ACSへの抗血小板療法、milvexian上乗せは無効/NEJM
急性冠症候群(ACS)発症後7日以内の患者において、標準的な抗血小板療法にmilvexianを上乗せしても、プラセボと比較して心血管死、心筋梗塞または虚血性脳卒中のリスクは低下しなかった。一方で、頭蓋内出血や致死的出血のリスクが増加することはなかった。米国・ハーバード大学のC. Michael Gibson氏らが、日本を含む44ヵ国893施設で実施された第III相無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験「LIBREXIA ACS試験」の結果を報告した。ACS発症後は虚血性イベントの再発リスクが高まるが、経口第XIa因子阻害薬であるmilvexianは、出血リスクを最小限に抑えつつ主要有害臨床イベントのリスクを低減させる可能性が示唆されていた。