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北米の若者で頭頸部メラノーマが激増

提供元:HealthDay News

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公開日:2019/11/05

 

 米国およびカナダの若者の間では、頭頸部の悪性黒色腫(メラノーマ)の罹患率が、ここ20年間で51.1%増加したことが、米セントルイス大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科のNosayaba Osazuwa-Peters氏らの研究で分かった。特に15~39歳の男性で罹患率の増加は顕著であったという。研究の詳細は「JAMA Otolaryngology-Head & Neck Surgery」10月3日オンライン版に掲載された。

 この研究は、北米中央がん登録協会のデータを用いたもの。1995~2014年に頭頸部メラノーマと診断された0歳児から39歳までの男女1万2,462人を対象に、後ろ向きに分析した。対象者のうち約55%は男性(男児)で、約91%は米国に居住していた。

 その結果、米国では、若年層における頭頸部メラノーマの罹患率は、1995年から2000年にかけて毎年約4.7%上昇し、2000年から2014年には毎年約1.2%上昇したことが分かった。一方、カナダでは1995年から2014年にかけて毎年約2.2%増加した。罹患率の増加には、男性と高齢者、非ヒスパニック系の白人が関連していたという。

 Osazuwa-Peters氏は「頭頸部以外の部位にできるメラノーマは、一般的には男性よりも女性で多くみられることから、今回の結果は重要だ」と指摘。「今回の結果を踏まえると、メラノーマ予防の啓発活動の対象は若い女性に限られるものではないことが示された」と述べている。

 メラノーマ症例の5人に1人は頭頸部に発生する。また、頭頸部メラノーマは他の部位のメラノーマに比べて生存率は低いことが知られており、Osazuwa-Peters氏らは「実際に、頭頸部メラノーマ患者の5年生存率は、他部位のメラノーマ患者の10年生存率よりも低い」と説明している。一方で、これまで若年層の頭頸部メラノーマに関するデータは限られていた。

 さらに、メラノーマ患者の診断時の平均年齢は63歳だが、日光曝露や屋内での人工的な日焼けによる頭頸部メラノーマの発生は、10歳代や若年成人で最も多いとされている。

 Osazuwa-Peters氏は「例えば、理髪師や美容師が、医師よりも先に頭皮の異常を見つけられるようになれば、頭頸部メラノーマの早期発見につながる可能性がある。そのため、この皮膚がんについて一般の関心を高めることが重要だ」と述べている。

[2019年10月9日/HealthDayNews]Copyright (c) 2019 HealthDay. All rights reserved.利用規定はこちら