of Different NEoplasias in the adnexa(ADNEX)」を開発した。10ヵ国24施設5,909例の患者の協力を得た開発・検証の前向き診断試験において、良好に識別したことを報告。また、同モデルにより、良性、境界悪性、ステージI浸潤、ステージII~IV浸潤、および二次性(転移性)腫瘍を識別できたという。著者は、「ADNEXモデルは、患者トリアージおよび治療方針を改善し、付属器関連の罹患率および死亡率に大きな影響を及ぼすだろう」と述べている。BMJ誌オンライン版2014年10月15日号掲載の報告より。10ヵ国患者5,909例のデータからADNEXモデル開発 ADNEXモデルは、10ヵ国の超音波検査センター24ヵ所で前向きに収集した臨床および超音波検査データを用い、観察診断試験にて開発・検証試験が行われた。 対象患者は付属器を含む卵巣に腫瘤があり、術前に標準化超音波検査を受けた女性。1999~2007年に登録した3,506例のデータを基にモデルを開発し、2009~2012年に登録した2,403例を対象に検証試験を行い、その後5,909例全員に対してアップデートを行った。 主要評価項目は、腫瘍の組織学的分類と手術ステージであった。良性と悪性、および4種の悪性サブタイプを識別 開発されたADNEXモデルには、3つの臨床予測因子(年齢、血清CA-125値、施設タイプ[がんセンターvs.その他病院])と6つの超音波所見予測因子(病変部最大径、固形腫瘍比率、嚢胞が10超、乳頭状隆起数、音響陰影、腹水)が含まれた。 ADNEXモデルの良性および悪性腫瘍の基本的な識別能は、ROC曲線下面積(AUC)で評価した結果、開発群0.954(95%信頼区間[CI]:0.947~0.961)、検証群0.943(同:0.934~0.952)であった。識別能は、施設による違いはみられなかった。 またADNEXモデルは、良性vs.境界悪性(検証群でのAUC:0.85)、良性vs.がんステージI(同:0.92)、良性vs.がんステージII~IV(同:0.99)、良性vs.二次性転移(同:0.95)を識別した。 悪性サブタイプ間のAUCは0.71~0.95にわたり、境界悪性vs.がんステージIは0.75、がんステージII~IV vs. 二次性転移は0.82であった。 検定曲線は、算出推定リスクが正確であることを示した。

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境界性パーソナリティ障害、予防のポイントは

 児童期の虐待と境界性パーソナリティ障害(BPD)との結び付きは明らかであるが、最近の研究において、いくつかの児童虐待フォームがBPDおよびBPD特性と特異的に関連している可能性が示唆されている。また、感情制御の困難さが、児童期に受けた虐待、BPDおよびBPD特性と関係していることも報告されていた。カナダ・ライアソン大学のJanice R. Kuo氏らは、児童期の精神的虐待とBPD特性との関連を調べた。結果、さまざまな児童虐待フォームの中でもとくに精神的虐待が、BPDの発症に関与する可能性があると報告。「BPDの予防および治療は、感情制御の治療戦略から得るべきベネフィットがあるかもしれない」とまとめている。Child Abuse & Neglect誌オンライン版2014年9月2日号の掲載報告。 本検討では、(1)児童期に受けた精神的虐待の頻度が、その他の児童虐待フォームで調節した場合、BPD特性重症度と特異的な関連性を示すかどうか、(2)感情制御の困難さが、児童期の精神的虐待とBPD特性重症度との関連性によるものかどうか、の2点について調べた。大学生サンプル243例に、質問票(Childhood Trauma Questionnaire - Short Form, Difficulties in Emotion Regulation Scale, and Borderline Symptom List-23)に回答を記入してもらい、重回帰分析と構造方程式モデリングにて評価した。 主な結果は以下のとおり。・児童精神的虐待(性的・身体的虐待ではない)の頻度が、BPD特性重症度と特異的に関連していることが示された。・児童期における、精神的虐待、身体的虐待、性的虐待と、BPD特性との間に直接的な関連は認められなかったが、児童期の精神的虐待とBPD特性との間には、感情制御の困難さを介した間接的な関連が認められた。・以上、さまざまな児童虐待フォームのうち、とくに精神的虐待がBPDの発症に寄与する可能性が示された。関連医療ニュース 境界性パーソナリティ障害、精神症状の特徴は 境界性パーソナリティ障害でみられる幻覚の正体は 境界性パーソナリティ障害患者の自殺行為を減少させるには  担当者へのご意見箱はこちら

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事例26 細菌培養同定検査の査定【斬らレセプト】

解説事例では左下肢の蜂窩織炎の患者に、D018細菌培養同定検査を実施したところC事由(医学的理由による不適当)で査定となった。レセプトには静脈採血があり、D018「3」細菌培養同定(血液)にて請求されている。血液に対して細菌培養同定を行う必要性のある病名が病名欄に表示されていない。嫌気性培養加算も算定されているが、血液に対して行う場合は、2ヵ所からの血液採取が奨励されており2回算定できる。事例では1回の算定であることと、診療報酬では「血液又は穿刺液」と記載されていることから、同一区分の穿刺液の入力誤りも考えられる。しかし、この区分の穿刺液は「胸水、腹水、髄液及び関節液」と規定されているので、蜂窩織炎の穿刺液に対しては適用されない。D018 「5」その他の部位からの検体の区分が適用される。いずれの理由にしても、レセプト上からは、医学的に不適当であることに変わりがないためC事由で査定となったものであろう。この事例では、蜂窩織炎からの穿刺液に対して検査が行われていた。医師が選択を迷わないように電子カルテの表示を変更した。

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スタチン試験、企業バイアスなし/BMJ

 スタチン試験への「資金提供企業のスポンサーバイアス」を調べたが、資金提供がされていない試験との比較で、スタチンによるLDLコレステロール(LDL-C)低下効果の差はみられなかった。効果の違いは用量の差によるもので、高用量であること低下値が大きかった。英国・London School of Economics and Political ScienceのHuseyin Naci氏らが、システマティックレビューとネットワークメタ解析で、スタチンのLDL-C低下効果を検討した無作為化試験183件を評価し報告した。BMJ誌オンライン版2014年10月3日号掲載の報告より。ネットワークメタ解析にて検証 検討は、文献データベースと参考文献リストから、1985年1月1日~2013年3月10日に発表された、スタチン試験報告の論文を特定した。適格としたのは、非盲検および二重盲検無作為化比較対照試験で、スタチンとその他のあらゆる用量の薬物または対照(プラセボ、食事療法、通常ケア)を比較しており、心血管疾患を有するまたは発症リスクを有する成人を対象とした試験とした。 2名の研究者が試験の適格性を評価し、各比較アーム群の被験者は50例以上、試験期間4週間以上の試験のみを解析に組み込んだ。1名がデータの抽出を行い、もう1名が精度の確認を行った。 主要評価項目は、LDL-C値のベースラインからの平均絶対変化値だった。各無作為化試験のアウトカムレベルは、ランダム効果ネットワークメタ解析法にて統合して評価した。スタチンのLDL-C低下効果の違いは、用量の違い 検索により183件のスタチン無作為化試験を組み込んだ。そのうち103件は、2アームまた複数アーム設定の比較試験だった。 全無作為化試験のエビデンスを統合した結果、LDL-C低下効果の差は、スタチン投与量が異なる時に示されることが明確になった。一般的に、高投与量ほど低下値は大きかった。 企業が資金提供した試験は146件あり、そのうち64件がプラセボ対照試験だった(43.8%)。 37件は資金提供が政府系機関であったが、実質的に企業の資金提供がなかった試験は16件(43.2%)だった。37件において35通りの用量設定比較が行われていた。そのうち31通りは、企業の資金提供があった試験でも行われていた。 それら企業の資金提供のあった試験となかった試験との比較において、それぞれのスタチンのLDL-C低下効果に統計的な有意差はみられなかった。両試験間のベースラインからのLDL-C低下の平均値は、資金提供のあった試験のほうが低かったが、その差は1.77mg/dL(95%信頼区間[CI]:-11.12~7.66)だった。エビデンスに関する矛盾点は検出されなかった。

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事例25 リハビリテーション総合計画評価料の査定【斬らレセプト】

解説事例では初診患者にH003-2リハビリテーション総合計画評価料を算定したところ、A事由(医学的に適応と認められないもの)を理由に査定となった。病名を含むレセプト内容を見直してみると、A事由の対象となる内容が見当たらない。同評価料の算定要件を見てみる。同評価料は、「定期的な医師の診察及び運動機能検査等の結果に基づき医師、看護師等の多職種が協働して作成し、これに基づいて行ったリハビリテーションの効果、実施方法等について共同して評価を行った場合に算定する」とある。患者は初診で、診療情報提供料1が算定されており、1日で転医したことがうかがわれる。算定留意事項のうち、複数日の診察を要する定期的な医師の診察という要件に加えて、計画に基づいて行われたリハビリテーションの効果に対する評価を行うという条件に当てはまらない。このことから、同評価料は初診時には適応がないとして、A事由で査定となったものであろう。リハビリテーションの実施があれば、同評価料が算定できるものではないことに留意を頂きたい。

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ICUでの栄養療法、静脈と経腸は同等/NEJM

 ICU入室の重症患者への早期栄養療法について、経静脈ルート(静脈栄養法)と経腸ルート(経腸栄養法)を比較した結果、30日全死亡率などのアウトカムは同等であることが示された。低血糖症と嘔吐の発生については、静脈栄養療法群で有意に低率だった。英国・Intensive Care National Audit and Research Centre(ICNARC)のSheila E. Harvey氏らが、ICU患者2,400例について行った無作為化比較試験の結果、明らかにした。同早期栄養療法については、いずれのルートが最も効果的かについて明らかとなっていなかった。NEJM誌オンライン版2014年10月1日号掲載の報告より。入院36時間以内~5日まで栄養療法を実施 検討は、英国33ヵ所のICUに緊急入室した成人重症患者2,400例を登録して行われた。 研究グループは被験者を無作為に2群に分け、一方には早期静脈栄養を、もう一方には早期経腸栄養を、それぞれ入院36時間以内から行い最長5日まで継続した。 主要アウトカムは、30日後の全死亡率だった。30日全死亡率は両群とも33~34% 被験者のうちデータが得られた2,388例(99.5%、静脈栄養群1,191例、経腸栄養群1,197例)について分析を行った。 30日全死亡率は、静脈栄養群が33.1%(393/1,188例)、経腸栄養群が34.2%(409/1,195例)であり、両群で同等だった(静脈栄養群の相対リスク:0.97、95%信頼区間:0.86~1.08、p=0.57)。 低血糖症の発生率については、静脈栄養群が3.7%(44例)に対し経腸栄養群が6.2%(74例)、嘔吐はそれぞれ8.4%(100例)と16.2%(194例)と、いずれも静脈栄養群で有意に低率だった(それぞれp=0.006、p<0.001)。 しかしながら、平均治療感染性合併症件数(0.22vs. 0.21、p=0.72)や90日死亡率(37.3%[442/1,184例]vs. 39.1%[464/1,188例]、p=0.40)、およびその他14項目の副次アウトカム、有害事象発生率については、両群で有意差は認められなかった。 なお、両群のカロリー摂取量は類似しており、いずれもほとんどの患者で摂取目標値には達しなかった。

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未来を担う医療系学生(02)

山田 美砂さん船橋市立看護専門学校2年希望進路:産婦人科たくさんのありがとうを忘れない看護師になりたいです(^^)コメントおばが助産師をしていた影響でこの道に進みました。高校生のころは、女性のライフイベントに立ち会いたいという思いから、助産師かブライダルプランナーかで迷ったこともありましたが、出産を助ける方を選びました。今2年生で、脳神経外科や循環器科を実習で回ったのですが、想像以上に大変で、体調と精神面のコントロールが大事だなと思います。夢に向かってモチベーションをあげて、頑張っていきたいです。撮影:江上嘉郁

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未来を担う医療系学生(03)

亀山 仁美さん日本獣医生命科学大学獣医学部 獣医学科 1年希望進路:獣医科獣医の仕事の幅広さを知ってもらえるような獣医になりたいです。コメント獣医を目指すきっかけになったのは、小学生のころに観た「動物のお医者さん」というテレビドラマです。獣医学部がドラマの舞台になっていて、すごく楽しそうで憧れましたね。動物の中で私が好きなのはヒヅメのある動物です。ひつじとか、やぎとか。実際に獣医になったら、楽しいことばかりじゃないだろうし、大変なことも多いでしょうが、動物に関わることに広く携わりたいです。撮影:田里弐裸衣

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未来を担う医療系学生(04)

菅野 未知子さん千葉大学医学部 医学科 5年希望進路:精神科話のしやすい雰囲気のDr.を目指します。コメント元々、東大の大学院で基礎医学の研究をしていたのですが、臨床経験が必要だと考え、学士編入しました。目指しているのは精神科。人の心は難しいけれど研究のしがいがあります。また、これからの時代、認知症は大きなテーマになると考えますが、治療法が確立していない未知の領域が多いです。何といっても、私の名前は「未知子」ですから、臨床と研究とを地道に続けて行って、いつか「未知」を発見できるといいな。撮影:江上嘉郁

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未来を担う医療系学生(05)

高柳 佑衣子さん東京女子医科大学医学部 医学科 3年希望進路:内科先輩方のように勉強と家庭を両立し、輝ける女性医師になりたいです。コメント医師になろうと思ったのは、両親の影響が大きいかもしれません。二人で開業しているので、いつも病院の現場は身近にありました。まだ専門は決め切れていないので、産婦人科、小児科、内科など勉強するなかでいろんなことを吸収して決めていきたいなって思っています撮影:田里弐裸衣

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未来を担う医療系学生(06)

今 華恵さん東北薬科大学薬学部 薬学科 6年 調剤以上に一芸ある薬剤師になりたいです。コメント宮城県の出身なんですが、東北地方で医歯薬が学べる大学は本当に少ないです。その中で、地元で、理系で、臨床につながる勉強ができるところを探した結果、東北薬科大学だったわけです。薬の勉強は楽しいですね。市販薬でも飲んでいる薬の作用や成分がよくわかるようになりました。今は、糖尿病予防の観点から学ぶ栄養学がとても面白い。将来は海外にも出てみたいと考えていて、この夏はさまざまな情報収集をしました。北欧とか、憧れますね。撮影:江上嘉郁

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未来を担う医療系学生(07)

奥田 綾乃さん熊本大学医学部 医学科 1年希望進路:放射線科思いやりあふれる素敵な医師を目指します。コメント叔父が放射線科医でとても尊敬しているので、いまのところ私も放射線科を目指しています。でも医学を学び始めたばかりなので、これからいろいろと勉強する中で、医師として本当に目指すところを探したいという思いもあります。どんな専門に進んでも、患者さんの気持ちに寄り添った治療ができる医師になるのが夢です。撮影:田里弐裸衣

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未来を担う医療系学生(08)

関根 茉理絵さん慶應義塾大学看護医療学部 3年 想いが強すぎて、ひと言では言い表せないですが、患者さんへの尊敬と努力は忘れません。コメントおばがナースをしています。直接仕事を見たことはないし、あまり話も聞いたことはないのですが、とにかく人の役に立つ仕事がしたいと考えていました。どんな仕事でも何かしら人の役に立つとは思うのですが、看護師はひとの命を助けることに直結しているのが何より魅力です。病気だけじゃなくて、患者さんの気持ちと人そのものにきちんと寄り添える看護師になるのが私の夢です。撮影:江上嘉郁

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未来を担う医療系学生(09)

落合 千晴さん川崎市立看護短期大学看護学部 2年 患者さんを笑顔にできる看護師さんを目指します。コメント将来は人の役に立つことがしたいと思っていて、仕事をいろいろと考えた結果、看護師になることを決めました。身近では、女性の従妹がやはり看護師をしています。彼女からも看護師の仕事について話を聞きました。体力的にも精神的にもハードなんだろうなと思いますが、今は大変さよりも看護師として人の役に立ちたいという気持ちが大きいので、頑張りたいと思います。撮影:田里弐裸衣

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未来を担う医療系学生(10)

川口 美咲慶應義塾大学薬学部 薬学科 3年 コメント元々理系科目が好きで、高校の生物の時間に遺伝子の実験がとても面白くて、生物自体好きだったのですが、そこから人体に興味を持つようになりました。その頃は化学が苦手だったのですが、いま薬学部で化学を改めて学ぶと、化学構造はとても興味深くて、楽しいと思えるようになりました。撮影:江上嘉郁

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未来を担う医療系学生(11)

河北 紗也香さん梅花女子大学看護学部 看護学科 3年希望進路:皮膚科みんなをHAPPYにできるナースになります♡コメント昔から、自分や周りの人たちが病院にかかることが多かったので、自然とナースになりたいと思うようになりました。とにかく人に接するのが好き。誰とでもすぐに仲良くなっちゃうし、すごく向いていると自分では思っています。あと、これは本当に偶然なんですが、私の誕生日、5月12日なんですが、ナイチンゲールと一緒なんです!これはもうナースになるしかないでしょ。頑張ります!撮影:田里弐裸衣

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未来を担う医療系学生(12)

吉光 真琴さん滋賀医科大学医学部 看護学科 2年希望進路:産婦人科この人なら「これ安心してしゃべれるわー」って思って、いっぱい笑ってしゃべってもらえる人になる。コメント海外で出産ケアをしている看護師さんのドキュメンタリー番組を見て看護師を目指そうと思いました。日本とは設備も環境も全く異なるところで果敢に妊婦さんを支える姿に、これしかないって思いました。もちろん将来は産婦人科希望。日本で何年か経験と技術を身につけたら、海外の病院でも働いてみたいなって思っています。撮影:江上嘉郁

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