Dr.須藤のビジュアル診断学<第2巻>
須藤博先生の一度見れば忘れない目からウロコの症例アトラス!
- シリーズ名
- Dr.須藤のビジュアル診断学シリーズ
- 診療科
- 総合診療科
- 収録内容
- 第4回「頸部と甲状腺関連」
第5回「お腹を真横から」
第6回「四肢・関節シリーズ」 - 講師
- 須藤 博
- 収録時間
- 93 分
- 価格
- 8,250円(税込)
- 発行日
- 2008-10-10
- 商品コード
- CND0098
第4回「頸部と甲状腺関連」
診断までのプロセスを文字通り「見て」いきます。今回の症例は 「59歳男性、主訴は発熱と咽頭痛」。この所見だけで何が分かるでしょうか。また、ひとつだけ検査をするとしたら何を選択しますか?
ビジュアル診断学がオススメする身体所見のコツとは、あらかじめ異常があることが分かっていて、身体所見でさらにもう一回確認すること。これこそビジュアル・フィードバックという奥義です。これを積み重ねるうちに次の患者さんからは、異常所見から診断に、という順番で診ることが出来るようになります。
ほかにも、“疾患を絞り込む三種の神器”「年齢、性別、主訴」やアキレス腱反射の弛緩相の遅延について、また病歴聴取のコツ、体重減少の鑑別診断など、豊富なビジュアル症例とともにお送りします。
第5回「お腹を真横から」
腹部所見を主にお送りします。右の写真では腹部を真横から視診していますが、「天使の弓サイン」が見られます。これらの症状からはどんなことがわかるでしょうか?
今回は、腹痛における病歴の重要性、痛みの性状(持続的か間欠的か)からわかること、症状の順番が重要な虫垂炎の診断など、豊富なビジュアル画像とともにお届けします。
第6回「四肢・関節シリーズ」
患者さんが診察室に入ってきたら、まずどこに目をやっていますか?須藤先生曰く、「人の足元を見ることはたまに役にたちます!」。
わざわざ下駄を履いて来院している、あるいは片側の靴紐がない場合などは何らかの原因で足が腫れているのではないか、とビジュアル診断学では些細な「気付き」を見逃しません!
左足を骨折した患者さんが右足を痛がっているのはなぜか? 高齢の急性単関節炎の患者、不明熱という診断だが・・・?今回は、豊富な症例とともに、「急性単関節炎」「関節液による鑑別診断」「急性多発炎性関節炎」「浮腫」などについてお届けします。
須藤 博 ( すどう ひろし )氏 大船中央病院 院長
1983年和歌山県立医科大学卒業。茅ヶ崎徳洲会総合病院、池上総合病院、東海大学医学部総合内科を経て2006年より大船中央病院勤務、2017年より現職。管理職になっても臨床力が「廃用性萎縮」に陥らないように、初診外来や研修医とのカンファレンスなど現場にこだわって悪あがき中。医学に限らず「好きなことをやり続けよう」をモットーに何にでも興味を持って面白がることが得意。輸液や酸塩基平衡は、一見難しいことをいかに易しく説明するかにこだわりあり。著書:『Dr.須藤の酸塩基平衡と水・電解質』(中山書店)など。
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