医療マンガ大賞受賞記念イベントレポート

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公開日:2019/12/20

患者と医療従事者の間に生じるコミュニケーションギャップ。誰もが少なからず感じたことがあるのではないでしょうか。2019年9月、神奈川県横浜市は、医療現場で生じるコミュニケーションギャップの改善を目的に、医療現場における「視点の違い」を描く「医療マンガ大賞」を募集しました。その受賞作決定を記念して、“SNS医療のカタチ”所属医師4人と写真家の幡野 広志氏が登壇したアフタートークイベントが12月に開催されたので、こちらで一部内容をご報告します。

市原 真【病理医ヤンデル@Dr_yandel】(SNS医療のカタチ/医師)

1978年生まれ。2003年北海道大学医学部卒、国立がんセンター中央病院(現国立がん研究センター中央病院)研修後、札幌厚生病院病理診断科。現在は主任部長。医学博士。病理専門医・研修指導医、臨床検査管理医、細胞診専門医。日本病理学会学術評議員(日本病理学会「社会への情報発信委員会」委員)。

堀向 健太【アレルギー専門医ほむほむ@ped_allergy】(SNS 医療のカタチ/医師)

1998年、鳥取大学医学部卒業。鳥取大学医学部附属病院および関連病院での勤務を経て、2007年、国立成育医療センター(現国立成育医療研究センター)アレルギー科、2012年から現職。日本小児科学会専門医/指導医。日本アレルギー学会専門医/指導医。日本小児アレルギー学会代議員。2014年、米国アレルギー臨床免疫学会雑誌に、世界初の保湿剤によるアトピー性皮膚炎発症予防研究を発表。2016年、ブログ「小児アレルギー科医の備忘録」を開設。

大塚 篤司【@otsukaman】(SNS医療のカタチ/医師)

千葉県出身、1976年生まれ。2003年、信州大学医学部卒業。皮膚科専門医、がん治療認定医。チューリッヒ大学病院皮膚科客員研究員を経て、京都大学医学部特定准教授として診療・研究・教育に取り組んでいる。専門はアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患と皮膚悪性腫瘍(主にがん免疫療法)。著書に『心にしみる皮膚の話』(朝日新聞出版社)『世界最高のエビデンスでやさしく伝える 最新医学で一番正しい アトピーの治し方』(ダイヤモンド社)がある。2018年より、SNS時代の新しい医療の啓蒙活動を行う「SNS医療のカタチ」プロジェクト活動を行う。

山本 健人【外科医けいゆう@keiyou30】(SNS医療のカタチ/医師)

2010年京都大学医学部卒業。複数の市中病院勤務を経て、現在、京都大学大学院医学研究科博士課程在籍。外科専門医、消化器病専門医、消化器外科専門医、感染症専門医、がん治療認定医など。「医師と患者の垣根をなくしたい」をモットーに、「外科医けいゆう」のペンネームで17年に医療情報サイト「外科医の視点」を開設。著書に『医者が教える正しい病院のかかり方』(幻冬舎)『外科医けいゆう先生が贈る初期研修の知恵』(シービーアール)がある。CareNet.comでは【外科医けいゆうの気になる話題】を連載。

幡野 広志【@hatanohiroshi】(写真家)

1983年東京生まれ。2004年日本写真芸術専門学校中退。2010年広告写真家高崎 勉氏に師事。「海上遺跡」Nikon Juna21受賞。2011年独立、結婚。2012年エプソンフォトグランプリ入賞。狩猟免許取得。2016年息子誕生。2017年に多発性骨髄腫を発病。cakesで「幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう。」を連載中。著書に『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』(PHP研究所)『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』(ポプラ社)がある。

医療マンガ大賞

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