患者コミュニケーション塾
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きちんと説明したつもりが患者さんにはうまく伝わっていなかった…そんな経験はありませんか? 本コラムでは、患者と医療者が協働する医療の実現を目指し活動する認定NPO法人COMLの山口育子氏が、医療現場で起こりがちな患者・医療者間コミュニケーションの問題を紹介し、改善のためのポイントを解説します。
山口 育子 ( やまぐち いくこ ) 氏認定NPO法人 ささえあい医療人権センターCOML理事長
[略歴]
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大阪市生まれ。自らの患者体験から、患者の自立と主体的医療への必要性を痛感していた1991年11月COMLと出会う。活動趣旨に共感し、1992年2月にCOMLのスタッフとなり、相談、編集、渉外などを担当。2002年4月に法人化したNPO法人ささえあい医療人権センターCOMLの専務理事兼事務局長を経て、2011年8月理事長に就任。著書に『賢い患者』(岩波新書)。
コンテンツ一覧
- 第23回 病院の“日常”に潜入!? 病院探検隊の誕生
- 第22回 患者・市民参画(PPI)の動きが高まっています
- 第21回 緊急避妊薬を巡って議論が紛糾
- 第20回 医薬分業は必要か? 薬機法改正
- 第19回 肺がん見落としの背景に制度全体の問題点~医療者と受診者の認識ギャップも
- 第18回 「地域枠」の流用で医学部「一般枠」増の実態
- 第17回 医師の働き方改革へ、患者側の視点
- 第16回 医療過誤=医療事故ではない?
- 第15回 チャットでもOK? 急変の場合は? オンライン診療の具体的な適用
- 第14回 オンライン診療、対象となるケースとならないケース
- 第13回 治療選択肢の提示、“丸投げ”や“強制”になっていませんか?
- 第12回 必要なのは患者力?医師の決断力?
- 第11回 先輩の背中見てコミュニケーション学ぶ時代は終わった!?
- 第10回 30%のリスク、どう伝える?
- 第9回 意識がないように見えても聞こえていた
- 第8回 「できない」と言えず繕い続けた医師と、信じた患者の思い
- 第7回 問われる医師の倫理観
- 第6回 深刻な世代間ギャップの存在
- 第5回 最期まで医師に見せなかった患者の本音
- 第4回 患者の不満・不信の原因
- 第3回 情報の共有に至るインフォームド・コンセントとは
- 第2回 患者の理解を妨げている要因
- 第1回 起こりがちな患者との思いの“ズレ”
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